足の付け根の痛みでお困りの方へ。なかなかどうしたら良いのかわかりにくい足の付け根の痛み。このページでは足の付け根の痛みについて詳しい情報を紹介しています。

足の付け根の痛みの種類

足の付け根の痛みと一言で言っても、その人によって違う状態である可能性があります。足の付け根の痛みの種類を紹介します。

1.足の付け根・鼠径部の痛み

足の付け根の痛みで多いのが鼠蹊部の痛みです。この部分には鼠径靭帯という靭帯があります。

鼠径部の痛みの原因

鼠蹊部の痛みの原因は股関節が捻じれていることです。股関節の捻じれの原因は下肢の筋膜との関係や、臀部から上半身にかけての筋膜の繋がりも関係します。

2.足の付け根・恥骨の痛み

産後の女性に多いです。恥骨付近に痛みがあります。恥骨結合やその周辺に痛みがあるケースです。

恥骨の痛みの原因

産後の恥骨痛の場合には出産による影響です。出産で骨盤が大きく広がりますので、その際に恥骨結合付近を痛めてしまうこともあります。

まれに男性でも恥骨の痛みを抱えてくる人がいます。その場合も骨盤の変位が関係しています。

3.足の付け根・股関節の痛み

股関節はソケットのような形状になっています。そして股関節の変位によりどの部位にストレスがかかっているかによって、痛みの出る部位も変わります。

鼠蹊部に痛みが出るケース、大転子付近(外側)に痛みが出るケース、股関節内部に痛みが出るケースがあります。

股関節の痛みの原因

股関節痛の原因は、大腿骨と臼蓋のアンバランスが関係しています。股関節周辺の靭帯や筋肉にストレスがかかって痛みが生じていますので、その関係性が調和するとストレスが取り除かれます。

4.足の付け根・内転筋群の痛み

足の付け根の痛みには、関節の痛みとして出るケースと、筋肉の痛みとして出るケースがあります。太ももの内側には内転筋群と呼ばれる筋肉がありますが、それらの筋肉のトラブルで足の付け根に痛みが出るケースがあります。

内転筋群の痛みの原因

筋肉が先か、骨格が先か、という議論がありますが、当院ではどちらかというと筋肉や筋膜の異常が先に起きてそれが骨格に影響を与えるという考え方を支持しています。

特に筋膜が関節や骨格に与える影響は大きいと考えています。内転筋群にトラブルが起きているとすれば、さらにそこにストレスを与えている要因もあるはずです。

そのまた原因というように、深い原因までさかのぼって施術していきます。

足の付け根の痛みの対策法

ストレッチ

適切なストレッチをすることで足の付け根の痛みが解消されることもあります。しかし、多くの場合はストレッチをするときに痛みを伴うのでそのような場合はそのストレッチは避けた方がよいでしょう。

案外多いのが、反対側が固くなっているケースです。たとえば右側の足の付け根に痛みがある人は、左側の臀部や股関節周辺が非常に固くなっていたりします。必ずそうとは限りませんが、そういうケースも多いです。

痛い患部以外に関連する固くなっているところが見つかればそこをストレッチすることで患部のストレスが取り除かれる場合もあります。

入浴

関節や筋肉の痛みの多くは温めると楽になります。外傷がなければ入浴で温めることはとても有効な手段です。温めると激痛が走る様な場合を除いて、楽になるようなら積極的に入浴で温めると良いでしょう。

使い捨てカイロ

日常生活でずっと入浴しているわけにはいきません。日中仕事をしている間も使い捨てカイロであれば温めることが出来ます。温めて患部の血流を良くするのです。慢性的な足の付け根の痛みの場合には、血流が悪くなっていると回復も送れます。

急性期の炎症が強い場合を除いて積極的に温めると良いでしょう。急性期でもうまく温めると痛みも早く取れることもあります。

運動

適度な運動も足の付け根の痛みには有効です。運動の種類にもよりますが、患部に負担にならないような種類の運動が良いでしょう。最近は医学的にも、安静のままに過ごすよりも積極的に動かした方が回復が早いことが知られてきました。

足の付け根の痛みの整体法

足の付け根が痛い人に対して、仙台やすらぎの杜整体院ではその部位だけに捉われずに全体の関連を考慮した整体を行っています。

ですから、股関節や骨盤以外にも動きのチェックをしたり、施術をしたりします。そして足の付け根を施術するのではなく、足の付け根にかかるストレスが自然と解放されるような整体を行っていきます。

足首の整体

足の付け根の痛みが足首の歪みに起因していることもあります。足首は家で言えば基礎の部分。車で言えばタイヤの部分。基礎が歪めば柱も傾きます。タイヤがパンクしていればハンドルもがたつきます。

同様に足首が歪んでいるとその影響は足の付け根はもちろん、骨盤や脊柱にも及びます。当院では足首も丁寧に整体していきます。

骨盤の整体

骨盤、股関節の可動域も丁寧にチェックします。この部位が変化すると全身のバランスが一気に変化しますので、丁寧に観ていきます。

下肢の整体

下肢というのは足首を含む脚全体の事ですが、脚と骨盤の繋がり、脚と上半身の繋がりを調和させていきます。ある部位だけの調整ではなく、全体のバランスが調和するように下肢からもアプローチしていきます。

脊柱の整体

脊柱や肋骨の歪みや捻じれは下半身にも影響します。足の付け根の痛みの原因が上半身にあることもあります。一見無関係に見えるところにも原因が潜んでいるものです。

足の付け根の痛みの整体症例

足の付け根の痛みでお悩みのクライアントさんが来院しました。30代の女性です。日常生活では特に痛みはありませんが、ピラティスであるポーズを取った時に左の鼠蹊部に痛みが走ります。

股関節の検査を行うと、左股関節が外旋、右股関節が内旋していました。左の臀部の筋群の緊張が強まっていました。そして肩甲骨の動きもだいぶ固まっています。

骨盤の調整をして、左の臀部の緊張を解放します。

とはいっても左の臀筋を揉みほぐすわけではありません。足首に優しく触れながら必要な刺激を臀部に通していきます。直接そこに触れずとも患部の奥深くから自然と緩んできます。

その調整を行うことで左右の股関節の捻じれが取れて、肩甲骨の動きも劇的に改善されたのでした。

この方は自覚症状として、左の鼠蹊部の痛みを抱えて来院したのですが、私が身体を観た感じではどちらかというと首や肩の緊張が強いように感じたのでそうお伝えしました。

とても軽くなったと喜んで頂いたのですが、帰り際に「もっと生きやすくなりますかね?」とボソッと一言。実は当院HPの「人生が変わる整体」というところに興味を持って下さったようです。

いろいろ人生このままでいいのかな?と思い悩んでいることもあるそうです。ちょうど帰り際だったので詳しくお話を伺うことは出来ませんでしたが、まさに私はそういう方の後押しのお手伝いをしたいと考えています。

正直申しまして、身体に現れている症状は結果であって、ほとんどの場合他に原因があります。その原因のまた原因と辿っていくと、何かしら内面的に満たされていないというところにたどり着きます。

股関節の痛みはスピリチュアルの観点から言えば「前に進む恐れ」という見方もあります。このまま突き進んでも大丈夫かな?という内面の不安が股関節の症状として現れているというわけです。

たしかにこの方の場合は当てはまりそうです。人間の身体は機械修理のように治療できるとは考えていません。心や魂や目には見えないエネルギー的な存在も同時に多次元的に存在しているのが人間です。

そういう存在に寄り添って少しでも生きるのが楽になるお手伝いをしていきたいと思っています。