自律神経失調症は、あなたの生活習慣が自然の法則からはずれていることをお知らせしてくれる大切なメッセージです!

自律神経失調症の原因は日常生活に潜んでいます。
今までの生活習慣を見直し、生活習慣をできることから改善していくことで、症状も徐々に快方へ向かいます。

自律神経失調症は日常生活の習慣を改め、交感神経、副交感神経のバランスをとる必要があります。
とくに、「活動の神経」である「交感神経」が優位になりがちな生活習慣を、「休息の神経」である「副交感神経」を優位にするように改めることが大切です。

自律神経のバランスを整える方法

自律神経失調症は、今までの生活習慣が本来の自然なあり方からはずれていますよというメッセージです。
日常生活の食事、睡眠、労働、休養、運動などの習慣を見直してみましょう。

甘いもの(砂糖)の摂取をできるだけ控える

砂糖をたくさん含んだ甘いものの摂りすぎは、ストレス、無気力、イライラ、疲労などの原因になることはあまり知られていません。
甘いものの摂りすぎは、血液を酸性に傾け、疲労や無気力の原因になります。
また、血液中のカルシウムをうばうので、イライラしやすくなります。

ノイローゼ患者や登校拒否児たちに、甘いものの摂りすぎが多く見られるというデータもあります。

カフェインを控える

コーヒーや緑茶など、カフェインを多く含む飲み物は自律神経失調症状や、パニック症状を強める場合があります。

カフェインは副腎を刺激するのでアドレナリンが放出されます。
アドレナリンが交感神経を刺激し、イライラや興奮状態を引きおこします。
また、不眠を引き起こす原因にもなりますので、カフェインを控えるようにしましょう。

よく噛んでゆっくり食べる

仕事が忙しく、ゆっくり味わって食事ができない習慣にも問題があります。
早食いは胃腸への負担も高まります。よく噛むことで、たくさんのよい効果が得られます。

  • よく噛むことで、食物が小さくくだかれ、消化吸収がよくなる。
  • 唾液がたくさん分泌される。(唾液には消化酵素や殺菌力をもつ物質がたくさん含まれています。)
  • 噛む刺激が脳に伝えられ、活力が与えられます。

とにかく、よく噛むことは自律神経失調症に限らず、すべての不調を改善するために非常に大切なことです。体が弱っている人ほどたくさん噛むようにしましょう。
健康な人でも、一口最低30回は噛みたいところです。

自律神経失調症と診断され、薬を飲み続けても改善しなかった全身のだるさと吐き気が、一口最低50回噛むことを実践してもらったところ、数日で症状が改善した患者さんもいます。

小食を心がける

現代人のほとんどが食べすぎです。
お腹が空いていなくても、時間が来たからといって食事を摂ります。これでは胃腸の休む暇がありません。なるべく空腹感を感じてから食事を摂るようにしましょう。

食事はおなかいっぱいになるまで食べずに、腹八分目を心がけます。
昔から「腹八分目に医者いらず」と言われています。
消化しきれない食べ物が血液を汚す原因となります。
小食を心がけることで、自然と健康に近づきます。

半身浴をする

ぬるめのお湯(38~40度くらい)にゆっくり入浴します。
シャワーだけですますと、体の汚れは落ちるかもしれませんが、体の疲れが抜けません。

半身浴が大変効果的です。
みぞおちから下の部分だけお湯につけて、20分ほどつかっていると、上半身や顔から汗が出てきます。
全身の血行がよくなる効果と、リラックス効果があります。冷え性の人にもおすすめです。

カルシウムを補給する

血液中のカルシウムが不足すると、イライラしやすくなったり、精神症状が出やすくなります。
カルシウムを食品からしっかり補給する必要があります。

カルシウムというと乳製品のイメージがありますが、最近は牛乳を摂ってもあまり意味がないとう説もあちこちで聞かれるようになりました。
自然食の療法家の先生は牛乳や乳製品をさけるように指導しています。
また、最近では西洋医学の最先端の先生も牛乳・乳製品の害を訴えています。

海藻、小魚、野菜などから補給するのが一番よいでしょう。

深く呼吸をする

自律神経は意識的に操作できない神経ですが、唯一意識的に自律神経に働きかける方法があります。
それが、「呼吸」です。

ストレス状態にあると、無意識のうちに呼吸は浅くなっています。
それを意識的に深くゆっくりと呼吸をすることで、副交感神経が優位にはたらきます。

イライラしているとき、興奮しているときなどは、意識的に深呼吸をしてみましょう。
息をすべて吐き出すつもりでは~っとゆっくり吐き出すと、あとは自然と空気が入ってきます。
吐くことを意識するのがコツです。

適度な運動をする

精神的に疲れていても、運動不足で体がまったく疲れていないと、なかなか眠れません。
また、血行不良を引き起こし、こりや痛みの原因にもなります。

ジョギングやウォーキングを出来ればよいですが、なかなか時間や体力の問題もあり、実行に移せる人が少ないのも現状です。
自分の出来る範囲で、ストレッチをしたり、時々「伸び」をしてみたり、その場でスクワットをしたり工夫をしていくとよいでしょう。

自律神経失調症と整体施術

自律神経失調症の方の特徴として、頚部や肩の筋肉が緊張し、筋肉の中にコリができてしまっています。
筋肉のコリを取りのぞくと、血流が回復し、自律神経のアンバランスが整い、症状が改善します。
当院の整体施術は、患者さんが出来るだけリラックスできる施術を心がけています。

当院には自律神経失調症の方も多数来院されます。
心療内科や神経科へ通院しながら、薬物治療も併用されている方も多いです。
当院では、「心身一如」つまり心と体はひとつのものである、という考えを元にしています。
心の問題を心で解決しようとすることはなかなか大変です。
骨格や筋肉のバランスをソフトに整え、筋肉の緊張がやわらぐことで、心の緊張も少しずつほぐれてきます。

筋肉と骨格のバランスを調整し、その方に合わせた具体的な体質改善方法を指導しています。