宮城県仙台市宮城野区のやすらぎの杜整体院です。二回目来院の30代女性。仕事をしながらヨガのインストラクターの資格取得のために勉強中です。主訴は肩こり、首こりで来院しました。

ヨガのポーズを頑張りすぎて首が痛くなったそうです。話を聞くとかなり熱心にヨガの勉強をされています。仙台の先生のもとで資格を取得したものの、また新たに別の先生のもとで学ばれているそうです。

定期的に合宿にも参加しながらヨガを実践しているそうです。姿勢も身のこなしもとても綺麗でさすがです。操体法を行う時の動きも感覚もばっちりいい感じです。

ヨガと操体法の共通点

ヨガと言えば窮屈なポーズを頑張ってやるイメージもありますが、それは表面的なイメージです。体との対話を深めていく方法だと思っています。当院にはヨガの先生やインストラクターをされている方々もたくさん通院していました。

皆さんお話を伺うと長年やっている先生ほど「気持ちよく行う」ということを強調されていました。操体法も気持ちよさを身体に問いかけながらおこなうボディワークですので、とてもヨガと相性が良いのです。

ヨガのポーズもやり方次第では操体法として行うことも可能です。ヨガのポーズが気持ち良ければそのまま操体法です。さらにもっと気持ち良くなるように体を微妙に動かして微調整します。

美しいヨガのポーズとしては失格かもしれませんが、その崩れたポーズがちょうど身体が求めているものであれば非常に気持ちよいでしょう。その気持ちよさを十分に味わっていると身体が自然と整うのです。

操体法のヨガレッスンへの活用

ヨガの先生でもこのような原理を知っていると、レッスンのやり方もちょっと変わってきます。

操体法を知る前はとにかくポーズを決めることを優先したり、生徒さんにも無理をさせてしまっていたというヨガの先生が、操体法を知ってからはレッスンがとても優しく穏やかに進められるようになったと話してくれたことがありました。

先生自身もレッスンが楽になったし、生徒さんからも喜ばれるようになったと感謝して下さいました。

整体(操体法)の本質

操体法でも操法の型は存在しますが、本当に大切なのは形ではありません。初心者のうちはどうしても形に目が行きます。操法を行う時の身体の位置や角度などを一生懸命覚えようとしがちです。

たしかにそういう期間も大切ではありますが、もっと大切なことは操法の形よりも感覚です。身体が喜んでいるという感覚を自分なりに掴んでいく。

気持ちよさを味わうと言っても、その気持ちよさは他人と比べることは出来ないし、自分自身で見つけていくものです。人によって感覚はそれぞれ違います。

そして自分で身体を動かして自分で気持ちよさを味わって、それでその結果身体がどう変化して行くのか自分で確かめるのです。それを自分の責任で行うのが操体法です。操体法は自己責任の世界です。良くなるのも変わらないのも悪くなるのも自己責任。

自然の法則の中で、どう動いてどう味わうとどうなるのか?

自分で確かめていくのです。
それがその人の操体の歩みです。

これはヨガであっても他のボディワークであっても深く実践していくときっと共通している部分がたくさんあると思うんです。

私は自然法則があるのみ、と考えています。いろいろな療法があり、ボディワークがあり、理論が存在しますが自然法則とどう関わっていくか、ということだけだと思っています。

人が勝手に理論を組み立てて名前を付けているだけです。でもその根底には自然法則があります。その法則をいつも感じて観続けて行きたいと思います。