宮城県仙台市宮城野区のやすらぎの杜整体院です。

整体の症例をご紹介します。仙台市太白区からの50代男性です。主訴は上半身のあちこちが痛いということでした。頭、首、胸、肩、背中、足裏に痛みがあります。
吐き気、疲れやすさ、だるさの症状も抱えています。

20年前から続いているということですから相当にお辛いことと思います。

オステオパシーの治療院、鍼灸院にも通っていますが、これ以上の改善が見込めなさそうだとご自身で判断して当院に来院されました。この判断はとても大切だと思います。まったく身体が変わらないなら、通院する意味がありません。

身体の痛みと糖質制限食

また整体などの施術を受けてその場は楽になるけど、また生活の中で症状が出てくるのであれば生活習慣の改善も必要です。この方は身体のあちこちに痛みが出ていました。私の整体の臨床経験上、このような症状は生理的なバランスが崩れている可能性があります。

私の感覚では痛みが続いていたり、なかなか治りにくい人は糖質の過剰摂取になっている傾向が強いように感じています。

食生活を伺うと甘いものはほとんど食べないようにしているとのこと。糖質制限も実践中だそうです。ところが二回目に来院した時によく伺ってみると夕食のみ主食を食べていないだけで朝食、昼食は普通にご飯を食べているとのことです。プチ糖質制限を実践中でした。

糖質制限食で有名な江部先生の著作によると、夕食の主食を抜くのがプチ糖質制限食、夕食と朝食の主食抜きがスタンダード糖質制限食、三食とも主食を抜くのがスーパー糖質制限食と言われています。

主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる!
主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる!

ちなみに私は3~4年ほど前からスタンダード糖質制限食を実践しています。この夏からは三食とも主食抜きでスーパー糖質制限食をしています。私の体験は気が向いたらいつかまた別の機会に書こうと思います。

このクライアントさんは、なぜプチ糖質制限食をしているかというと、これ以上主食を抜くとエネルギー不足で身体がもたないと思っているからと仰っていました。

普通にご飯やパンの主食を食べていると、身体は糖質をエネルギー源として動くようになります。ところが糖質制限を実践していると脂肪を分解してエネルギーに変えてくれるようになります。

糖質をエネルギー源として使う仕組みは人類の歴史からみれば最近のことであり、むしろ本来の在り方ではないそうです。そんな話をしたら、早速さらに糖質を減らしてみますとのことでした。

ちなみに主食を減らしても糖質は何かと体に入ってきます。よっぽど注意していなければどんどん入ってきます。糖質制限をすると痩せると言われていますが、この方はどちらかと言うとやや太り気味の体型ですので必要以上に糖質は摂取していると思いました。

骨盤の歪みと呼吸の制限

それと身体が酸欠になってもだるさや痛みが出ます。筋肉が凝り固まっていたり、姿勢が悪くなると呼吸のための運動が制限されてしまいます。この方の身体のバランスを見ると呼吸がしにくそうでした。

身体のバランスと呼吸の関係について説明すると、とても思い当たることがあったようで納得されていました。肋骨周辺の筋膜の緊張が強いので姿勢も悪くなるし、呼吸もしにくい状態になっていました。

当院の整体(多次元操体法)セッションでは、一部の筋肉を揉み解すようなことはしませんが、一つの手技を行うごとに広い範囲に同時に変化が起きます。筋膜の繋がりを意識して施術を行っています。

筋膜の状態が変化すると骨格も変化します。姿勢がガラッと変わるのです。骨盤の動きも良くなります。骨盤矯正と称して、静止した状態での骨盤の位置だけを見て矯正している整体院もありますが、大切なのは骨盤が自由が動きを取り戻すことです。

骨盤が自由に動けるという事は、骨盤と下半身、骨盤と上半身の連動も良くなりますから一気に全身の動きの自由度が高まります。だから当院では骨盤の動きは重要視しています。見た目の歪みそのものよりも、動きの制限を解放することを重要視しています。

鎖骨と肩甲骨の動き

当院では骨盤と脊柱以外に、鎖骨と肩甲骨の動きも注意深く観ています。肩こりや腰痛がある場合に、鎖骨と肩甲骨と上腕骨のバランスが崩れていることが多いです。首や肩の症状は骨盤の歪みと同時に上肢のバランスを整えるように整体を行います。

骨盤と体幹部と上肢、下肢、頭頸部。

全部が自由に本来の動きを取り戻せれば自然と回復力も上がっていきます。症状の部位に捉われずに自由な身体を取り戻します。このクライアントさんのように、あちこちが痛いとか全身だるいという場合には、全身の中の不調和が解消するようにお手伝いしていきます。