胃のむかつき・吐き気の症状が続き内科や胃腸科の病院に行っても、特に異常が見つからない人がいます。とりあえず吐き気止めの薬や胃薬を処方されますが、症状がなかなか改善しません。

今日もこのような症状抱えた方が来院しました。40代女性、山形県からの来院です。胃の症状や自律神経失調症などで検索して当院のHPを見つけて遠方から仙台市にある当院まで来院されました。

同様の症状でお悩みの方も多いことでしょうから、この方に対してお話した内容なども含めてこのページにまとめておきます。

胃のむかつき・吐き気と自律神経失調症

この方の主訴は胃痛、吐き気の他、のどのつまり感(ヒステリー球)、食道がびくびくして胸が苦しくなる、めまい、首こり、のぼせ、動悸、生理不順、不安感、イライラしやすい、疲れやすい、全身のだるさなどの多数の不定愁訴を抱えていました。

胃が悪いわけではない

病院へ行って、胃カメラを飲んでも特に異常があるわけでもありません。とりあえず、吐き気止めなどの症状を抑えるための薬が処方されて飲みますが症状は改善しません。

結局病院へ行っても毎回そんな感じなので現在は医療機関には通院していません。いろいろ検索して当院HPにたどり着きました。

山形県からなぜ仙台市まで来ようと思ったかというと、一番の決め手は症状を追いかけるのではなく、根本的な解決を目指してお手伝いをしていくという内容に惹かれたそうです。

そして、「どうしたらよいか、答えは身体が知っている」という内容にも惹かれたそうです。

胃の機能低下の問題

胃が悪くないとすれば何が悪いのでしょうか?当院では良いとか悪いとかいう見方はしません。胃がうまく働いていない状態になっているということです。生活の中で、いろいろなことが重なった結果として現在は胃の機能が低下した状態でバランスが取れているということです。

だから、現在の生活習慣の中でちょっと変えられるところを変えて行けばそのバランスも変化して行くのですよとお伝えしました。

自律神経のアンバランス

胃の機能低下を引き起こす要因としては自律神経のアンバランスが挙げられます。自律神経がうまく働いていないことで、胃を正常に動かす働きが低下してしまっているのです。

だから、胃に対してアプローチするのではなく自律神経の働きが良くなるように、心と身体に働きかけていく必要があるのです。

自律神経失調症の原因

自律神経失調症の原因は必ず生活の中に潜んでいます。遺伝的な要因が関係していることもありますが、その場合でも生活習慣にも自律神経のバランスを乱す要因があります。

胃のむかつきと精神的ストレス

胃のむかつき、胃痛、吐き気の原因として、ご本人の思い当たる原因がありました。それは職場でどうしても許せない人がいてそれが大きなストレスになっていたそうです。

この場合には、「許せない」「認めたくない」という想いですが感情でいえば「怒り」になると思います。怒りに代表されるネガティブな感情が身体の症状として現れることは医学的にも知られています。

怒ったり、不安や恐怖を感じている時に食欲が無くなったりする経験は誰もが経験していると思います。

そのような時は「闘うか、逃げるか反応」と呼ばれる交感神経が優位になった状態になっています。そんな話を伝えると「確かにずっと闘っているか、逃げているかという心境でした」とおっしゃっていました。

そのような交感神経が優位なモードではなかなか回復のスイッチが入りにくいのです。治癒モードになるには副交感神経が優位になり穏やかでリラックスした状態になる必要があります。

胃の痛み・むかつきと食生活の乱れ

当院では何かしら身体の痛みで悩んでいる人には砂糖や糖質の摂取を控えるように指導しています。

この方の場合もかなり当てはまっていました。

麺類、パンが好き。甘いもの大好き。糖質が過剰でタンパク質、ビタミン・ミネラル不足の状態でした。栄養と痛みの関係についてお話を進めると、だいぶ現在の生活と当てはまっているようでした。

こういう方は因果関係がはっきりしていますので、食生活を変えることでだいぶ改善しやすくなります。

身体の歪みと胃の症状

この方は腰痛も抱えていました。骨盤をチェックすると捻じれもあり姿勢もかなり背中が丸まって固まっていました。

整体の施術では身体のバランスが楽な状態でバランスが取れるようにしていきます。肩の動きも悪かったのが骨盤の操法であっけなく、腰痛と肩の動作が良くなってびっくりしていました。

ビックリしすぎて「え~~!…」と言ったきり言葉が出なくなっていました(笑)

背中の固まったところが緩むように自力で動いてもらうと「うわ~!これは気持ちいい~!!」と喜ばれていました。「身体はこんな動きを求めていたんですよ~♪」とお伝えしました。

身体が気持ちが良いように動かしていくとバランスもどんどん改善して行きます。これまでいろんなことを試して来て改善できなかったのですが、希望が見えて嬉しそうでした。

胃の症状(胃のむかつき・吐き気)に対する整体

厳密に言えば症状ごとの整体法というのはないんです。この症状の人にはこれをやると良いというある程度の目安はありますが、本当はその人の身体がどうしたらよいのか全部知っているんです。

この方も山形からわざわざ来院したのはそういうことが知りたかったからです。身体が知っていると言っても言葉で教えてくれるわけではありません。もちろん頭で考えてもわかりません。

どうやって身体と対話をするのかというと、丁寧に感覚に問いかけていくのです。快・不快・どちらでもない感じを丁寧に問いかけます。

感覚が鈍っている時はよく分からないかもしれません。でも繰り返し身体が喜ぶようなことをしていくとどんどん感覚も研ぎ澄まされていきます。

そうなるほどにより繊細なセルフ整体が出来るようになるし、施術を受ける時にもよりよい変化が出るようになっていきます。

整体を受けた後は、姿勢も可動域も変化して、身体もすっきり軽くなります。自律神経のバランスが切り替わるので初回初めて整体を受けた時や、最初のうちは一時的に眠くなったりだるくなったりという反応が出ることもありますが、その後すっきりします。