仙台やすらぎの杜通信10号

やすらぎの杜整体院の上川名(かみかわな)です。
今号で第10号になりました。毎月思いつくまま書いています。

うちの長男(2才7ヶ月)も開院した頃にはほとんどしゃべることも出来なかったのに、今ではかなりペラペラしゃべるようになりました。今朝も「まったくもー、忙しいなー! パパ、早く起きてよぅっ!!」と起こされました。いったい誰の真似をしてるんでしょうね(*^_^*)

子供の知識の吸収力には驚かされます。毎日、新しいことを覚えて言ってくるので時々ギョッとします。うかつにおかしなことは言えませんね(*^_^*)

自然体の動き

子供の体の動かし方を観察しているととても参考になることがあります。布団の上で寝転んでふざけてじゃれたりするのですが、非常にくねくねと自由に体が動くのですね。自分も真似をしてくねくね体をひねってみると、これがとても気持ちがよいのです。肩や背中がす~っと楽になるような気がします。

当院では「操体法」という自然療法を施術に取り入れています。体を筋肉や関節が痛くない方向に動かして痛みをとっていく療法です。患者さん自身に動いてもらうのですが、患者さんによっては動き方が非常に上手な方がいます。動き方がうまい方ほど、症状の治り方も早いのです。

操体法は「もともと人間のからだの設計にはミスがない」という考え方に基づいています。体があちこち歪んでしまうことによって、いろんな症状が出てくる。そこで、体を楽な方に動かしていくと自然と歪みはとれて、症状も消えていくという療法なのです。

犬や猫を見ているとしょっちゅう伸びをしたり、ひねったりしています。子供も教えたわけでもないのに、朝、目が覚めるとグーンとまるでマンガのような伸びをします。布団の上で遊んでいても、けらけらと笑いながら気持ちよさそうにくねくねと体をひねっているのです。

動物や子供の動きは無意識でやっている動きなのですが、その動きによって体の歪みを自然と解消しているのです。本来、人間も動物ですから、自分で体の歪みを解消する能力を潜在的にもっているはずです。ところが、社会生活をおくっているうちに動物としての能力がどんどん退化してしまっていると思うのです。

自分が猫になったつもりでいろいろと体を伸ばしたり、丸めたりしてみるのもよいかもしれません。ヨガのポーズにも動物の動きをまねたポーズが多いですよね。犬や猫を飼っている方は、ぜひとも動きを真似してみることをおすすめします。

小さいお子さんや赤ちゃんと暮らしている方は、一緒にはいはいをしてみるのもよいと思います。

「快」・「不快」の感覚

「快」と「不快」の区別がわからなくなってしまっている人がいます。触ってみるとものすごく肩がカチカチにこっているのに本人は自覚症状がまったくないという人もいます。「快」・「不快」の感覚を体に聞き分けていく必要があります。

自分の身体の声を聞こうと意識をするといろいろなことがわかります。疲れているのか?お腹がすいているのか?のどが渇いているのか?満腹なのか?多くの人が、お腹がすいていなくても、時間が来たら食事をするのではないでしょうか?

お腹がすいてもいないのに、時間だからといって食べる習慣がついていると、健康をくずしてしまう恐れがあります。動物や赤ちゃんはお腹がすかないと食べ物を食べません。そして、必要な栄養が足りると満足して食べるのをやめます。

身体の声が聞こえなくなると、食べすぎたり、無理をしすぎて病気になったりしてしまいます。まずは、身体を気持ちよく動かしてすこしずつ歪みを解消していくと、身体も健康になり、本来の身体の声も聞こえてくるようになると思うのです。

操体法のコツ

身体の歪みを解消するには、気持ちよく体を動かしていくことが基本です。

首を右に倒してみます。次に左に倒してみます。どちらが気持ちよいでしょうか?早く動かすとよくわかりません。「お風呂の中で波が立たないくらいのスピード」でゆっくりと動かします。気持ちよさを感じる場所があったら、そこで動きを止めてしばらくその感覚を味わいます。「もういいかな」と思ったらふわっと気持ちよく力を抜きます。

