柔らかい手で優しく触れる

宮城県仙台市宮城野区のやすらぎの杜整体院です。

「先生の手は何でそんなに柔らかいんですか?」

先ほどいらした常連クライアントさん(40代女性)に聞かれました。

「触れる時も、触れている時も、離す時もすっごい手が柔らかいんですよね。例えて言うとまるでスフレみたい♪(笑)」

「手が柔らかくなるようにいつも手のお手入れとかしてらっしゃるんですか?」とも聞かれました。

「プロなので♪」と答えました(^^)

私は多次元操体法講習会でも柔らかい手の話や触れ方について結構口うるさくお伝えしています。固い手で雑に触れるとその瞬間に細胞に緊張を伝えてしまいます。

それはクライアントさんの無意識領域で起こることなので、クライアントさん本人も気づなかいレベルで起こります。

一方優しく安心できる触れ方をされると、細胞レベルで緊張が緩みます。脳が緊張を解除するのです。だから整体のテクニックも大事ですけれどそれ以前の触れ方が出来ていないと効果が出ません。

特に、繊細な感性を持っている方ほどそういう違いに敏感に反応してくださいます。口に出さなくても「何となく」感じているのです。そして「何となく感じていること」の影響は頭で思っている以上に大きいのです。

柔らかい手で優しく触れることが整体の第一歩であり基本です。ところがそれが出来ていない整体の先生もたくさんいます。だいたい治療家の先生の手は固いです。柔らかい手の先生はめったに出会えません。

たまにとても手が柔らかい先生と会うこともありますが、やはりそういう先生は日頃から意識して過ごしていらっしゃいます。そして、施術時だけでなく普段から丁寧に周りの人や物に対して接していらっしゃいます。

施術の時だけ手を柔らかく使おうと思っても無理なのです。

何となく感じること

柔らかい手で触れられると人間の身体は何となく安心します。デジタルな反応ではありませんし、人によってはだから何だと思う人もいるかもしれません。

しかし、人生は何となく感じることに支配されています。

何となく不安、何となくイライラする、何となくつまらない、何となくうまく行かない…。そんな気分で過ごしているとそのような現実が創造されます。

何となく幸せ、何となくいい気分、何となくいい感じ、何となく安心する、何となく心地よい…。そんな気分で過ごしているとそのような現実が創造されます。

ここでいう何となくというのは頭で頑張ってそのように思い込むことでは決してありません。何となく内側から湧き上がってくる思いのことです。

何となく安心できて、何となくリラックスして、何となく心地よい状態で、何となく効く感じがする施術を受けると実際いろんな変化が起こってきます。

この「何となく」というのが深いのです。

言葉にすると「何となく」というだけですが、何となくを追究していくと深く広い世界が広がっているのです。

優しさと力強さ

柔らかく優しく触れると言うと誤解されることがあるのですが、単に弱々しい触れ方とも違います。優しくて安心感がある手は柔らかさと同時に力強さも宿しています。

母性と父性。

その両者を同時に掌に宿します。これを頭で考える治療家の先生が多いですけど頭で考えてしまうとどんどんわからなくなります。でも経験を積むとわかってきます。

多次元操体法セミナーの常連の先生は皆さんわかってくださっています。でも最初は皆さん言われてもわからなかったと言います。わからないなりに繰り返し訓練していくとだんだんわかるようになってきます。

これは頭の理解を超えて身体の感覚としてわかってきます。