宮城県仙台市宮城野区のやすらぎの杜整体院です。整体症例です。仙台市泉区在住の50代女性。通院して五年目になります。毎月定期的にメンテナンス通院をされています。いつも土曜日に来院して、次回とその次と二回分の予約を押さえて帰られます。ありがたいです。

今日は股関節の違和感、首・肩のコリなどの症状がありました。いつものように症状には捉われず足元から調和が取れるように整体を進めていきます。もう何十回も来てくださっているので操体法の味わい方も動き方もとても丁寧で上手です。

施術の最後の方で腕を伸ばして、腕から背骨にかけて気持ちよく伸びをしていました。私はクライアントさんの片方の腕に触れて操法をしていましたが、クライアントさんがもう片方の手で顔のあたりを押さえています。

あれ、どうしたのかな?頭が痛いのかな?

気分が悪いのかな?と思って「大丈夫ですか?」と尋ねると

「何だか涙が出て来ちゃった…すみません」

と仰います。

そういう時はなるべく涙が出るにお任せしています。特に何を話すわけでもなく、淡々と操法を続けます。

何があったとかも聞きませんでした。話したければ自分で話すでしょうし、聞かれたくないこともあるでしょう。

いろいろ頑張ってたのが緩んでくると、感情のエネルギーも解放されることがあります。

整体と涙

整体をして身体の緊張がゆるんでくると涙が出ることがあります。何か会話をしていて心の琴線に触れて涙が出るということももちろんあります。しかし、一切会話をせずにただ身体に対する施術をしていて涙があふれてくるということも時々あります。

本当は泣きたいくらいに辛いことがあったのだけれど、その気持ちを押さえこんでいる場合に、身体が緩むことで押さえこんでものがあふれてくるのです。

そもそも心と身体は一つですので、心が変われば身体も変わるし、身体が変われば心も変わるものなのです。

ティッシュを渡して「何かお辛いことがあったですか?」と一言だけ聞いてみると、最近ちょっと嫌なことがあったそうです。少し話してくれました。

急に涙が出てきたので自分でもびっくりしたそうです。

心と身体を解放する整体

これは私からの働きかけでこのような現象が起きたわけではなく、このクライアントさんが丁寧にご自身の体の感覚を味わったことで、感情のエネルギーにも気づけたわけです。

その結果が涙があふれるという現象になったのです。本当は泣きたかったのだけど、泣くのは恥ずかしい、とか涙を流すのはみっともない、という気持ちもあります。一般的には女性より男性の方がそういう気持ちは強いかと思います。

だから、涙が出ないように感情に蓋をします。しかし抑圧された感情はエネルギーですから、そのエネルギーが昇華されない限りずっと身体に残ります。そうです、身体に残るのです。

身体を解放していくことは、自分の心を解放していくことでもあります。その為には自分の身体に気づくこと。自分の身体の感覚に丁寧に気づいていくこと。そして味わうこと。

安心して身体と対話ができるような場を提供していきます!!