呼吸法・瞑想法・操体法を同時に行う呼吸瞑想操体法を紹介します!

呼吸法、瞑想、操体をいっぺんに出来るので一石三鳥です。呼吸も静まり心も静まり身体のバランスも整います。そんな夢のような方法を紹介します。

9年ほど前にブログに書いたこともありますが、改めてまとめた物を書いておきます。

呼吸瞑想操体法

呼吸瞑想操体法は考えたというか、自然に出来上がりました。

元々は呼吸法をあれこれ試していました。呼吸法の本やDVDもいろいろ読んだり見たりして試しました。

呼吸は呼吸筋を使ってやりますから、筋トレみたいなもので結構疲れます。筋トレも続かないタイプなので呼吸法も続かないのです。

操体法では健康の為の自己責任行動として「息食動想」の四つをあげています。食、動、想については自分でも意識的に取り組んでますしそれなりの良い成果も得られています。

しかし、「息」に関しては操体法の本に書かれている「腹式深呼吸」なるものを試してもどうもピンと来ない。他の呼吸法もいっぱい試したけれど結局呼吸法と名がつくものは続かないことがわかりました。

呼吸法が悪いのではありません。私の根性がないのです。根性なしの私でも出来る方法はないものか模索し続けました。


赤ちゃんの呼吸

腹式呼吸の説明文などでお腹をいっぱいへこませて息を吐いて、またお腹がいっぱい膨らむように息を吸うということが書かれています。

赤ちゃんは腹式呼吸、なんてことがよく言われていますが、赤ちゃんを観察しても頑張ってお腹をいっぱいへこませたり、頑張って吸ったりはしていません。

身体がリラックスして自然と呼吸をしていれば腹式呼吸になります。寝ている赤ちゃんのような呼吸が出来るととても身体がリラックスします。

頑張ってやるような呼吸法は続かないので、寝ている赤ちゃんのような呼吸にヒントがあると思いました。


動物は呼吸法をしない

赤ちゃんと同様に自然な存在として動物が挙げられます。動物も自然な呼吸をしていますが、やはりお腹が動いています。

そして、赤ちゃんも動物も「呼吸法」はしていないんですよね。呼吸をコントロールしていないのです。

呼吸をコントロールする呼吸法はたくさんあります。それはそれで効果があります。

根性なしの私は努力なしで続けられる呼吸法を探し求めていました。

呼吸を観察する瞑想法

瞑想法について調べていた時に出会った言葉が「呼吸を観察する」という言葉でした。

それまで呼吸をコントロールしようとしていた私は目からウロコが落ちました。コントロールを手放してただ観察することをしてみました。

鼻を通る空気の出入りの様子。お腹が膨らんだりへこんだりする様子。呼吸のリズム。背骨の動き。

コントロールしようとせずに、ただ感じるのです。ただそのままを観察します。

そうすると瞑想が深まり、呼吸も自然と穏やかになることがわかりました。瞑想でもあり呼吸法としても無理なく続けられることがわかりました。

何より深くリラックスできますし、楽になるし気持ちが良いのでまた実践したい気持ちになります。


身体を観察する瞑想法

呼吸を観察する瞑想を続けるうちに、観察の対象を呼吸だけでなく身体のいろいろな部位に広げてみました。

手の感じ、足の感じ、椅子と接触している臀部、顔面の筋肉、おでこの感覚、顎関節の周辺、首や肩の筋肉の様子等など。

いろいろなところに意識を向けるとその部分がむずがゆくなったり、チリチリした刺激を感じたり、内部にエネルギーのようなものを感じたり、いろいろな感覚が存在することがわかりました。

それらの感覚もただそのままに観察するということを続けました。

すると特別何をしたわけでもないのに、疲れが取れたりだるさが取れたりすることがわかりました。

もちろん瞑想の効果もありますから、深くリラックスして気持ちもすっきりリフレッシュします。


呼吸瞑想操体法

さらに、感覚を丁寧に観察すると身体の中から動きたい衝動が出てくることがあります。

そういう時はその衝動に素直に従います。自然に身体が動き始めます。身体の歪みを自動的に調整してくれるモードになります。自発動モードです。

訓練次第で小さな感覚に気づけるようになります。意識を向けることで気づきが得られます。丁寧に観察して丁寧に気づきます。繊細に気づくほどに繊細な調整がなされます。

この状態を呼吸瞑想操体法と名付けてだいたい毎日実践しています。気持ち良くてそのままウトウトしてしまうこともあります。

椅子にゆったり座って呼吸と身体を観察していくだけです。動きが出ない場合もありますがそれはそれで構いません。必要に応じて動きが出ますし、動かなくても内部で変化が起きています。


呼吸瞑想操体法と自発動

身体が自然に動き出す現象、自発動について少し説明します。

気功などでも自発動が起こります。自発動功と言われます。野口整体の活元運動とも似ています。

操体における自発動には様々なパターンがあります。身体が勝手に動き出すのでびっくりするかもしれませんが、安心して落ち着いて観察を続けます。

操体における自発動は意識的に止めることも出来ますし、そのまま放置してもいずれ自然と収まります。

ピクピクした痙攣のような動き

手や足がピクピク動き出すことがあります。ピクピクした動きはエネルギーの解放が起きていると考えています。

往復運動

手や脚、身体が同じ軌道を行ったり来たり往復運動を始めます。同じようなパターンの動きが出やすいです。

らせんの動き

円を描くような動き、らせんの軌道を描くような動きが出ることがあります。筋肉はらせん状についていることが多いので、筋肉が自然と動き出すことで太極拳や舞を踊っている様な美しい動きが出ることがあります。

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その他いろんな動きや感覚があります。感情が溢れてくることもあるかもしれません。イライラしたり、悲しくなったり、笑いがこみあげてきたり、等々。それらの現象は体内に蓄積されたエネルギーが解放されたり、または深くリラックスすることでエネルギーの循環が良くなって起こる現象と考えています。

人間の身体はとても不思議だなぁと思います。


呼吸瞑想操体法と整体

呼吸瞑想操体法は自分にとっては非常に良いセルフケア方法です。

何より効果が一石三鳥です。呼吸法、瞑想法、操体法がいっぺんに出来ます。心も体もリフレッシュ出来ます。

いつも動きが出るわけではないですが、動きが出なくとも瞑想にも呼吸法にもなります。

そして普段自分で操体法を行う時も、身体の観察の習慣があるので小さな感覚に気づきやすくなります。

当院オリジナルの操法がたくさんありますが、呼吸瞑想操体法を実践する中で気付いたりアイデアが降りてきたりしたものも結構あります。

楽々続けられる呼吸法でもありますからとてもお薦めです。このページを読むだけでも出来る人は出来ると思います。良くわからない方は操体法個人レッスンにて丁寧にご指導致します。

(2016年6月)