食べ過ぎをやめ、少食にすると驚くほど身体が軽くなります。

現代人のほとんどが食べ過ぎています。
そして現代病のほとんどが食べ過ぎていることが原因です。
食べ過ぎを改善するだけで多くの病気が快方にむかいます。

現代人は日頃から食べ過ぎる傾向にあります。普通に生活している人ですと、朝、昼、晩と3食食べます。さらに3食とは別に、甘いものやお菓子類、ジュース類をたくさん摂っている人もいます。

周りを見ても、みんな普通に3食食べているし、間食もしているので、特別異常なこととは思いません。ところが、たいした空腹感も感じないうちに次の食事を摂るという習慣を続けていると、人は病気になってしまいます。

大昔から食べ過ぎは寿命を縮めると言われています。
約3800年前に刻まれたピラミッドの刻印には、「人は食べた物の4分の1の栄養で生きられる。残りの4分の3は医者のために食べている」(食べ過ぎると病気になり、医者を儲けさせる)ということが書かれています。

食べ過ぎと疲労

消化活動をするには、莫大なエネルギーを必要とします。
平均的な食事の消化に必要とするエネルギーは、フルマラソンで消化するエネルギー量にも相当するといわれています。

お腹いっぱいごちそうを食べたあとに、眠くなったり、横になりたくなるのはそのためです。
消化にエネルギーを使うので体が疲労してしまうのです。

普通の人は一日に3食食べていると思いますが、たいていの人は3食も食べなければならないほど肉体を酷使してはいないのです。

老廃物を排出

人の体は栄養を吸収するだけでなく、老廃物を排出する時間も必要としています。
白血球などの免疫細胞が血液中のゴミを掃除してくれるようにできています。
ガン細胞でさえ、白血球がやっつけてくれるのです。

ところが、栄養を吸収しない時間(空腹の時間)が無いと、人の体は老廃物を処理している時間が取れません。老廃物を掃除して排出することができなくなってしまうのです。

体内に老廃物がたまってくると、眠い、だるい、体が重たい、から始まって、ひどくなると肩こりや体の痛みが生じやすくなります。
内臓の病気にもかかりやすくなります。現代の生活習慣病のほとんどが、食べ過ぎによるものだと言っても過言ではありません。

「なんとなく食べたくない」「食欲がない」というときこそ、体の中で大掃除をしているときなのです。食べたくないときは食べないのが自然です。栄養を吸収したくないから、「食欲がない」というメッセージが出ているのです。
食べたくないのに無理して食べているとかえって病気になってしまいます。体の自然の声に耳を傾けてみてください。

プチ断食と少食

世の中にはたくさんの健康法があふれています。これを食べると良いといって、ある特定の食品を食べる健康法が満ちあふれています。

自然界の食べ物ならば、どんな食べ物であれ、成分を分析すれば、一つや二つは体に良い成分が出てくるのは当然です。
だからといって、その食べ物を一生懸命食べたとしてもたいした効果は望めないのではないでしょうか?

現代の日本は栄養が足りない時代ではありません。食べ過ぎによって病気になっています。ところが、たいていの人は自分が食べ過ぎているなどと思ってはいません。

朝起きるのがつらいという人は、試しに夕食を1食抜いて寝てみてください。翌朝体が軽く目覚めがよくなることを感じられると思います。

プチ断食、週末断食などもはやっています。週末を利用して食事を抜くことで、体調の改善を図るというものです。断食道場へ泊り込んで、正式に断食修行をしなくても、プチ断食でも充分効果を感じることが出来ます。
それだけ普段食べ過ぎているということです。

何かを体に取り入れる健康法を試していてなかなか効果が感じられない人は、 体にとってみれば、取り入れることをやめることが必要とされているのかもしれません。
「食べない」健康法がおすすめです。

【院長のお薦めの本】

石原結実式◎プチ断食で病気にならないからだになる!―解毒ダイエット決定版 (別冊宝島)
石原 結実
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