整体院と接客・コミュニケーション

宮城県仙台市宮城野区のやすらぎの杜整体院です。整体院もお客様商売です。整体の技術も大事ですが、接客やコミュニケーションの技術も大事だと思っています。

整体の仕事をするようになってから、自分がお客の立場でいろいろなお店に行った時に店員さんの接客や気配りに対していろいろと気づくようになりました。サラリーマン時代には気にしていなかったことも自営業になると自然とそういう視点が養われるようで良いことも悪いことも気づくようになりました。

良いことは自分も真似して悪いことはやらないようにすれば良いので、どちらにせよとても勉強になります。

飲食店に学ぶ接客

以前は外に飲みに行くことはめったになかったのですが5年ほど前に多次元操体法のセミナーを始めてから、セミナー後に懇親会を行うようになりました。懇親会はいつも仙台駅前の居酒屋で行います。

新幹線で帰る先生も多いので出来るだけ仙台駅から近いお店で懇親会をしています。しかし、同じ費用でもお店によってかなり内容が違うことに気づきました。

料理の内容
飲み放題メニューの内容
店員さんの接客態度
仙台駅からのアクセス

最初のうちはアクセスを最優先でお店を選んでいましたが、上記の要因を総合的に判断して選ぶようになりました。

月に二回セミナーをやることが多いので毎回同じお店でも飽きるので、その時によってある程度条件を満たしたお店の中から違うお店を選ぶようにしています。

そして時々新規のお店を開拓しながら良い感じのお店のリストを増やしています。それもまた懇親会の楽しみになっています。

個人経営のお店の接客

懇親会の一次会は仙台駅前のお店なので会社組織で系列店を展開しているところが大半ですが、二次会、三次会と進むにつれて個人経営の小さなお店に行くこともあります。

たとえば小さなバーのオーナー兼バーテンダーがいるようなところだと、自分のような個人経営の整体院にとっても非常に勉強になることが多かったりします。大きなお店の接客とはまた違うんです。

飲食業界は非常に競争の激しい業界です。整体業界も近年はどんどん新しく開業した治療院、整体院も増えてますし、保険治療をしていた整骨院の先生も自費を導入して整体院化しているところも増えています。

飲食業界ほどではないにしろ、競争もどんどん激化していると感じます。だから飲食業界で長く経営しているお店から学べることは多いのです。特に個人経営の小さなお店ほど学びになることが多いです。

接客においてはお客との間に絶妙な距離感を取っているところが多いように思います。近すぎず遠すぎず、また必要に応じて近くなったり遠くなったり。あえて話さないようにしてくれたり、あえて話に混ざって来てくれたり。

そういうところはたくさん従業員のいるお店のアルバイトには出来ないところだと思います。そういう絶妙な空気感が心地よくてまたそこに行きたくなったりするものです。

整体院の接客のあり方

お店によって接客の雰囲気はまったく違いますが、整体院でもその院のカラーによって接客も違っていていいと思います。先生のキャラクターもそれぞれですし。

私は声を張った元気な接客もしないし、声も小さいし、ブスッとはしていないけど特別笑顔でもないし、世間話もあまりしません。

でも、信頼してくれて深い話をしてくれたり、今日もいましたけど涙を流す人も多いです。ホッとして安心したり、身体の緊張が解放されて涙があふれてくる人もいます。

安心して本音をさらけ出したり、心も体もリラックスして緊張が深い所から解放されていくためにはむしろ飲食業界より繊細に心と体に寄り添うコミュニケーションの技術が必要と感じます。

技術と書きましたけど、それはテクニックとして捉えると表面的なものになってしまいます。リピート率アップの為にそのようなテクニックを求めている整体師も多いように感じますがそれはちょっと違うと思います。

こういうのはテクニックではなくて、その先生の人柄だったり、まさにその人の「存在」、あり方が問われると思います。

話すとか話さないとか、何をしゃべるとか、そういう次元ではないと思います。その人と一緒に居るだけでなぜかわからないけど安心できる。そんな整体師のあり方を目指したいものです。