セルフケア整体(ひとり操体)について

仙台市宮城野区のやすらぎの杜整体院です。当院ではセルフケアのための整体を教えています。当院で行っている整体施術の大半はそのままセルフケアとしても応用出来ます。

実は、当院のオリジナル操法の中には私自身がセルフケアをあれこれ行う中で気づいたことを操法にしたものがたくさんあります。

自分でセルフケアをしていて、「あーこれは気持ちが良いなぁ」というものを他人に提供するならどうやってやればいいのかな、ということで工夫してきたものも結構あるのです。

操体法の世界はほとんど感覚の世界です。特に無意識領域から出てくる動きは再現するのが難しいです。その場のその瞬間に身体の内側から出てきたものだからです。

クライアントさん自身が無意識領域の動きを自分で表現できればそれがベストですが、そこまで行くのには何かのきっかけで回路が開くか、操体の実践をしばらく継続する中で自然と感覚が開けていくかのどちらかです。

私自身も最初は操体法の本を読んで見よう見まねでやってみたけど、気持ちよい感覚もよくわかりませんでした。10数年前に今先生の講習会に通い始めた頃も、今思えばさっぱりわかっていませんでした。

毎日実践するうちにだんだんそれまで気づけなかった感覚に気づけるようになったのです。

セルフケア整体のコツ

セルフケア整体のコツをいくつか紹介します。以前にひとり操体のコツとしてブログに書いたことがありますが、重複する部分もあるかもしれません。

整体院でやったように真似して家でやってみると何かが違う、整体院で受けたのはすごく気持ちいいのに、家で自分でやるとさっぱり気持ちよくないという意見はよく聞きます。

もちろんプロのお手伝いを受けながらやるのと、自分でやるのではやはり精度も気持ちよさも得られる効果も違います。でもコツを意識してやるとだんだん精度も上がります。

ゆっくり行う

家で一人でやってうまく行かない場合はだいたいスピードが早いです。動かす速さが早いのです。できる限りゆっくり動きます。カタツムリが進むくらいのイメージです。一ミリずつ身体を動かすような感じです。

脱力する

余計な力が入っているとうまく行きません。必要最小限の力で動かします。私が整体院でサポートしている時は、クライアントさんに無駄な力みがあるとすぐにわかりますので教えてあげる事が出来ます。脱力して行うのと力んでやるのではまるで効果が違います。

重力を感じる

脱力することでより重力を感じやすくなります。重力を感じ、重力を味方につけます。重力をうまく活用することで気持ちよいセルフケア整体が出来ます。

壁を使う

壁の利用もよくやります。私は家のトイレの壁やベッドの「へり」や自動車の天井など、壁面を利用してセルフケア整体を行います。壁を押すという表現を使うとだいたい余計な力を使うことになりますので、壁を利用して圧を封じ込めるという表現を使っています。

摩擦を利用する

床との摩擦、布団との摩擦、ヨガマットとの摩擦、枕との摩擦等など。摩擦による抵抗を操体法の補助抵抗として利用します。ヨガマットなどは滑りにくいのでよい抵抗になりやすいです。

身体全体を感じる

身体の一部だけでなく、同時に身体全体を感じます。一部が気持ち良くても他の部位が痛みを感じたり気持ち悪い感じがすると効果が半減します。多部位が同時に気持ちが良いようにやると多部位が同時に調和します。

丁寧に味わう

単に動作を行うだけでなく、動作や刺激に伴う感覚を丁寧に味わいます。味わうことが一番のコツかもしれません。単なる体操と操体の一番の違いはそこかもしれません。

脱力後の余韻も味わう

たわめの気持ちよさを味わった後の脱力後の余韻がこれまた気持ちが良いです。ひとり操体をしてて至福の時間です。この余韻を味わわないともったいないです。


他にもその操法におけるコツはいろいろありますが、共通しているのはざっとそんな感じでしょうか。思いつくままに挙げてみました。好い加減に試してみてください(^^)