ボキボキしない整体

宮城県仙台市宮城野区のやすらぎの杜整体院です。30代女性クライアントさんの整体症例です。通院しているお母様のご紹介で娘さんも一緒に来院しました。お母様は50代で甲状腺の手術後の体調不良が整体でとても楽になられて、その後も定期的に通院されています。

一緒に暮らしている30代の娘さんもいろいろ体調が悪いとのことで、今日一緒に連れて来られました。

娘さんの主訴は肩こりですが、様々な体調不良を抱えていました。耳鳴り、顎関節症、目の疲れ、首こり、手や腕のしびれ、腰痛、足のしびれ、膝痛もあります。

冷え性で吐き気、不眠、便秘、むくみなどの症状もありました。とにかく全身が固く疲れやすくだるいということです。

でも、整体はボキボキされるので怖いと思ってて整体院には行ったことがなかったそうです。お母さんの勧めでボキボキしないし痛いこともしないからということで一緒に来られたのでした。

不思議な整体

多次元操体法の施術を口で紹介するよりも実際に横で見てもらった方が早いので、まずはお母さんの施術をするのを見ててもらいました。

その場でどんどんお母さんの身体が変化して行くのを、「へ~~~!」「不思議~~~!」と言いながら楽しそうに見てくれていました。

お母さんもとても感覚の良い方なので、私の施術を「あ~、それ気持ちいいです!」喜んでくれます。娘さんにもわかりやすいように「どの辺が気持ちが良いですか?」と尋ねると「この辺が気持ちが良いです~~~♪」と言います。

私としては腰とか背中とかどの辺が良い感じですか?と尋ねたつもりだったのですが、目を閉じながら「この辺が気持ち良いです~~」と言うので娘さんは隣で見てて大爆笑(笑)とても楽しい雰囲気で施術が進みました。

スゴイ!スゴイ!の連発

お母さんの施術が終わって娘さんと交代です。娘さんも感覚の良い方でしたし、お母さんの整体の様子を横で見てて安心してくれたようです。最初からとても気持ちよさを味わって頂くことが出来ました。

そして、お母さんと同じようにその場でどんどん身体が変化して行きます。娘さんは「え~!全然違う!!スゴイ!」と絶賛してくれたのですが、それ以上に横で見ていたお母さんが大興奮なのです(^^)

「自分で受けてても凄いけど、横で見てるともっと凄い!!先生、マジックショー見てるみたい!先生凄い!!凄い!!」と大喜びです。

明るいお母さんと娘さんが一緒になって「先生、凄い!凄い!!」と盛り上げてくれるものですから私もいい気分になります(^^)まるでサクラみたいです。

「まるでサクラみたいですね(笑)」と言うと、「八百長試合やってるんじゃないかって、嘘みたいに思えるくらいにびっくりする!先生ホント凄い!!」とまた褒めてくれるんです。

でも私は言いました。

「凄いでしょ!でも大したことやっていないでしょ?凄いのは身体が凄いんですよ。ちゃんとコツをつかめば自分でもこういうこと出来るようになりますよ。」

確かに最初は不思議だし、私のことを凄いと思ってくださる人もいますが、練習するとだんだん自分ひとりでも身体の調整が出来るようになります。

整体院はエンターテイメント劇場

「整体や施術はエンターティメントである」という考えがあります。私もずいぶん前からそう思っています。親しい治療家の先生の中にもそう考えている先生も何人かいます。

ある程度経営がうまく行っている先生は、意識的にしろ無意識的にしろエンターティメント的要素は取り入れていると思います。

整体院という空間の中で整体というサービスを提供する。どうしたらより感動して頂けるか、どうしたらより喜んで頂けるだろうか?と工夫する中で手技の見せ方や順番や検査と手技の組み合わせ方も工夫していきました。

また整体院の空間自体もよりリラックスして安心して頂けるための工夫もしてきました。クライアントさんの中には院内に入るだけで回復のスイッチが入る人がいます。

そしてエンターティメントは、提供する側と受ける側がいて、今回のお母さんと娘さんのように一緒に盛り上がって楽しんでくださる方がいると凄く場が盛り上がります。そして、それは単に楽しいという感情だけでなく、実際の回復や元気になるというプロセスと直結しているように思うのです。

しかし、整体院というエンターティメント劇場はいつでも喜劇とは限りません。いろんな人間模様があります。抱えている症状も人それぞれ。その症状の発症に至るまでの経緯も人それぞれ。治り方も人それぞれです。

笑いがあふれる場合もありますし、悲しさ、寂しさに気づくこともあるかもしれません。自分の内側の感情に気づき涙があふれ出す人もいます。

その人がその人の人生を、よりその人らしく生きられるようにお手伝いしたいと思っています。