ばね指や手の指の痛みと整体方法について解説します。

手の指の痛みでお困りの方へ。

手の指が痛いととても不便です。原因は何なのか?とても不安だと思います。手の指の痛みや違和感やこわばりなどの原因も様々です。

手の指の痛みの原因とそれぞれの対策について書いてみます。

手の指の痛みの原因 関節リウマチ

関節リウマチでも手の指の関節が痛みます。

関節リウマチの症状としては、朝起きたときに手の指がこわばって動かしにくかったり、関節部分に痛みや腫れが見られます。

医学的には免疫システムの異常でなると言われています。

ひどくなると関節の痛みだけでなく骨の変形を引き起こします。関節だけでなく全身の倦怠感や疲れやすいといった症状が出ることもあります。

膠原病の一種で非常に治りにくい病気として知られています。血液検査でリウマチかどうかの判断が出来ますので一度病院で検査してもらうことをお薦めします。

代替療法でリウマチが改善するケースも耳にします。ストレスケア、食改善等により身体の免疫システムが高まり治った人もいます。

西洋医学で難病と言われている病気でも、生活(生き方)改善により回復に向かうケースもあります。様々な情報が飛び交っていますので情報の選択には注意が必要です。

自己の責任にて、情報を選び試してみる価値はあると考えています。

基本的にはリウマチの場合は整体ではなく、西洋医学の範疇になります。

手の指の痛みの原因 ばね指

ばね指になると指の曲げ伸ばしがやりにくなります。曲がったところから伸びなくなったりします。無理に伸ばすと「パキン」と引っかかりながら急に伸びる現象があります。

ばね指の原因は腱鞘炎です。腱鞘炎は手首の症状として知られていますが、手の指にも起こるのです。

腱鞘炎を起こす原因としては多くの場合手の使いすぎです。負荷がかかり過ぎるくらいに酷使してしまっているのです。

手の指の関節のこわばり

リウマチやばね指でなくとも、朝起きたときに手の指がこわばって関節を曲げ伸ばししにくい、という場合にも注意が必要です。

手の指の筋肉が固くなって関節の動きも制限されています。ばね指のケースと同様に首や肩のこり、腰痛や背部痛なども同時に抱えている人が多いです。

肩こりもなくて指だけこわばるという人は少ないと思います。腕も手も指もしんどいのです。

このような人は指だけ揉み解したとしても一時的な効果になってしまいます。上半身全体に血液が行きわたり、手の末端まで循環が良くなると手の指の症状も改善しやすくなります。

ばね指の整体

炎症が鎮まるまでは、なるべく無理な動かし方や負担のかかるような動作を避けます。

ばね指になる人は指の筋肉も凝り固まっています。そういう人は手の指のみならず、前腕や上腕、そして首や肩のこりも同時に抱えていることがほとんどです。

ばね指の整体と言っても、指だけでなく他の部位も含めて血流が良くなるようにケアしていく必要があります。

ほっといて治る場合もありますが、手を酷使する習慣が変わらないと悪化していきます。あまり酷くなると手術しないと治らなくなりますので、早めのケアが大切です。

全身のバランスと腕や指のバランスが変わると血流も改善します。治りやすい環境が整えば身体が自然と治してくれるようになります。当院の整体では身体が自然に治してくれるためのお手伝いをしています。

整体(多次元操体)と指の痛み

多次元操体法では全身のバランスを整え、それから末端のバランスも整えます。

「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、森も木も見ます。全体も部分も大事です。

全体のバランスが整うと部分の症状は勝手に良くなってしまうことも多いですが、特に末端の指などの症状は指の関節や筋肉に対する繊細な調整を必要とします。

 

手の指の整体(多次元操体法)

手の指の整体も、他の部位も基本的に考え方は同じです。

操体法では快適さ、気持ち良さといった感覚に基づいて施術を進めていきます。治る刺激は快適な刺激なのです。

多次元操体法では、さらに「圧の封じ込め」「筋膜のテンションの繋がり」を繊細に感じ取りながら施術(セッション)を行います。

指の場合は繊細にミリ単位、場合によってはそれ以下の動きを感じ取りながら調整します。

どれだけ身体からの情報を繊細に読み取れるかが勝負です。大きい関節の場合に比べてより繊細なアプローチが必要になります。

手の指の痛みのセルフケア 掌(てのひら)開花操法

手の指を握りにくいという場合のセルフケア方法です。

指の操法の一種です。手の指が握りにくいという場合に有効です。手を握った状態(にぎりにくい状態ならその位置)から、ゆっくりスローモーションで手のひらを開いていきます。

花が咲く様子の早回し映像がありますが、それをスローモーションで手で再現するイメージです。

スピードは目で見ていてほとんどわからないくらいのスピードでやります。一ミリ動かすのに何秒もかけるくらいでいいです。それくらいのスピードでやると手の指の感覚がクリアになります。

そうしたら、手のひらの花が咲くのに対して、咲くのを遮るような形でもう片方の手で包み込みます。そしてソフトにソフトに補助抵抗をかけます。抵抗というには優しすぎるくらいの力加減です。

掌の花が咲く動きと、もう一方の手で遮る動きがちょうど釣り合うようにします。その時にうまく圧が封じ込められた状態、もしくは手の指の筋膜のテンションが繋がった状態が作られると、穏やかな気持ち良さが得られます。

なかなか文章だけでは伝わりにくいかもしれませんが、出来そうな方はぜひお試しください。

(2016年6月)