整体のワーク(多次元操体法)

宮城県仙台市宮城野区のやすらぎの杜整体院です。先日の多次元操体法講習会の中で次のような整体実技のワークをやりました。

1.各自組んだ相手と不調の有無の確認、関節の可動域のチェックなどをする

2.どこに触れられたいか聞く

3.触れたらさらに皮膚をどのようにずらされたいか聞く

4.再度不調の確認、可動域の確認

すると全員が何かしらの良い変化を感じることが出来ました。中には劇的に症状が改善した人や、劇的に可動域が広がった人もいました。

このワークのポイントは、出来るだけ思考を鎮めることです。特に2のどこに触れられたいかという質問を頭で考えると良い答えは得られません。

例えば、腰が痛かったとして「どこに触れたら腰の痛みが和らぐだろうか?」と考えた時点でアウトです。それは頭で考えているからです。今までの経験や知識に基づいて頭で考えています。

それが悪いことであると言いたいのではなくて、このワークでは一旦そういう情報は脇に置いておいて純粋に身体に尋ねていくのです。そうすると思いもよらないところを触れて欲しかったりします。

すると不思議な事にそこに触れられるだけで、まったく関係のないようなところの動きが良くなったりします。症状が大幅に改善したりします。

頭をなるべく空っぽにして身体に意識を向けて身体を感じると、何となくここに触れて欲しいという情報がやってきます。その内側からの情報に気づくのです。

治す意識を無くす

このワークをやるときに、受け手の人は治してほしいという気持ちを脇に置きます。操法を行う人は治してあげようという意識を脇に置きます。

そして純粋にただ触れて感じます。お互いにその感覚を味わい共有します。整体とか治療とかの枠を超えて、純粋に味わうのがポイントです。そうするといろいろと不思議とも思えることが起こります。

でもなかなかこれが出来ないんですよねー。

整体の仕事をしている先生ほど出来ません。頭でどうにかしてあげたいって考えてしまいます。お金をもらっている以上何とか結果を出したい、ちょっとでも痛みを和らげて上げたい、いろいろ考えちゃうんですよね。

それはそれで良いんだけど、治りたい、治したい、って思考を脇に置いて(無くすのは出来ないから一旦脇に置くってイメージです)、それで純粋に体に問いかけていくんです。

そうすると考えて何かした時以上に素晴らしい成果が出たりするんです。それをお互いにワークを通じて体験して貰ったのでした。