病気にはどんな意味があるのでしょうか?

病気になってしまうと、運が悪いと思ったり、「なぜ自分だけこんな目に合わなければいけないのか?」などと考えたりしてしまいがちですが、自然の摂理という観点から見れば病気にも深い意味があります。

だけど、そんなことは一般的に病院でも言われないし、知らない人が大半だと思います。当院での、病気に込められた意味についての見解をご紹介します。

病気というのは、からだから送られたサインなのです。あなたの超意識、あなたの神聖なる部分、あなたの内なる神があなたにサインを送ってきているのです。あなたの思い、言葉、行動のうちどれかが、愛の法則、自己責任の法則に反していますよ、ということを教えようとして、病気というサインを送ってきているのです。

引用元:〈からだ〉の声を聞きなさい – あなたの中のスピリチュアルな友人
リズ ブルボー 浅岡 夢二
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この本は、心と身体の関係について非常にわかりやすく解説されている良書です。肉体的、物理的な次元からの視点だけではとうてい理解しにくいことではありますが、心が身体に与える影響については現在の西洋医学でも広く知られています。

またちょっと難しい表現にはなりますが、以下のような病気に対する解説も存在します。

人間の病気は、心で思うことや言葉で話すこと、そして具体的な行為によって表現される、その人の生き方のどこかが、自然の摂理に反しているときに、様々な波動領域に表現されている媒体相互間の連鎖関係がうまくはたらかなくなり、生命エネルギー(プラーナ)の流れが妨げられることに因って、高次媒体(心と神経系統)や肉体にいろいろな不調和が現象化してくるものです。

(中略)

想念の身体への影響には、私達の多くが考えている以上に大きな力があり、物質的なもののみに執着して霊的な世界には全く関心を払わなかったり、自分さえ良ければというような利己的な考えを持っていたり、また、こうでなければならないとか、こうしてはならないといった固定観念によって心が雁字搦めになっているために、自分の思い通りにならない状況に直面して葛藤していたり、憎しみや恐怖心といった否定的な感情によって心が占められていたりすると、これらの高次媒体に生じた不調和な波動が、よりヴァイブレーションの低い下限媒体に覿面(てきめん)に繁栄されて、肉体に肩こりから末期癌までのヴァラエティに富んだ症状を現象化することになります。

ここで現れてきた症状が何であるかということは、ほとんどどうでも良いことであって、その人の生き方が自然の摂理に反している、言い換えれば、その人が愛の欠如した状態にあると言うことを自覚させるための、自然の警告という点では、全く同じ意味を持っています。

引用元:黎明〈上巻〉
葦原 瑞穂
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肩こりだろうと、末期癌だろうと、病気は自然からの警告ということだそうです。(それ以外のケースもありますが、ここでは省略します。)だとすれば病気から回復するためには治療的アプローチ以外にも、同時に本人の心の気づきも必要であるということが言えそうです。

病気と気づき

黎明からの引用を続けましょう。私自身非常に重要であると感じていますので少々長めの引用になりますが、よろしくお願いします。

私達の多くは、このような各媒体の不調和が、最終的に心や身体に表わす症状を病気として見るわけですが、このような不調和は本来、原因である自然の摂理に反した生き方を改めることに因って取り除くべきものですから、最終結果として現れてきた肉体の病巣を切除したり、取り替えたり、様々な化学薬品を注入したりすることは、文字通りの対症療法に他なりません。

二十世紀までの医療技術の一番の問題点がここにあるのであって、原因をそのままにして、結果だけを辻褄を合わせようとするわけですから、仮に症状が回復し、治療が功を奏したように見えても、それは一時的なもので、いずれ再発したり、他の病気になったりすることが非常に多くあるわけです。

医療技術が進歩して、様々な病気の治療法が生み出されるにつれて、より複雑で治療困難な病気が次々と現れてくるのはこうした事情があるからで、本来は病気を治すことを直接の目的にするのではなく、病気を自然の摂理に反した警告と見なして(その原因は必ずしも今生で造っているとは限りませんので、因果関係を特定することが面倒ではありますが)、心で想い、言葉で語り、身体で行為する生活の全面を観直し、自然と調和する生活に戻すことで、結果として病気もなくなるというのが正しい対応の仕方です。

引用元:黎明〈上巻〉

このことは操体法の哲学ともまったく共通する考えです。

かといって現代医学の治療を全面否定するわけでもありません。緊急時に医学的治療を要する場合もあります。しかし、そのような場合にも上に紹介したような病気の意味があるということを理解することで、その後の対応仕方も変わるだろうし、それにより回復の仕方も変わってくると思います。

どのような治療法を選択する場合にも、治療や施術を受けるだけの受身の姿勢ではなく、自分のこれまで生活を謙虚に振り返り、より自然の摂理と調和する生活に変えていくことが必要であることは言うまでもありません。

だけど、「具体的にどうしたらいいのかわからない」という人も多いでしょうし、私もその人にとっての正確な答えはわかりません。だけど、当院にはそのヒントがたくさんあります。単に症状を取りのぞくのではなく、症状の意味を一緒に考え、より幸せな人生を送るお手伝いができる整体院でありたいと思っています。