宮城県仙台市宮城野区のやすらぎの杜整体院です。

昨日は午後から第49回多次元操体法講習会でした。
その午前中にグループレッスンを行いました。

多次元操体法グループレッスン つま先上げ操法

つま先上げ操法のリクエストがありましたのでやりました。

つま先上げ操法の効果

つま先上げ操法は操体法の基本操法の中で
もっとも基本中の基本的な操法ですが、
もっとも難易度が高い操法でもあります。

例えば中華料理でチャーハンが奥深いのと同様に
つま先上げ操法もとても奥深い操法なのです。

レッスンでつま先上げのリクエストを頂いた大内先生は
講習会参加者の中でも最多参加回数を誇るベテラン先生ですが
それでもつま先上げをまた改めて練習したいとリクエスト頂きました。

治療家ではない一般の方でも出来る操法ですが
私はとてつもなく奥深い操法だと考えています。

仰向けで膝を立てて寝て、足の甲に抵抗をかけて
足首からつま先をそりあげてもらう操法です。

手順はシンプルで簡単ですが、やり方次第で
この操法だけで全身のバランスが激変します。

しかも深い所から変わります。
骨盤や脊柱のみならず顎関節や頭蓋骨や手の末端まで変わります。

さらには精神面への効果、トラウマの解放、感情の解放などの
可能性も秘めている操法です。

つま先上げ操法のコツ

つま先上げ操法にはたくさんのコツがあります。
コツを一つ一つ丁寧に伝えて練習すると
それだけで丸一日あっても足りません。

さらにはつま先上げ操法に伴う検査方法や
応用バージョンのやり方もたくさんありますので
つま先上げ操法だけでも合宿セミナーが出来てしまうくらいです。

私も操体を実践し始めて、三年目、五年目、七年目と、
年数が経過するに従いつま先上げ操法に対する見方も
自分の中で変化してきました。

10年以上が経過した今もつま先上げ操法は難しい操法だと感じています。
しかしうまく決まるとぎっくり腰などの急性症状でも
慢性的な症状でも劇的に変化する事も多いです。

昨日のレッスンでは、つま先上げ操法のやり方について
一挙手一投足について細かく解説させて頂きました。

つま先上げ操法に入る前段階から一つ一つの動作について解説しました。
それぞれの一つ一つの動作の意味を理解し丁寧に行うことが大切です。

操法自体の技術とそれ以外の技術。
ともに大切と考えています。

受け手の人の潜在意識、細胞がリラックスできるための
場づくりや触れ方、触れる手順、検査の手順などがあります。

そういうところを蔑ろ(ないがしろ)にして
テクニックだけを高めようとしても効果は半減してしまいます。

でも整体の仕事をしていてもそういうところを
意識していない人も多いように思います。

人間の身体は機械とは違います。

心と魂がありますから、そのような存在として
尊重して接することが出来るかどうか。

そのような意識の在り方と、その意識を技術にどう反映させていくか。
当院のグループレッスンや講習会ではそのようなことも含めてお伝えしています。

第49回多次元操体法講習会 グループレッスン参加報告

参加者のお一人大内先生より感想を頂いたのでご紹介させて頂きます。

大内先生の感想

上川名先生、みなさま、いつもお世話になっております。 福島の大内です。 第49回多次元操体法講習会、午前のグループレッスン参加報告です。

今回は午前、午後を通じて上川名先生から「繊細に小さく動く」「儀式」 という言葉が多く発せられました。 その言葉を踏まえての感想です。

午前のグループレッスンではわたしのリクエストでつま先上げを取り上げていただきました。 つま先上げはクライアントの皆さまへどなたにも行っている操法です。

今回リクエストさせていただいた理由は、ルーチン化してしまって、 流れのなかの「ひとつの操法」という感じになってしまっていました。

このつま先上げの一手で終わってもいいのではないかというほど 絶大な効果が現れる操法ですが、ひとつの操法に思いが込もっていない、 ただただ流れでおこなってしまっているという状況のときがありました。

今回もう一度基本に立ち返って、この「基本の基」のつま先上げを掘り下げて学ばせていただこうと思いました。

上川名先生からいただいたお言葉は 「つま先上げは膝裏のコリが取れる、膝倒しが楽になる、というレベルではなく いろいろなところが変化するという理解が深まるほどにそれが操体の魅力になる。」 「宇宙の大自然との調和という意識で行うと凄いことがおこる。 ただの健康体操というレベルではない。」

ただつま先上げをするのではなく背景にそのような意識を持って取り組むと、 思ってもみなかった絶大な効果が現れます。

レッスンの内容から

  • より深いところに効く操法ほどシンプル
  •  より深く掘り下げていくと、とんでもない効果が出る。
  • マンネリ化している場合は余韻を長くする
  • つま先から上半身につなげるときは繊細につなげる。
  • 感覚を共有する。
  • つま先を上げる→縦の意識→横の意識(腕をどうしたい、首をどうしたい)     
  • 動かしたくなかったら動かさなくてもよい。動きが出てきたらついていく。
  • ただただ釣り合い、そして寄り添う
  • その人の体が全部やってくれる

たかがつま先上げと思うなかれ。 このシンプルな操法のなかにまだまだ深く深く突き詰めていける要素があります。

そしてひとつの操法を「儀式」という神聖な感覚で行うことによって、宇宙と繋がるそしてヒーリングが起きる。

今回のグループレッスンを機にまだまだつま先上げの精度を磨いていきます。

通常グループレッスンは1時間30分ぐらいですが、30分延長の2時間でした。 このつま先上げのみで合宿が出来るのではないかというほど内容が盛りだくさんのグループレッスンでした。

上川名先生、参加のみなさま、今回も大変お世話になりました。

南福島整体院  大内和幸