首を左右に倒すだけでなく、前後や斜めに倒したり、ひねったりしてみます。気持ちよい場所を探し出し、見つかったらその場所でしばらく気持ちよい感じを味わいます。

首以外にも肩や、背中、腰、などいろいろな方向にためしてみます。

背中をそらすのと丸めるのとどちらが気持ちよいでしょうか?
体をゆっくりと自由にいろいろな方向にねじってみます。立ったままでも座っても寝転んでやっても結構です。決まりはありません。

いつも同じような姿勢で毎日を過ごしていますので、時々いつもと違う体の動きを味わってみるのも楽しいものです。体もすっきり楽になります。

※痛みや嫌なかんじがする方向には動かさないでください。
くれぐれも無理をしないでやってくださいね。


坐骨神経痛について

最近坐骨神経痛で来院される方が非常に増えているように思うので、坐骨神経痛について書いてみようと思います。会社員、OL 、学生、主婦、職業も年齢も様々です。

坐骨神経痛というのは病名ではなく、症状に対する名前です。
お尻や太ももの後ろやふくらはぎにかけて、痛みやしびれが生じる症状のことをいいます。

病院にいくと腰椎のレントゲン写真をとってくれます。腰の骨が変形していたり、間隔が狭まっていると「椎間板ヘルニア」と言われたりします。痛み止めの薬を飲んだり、牽引を受けたりするのですが、思うように症状が改善しません。

そうして民間療法でやってみようということで来院される方が多くいらっしゃいます。検査をしてみると、神経の根っこの部分が圧迫を受けている人は非常に少なく、多くの場合は筋肉の問題です。

座りっぱなし、もしくは立ちっぱなしの仕事など、下半身の血行不良をひき起こす生活習慣に原因がありそうです。血行が悪いと患部が酸素欠乏を起こし症状が生じます。


坐骨神経痛の対処法

突然痛くなったりしびれたりする人もいますが、たいていの人は重苦しい感じから症状が現れます。なるべく患部を冷やさないようにします。タイツや厚めの靴下をはいて下半身を暖かくします。お風呂にもゆっくり浸かって温めるとよいでしょう。お風呂上りには太ももや臀部の筋肉を伸ばすストレッチを行ないます。

ストレスがたまることによって自律神経のバランスがくずれ、血行不良、患部の酸素欠乏をひき起こし、腰痛や坐骨神経痛が現れる人もいます。交感神経が優位になり緊張状態が続いていますので、リラックスを心がけ、副交感神経を優位にする必要があります。

腹式呼吸、半身浴、ゆっくりとストレッチをすることなどが有効です。


香川県からの整体相談

先日当院のホームページを見たという方からお電話をいただきました。
ご自身の腰痛と、ご家族の方の事故の後遺症に関する相談でした。なんと四国の香川県からのお電話でした。

近所によい治療院がなく、病院でもこれ以上の回復は見込めないと言われ、誰に相談してよいものか困っていたところ、インターネットで当院のページを見つけて、ぜひとも話をしたいということで電話をかけてこられたのでした。

ちょうど施術の合間の時間だったので、ゆっくりお話することができました。症状への対処法や、腰痛に関するおすすめの本などをご紹介しましたら、とても喜んでいただけたようでした。遠方からの電話でびっくりしましたが、全国の治療院のページから当院を選んでお電話をいただいたことに関してとても感激しました。

これからもお役にたてるような情報をどんどん発信していけたらよいなと思います。


あとがき

ホームページを見てご来院いただく方が最近どんどん増えています。
近所からご来院の方でもインターネットを利用しているという方は多いようです。

もし、症状に関すること、健康に関することなどで質問したいことがございましたら、遠慮なくメールでご相談ください。私の答えられる範囲で精一杯回答させていただきます。また、施術を受けた感想や、当院に来院された感想などもメールでいただけるととてもうれしいです!

まだまだ寒い日が続きます。風邪をひかないよう氣をつけてくださいね。

(やすらぎの杜通信 第10号 2005年2月1日発行)