あなたはまだ口呼吸を続けますか?

口呼吸は免疫力を低下させ、鼻呼吸が免疫力を向上させます。

あまり知られていないことですが、口呼吸は健康にとって非常によくありません。
そもそも人間は鼻で呼吸するように創られています。

人間以外の動物はみな鼻呼吸です。
犬が口を開けてハーハーしているのは、体温の調節のためで呼吸のためではありません。

口は消化器の一部で、鼻は呼吸器の一部だということを知っておいて下さい。
もちろん口で呼吸することもできますが、口の本来の役目ではないので鼻呼吸をしている場合と比べて様々な弊害があります。

口呼吸の弊害

  • のどの粘膜の炎症を起こす

    口で呼吸していると、様々な弊害があります。空気中のほこりやばい菌を直接吸ってしまいますので、のどの粘膜が炎症を起こします。眠っているときに口呼吸をしていると、朝起きたときにのどが痛くなります。

    鼻呼吸ならば、外の空気中のほこりやばい菌を取りのぞき、きれいな空気が肺に入ることになります。乾燥した空気にもちょうどよい湿り気が与えられます。温度も調整されます。鼻は空調設備のようなものなのです。


  • ばい菌が体内に入りやすくなる

    呼吸は常時しているものですから、口呼吸をしていると鼻呼吸に比べて、空気中に含まれているほこり、細菌などを大量に体内に取り込んでしまいます。
    風邪をひきやすくなり、口臭、歯周病、虫歯などの原因にもなります。


  • 免疫力の低下をまねく

    口呼吸で体内にたくさん雑菌が取りこまれると、腎臓病、アレルギー、アトピー、肌荒れなどを引き起こすという学説もあります。


  • 美容面でも悪影響を及ぼす

    口呼吸は美容面でも悪影響を及ぼします。口呼吸だと、口を常時開けていることになりますから、唇を閉めるための顔の筋肉が緩んでいます。それがしわやたるみの原因になります。
    口を閉じて鼻呼吸をするようになると、顔が引き締まってきます。

鼻呼吸に変える方法

鼻がつまっていると鼻呼吸はしにくいものです。
鼻呼吸ができないからといって、口呼吸をしていると余計に鼻がつまりやすくなります。

私も小学生の頃からの慢性鼻づまりで、口呼吸をしていました。今でも鼻がつまると口呼吸になります。
しかし、大きな点に気がつきました。それは、少しでも鼻が通っていれば鼻呼吸ができるということです。

少し苦しい感じがしても、口を閉じて鼻呼吸をしているとだんだん鼻の通りがよくなってくるのです。
ゆっくりできる範囲で鼻呼吸をしているうちに、確実に鼻がとおっている時間が長くなりました。

寒いときは鼻水が出たりして、鼻をたくさんかむと鼻がつまりやすくなりますが、普段は鼻で呼吸できるようになりました。

とにかく頑張って口を閉じて鼻呼吸にしようと努力してみることです。
口呼吸をしてきた場合、鼻の粘膜も空気が通ることになれていませんから、すぐに鼻がつまります。
鼻呼吸の努力をしているうちに、鼻の粘膜も強化され鼻呼吸ができるようになります。

鼻呼吸の効果

私自身の体験ですが、朝起きたときにのどが痛いのがなくなりました。

それから、以前は呼吸法をいろいろと試していたのですが、鼻から吸って口から吐くというものが多かったのです。それを、鼻から吸って鼻から吐くというようにしていると、とても自然に呼吸法が行なえるようになったのです。

そして口から吐いていたときと比べて呼吸法の効果を感じやすくなりました。
腹式とか胸式とかあまり考えずに、数分間鼻呼吸をゆっくりとくり返しているだけで、頭がすっきりとして、非常にリラックスした気分になれます。

鼻呼吸に慣れてくると、口で呼吸するのがとても不自然に感じるようになりました。
外の空気が直接のどに入ってくると、なんだかすごく無防備な感じがするのです。

口呼吸をしている方はぜひとも鼻呼吸をされることをおすすめします。

【院長のお薦めの本】

健康は「呼吸」で決まる―口呼吸が病気をつくり鼻呼吸が病気を治す
西原 克成
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