子供は風の子 仙台やすらぎの杜通信11号

うちの長男(2才8ヶ月・暴れん坊)は靴下を履くのを嫌がります。靴下を履かせても、気付くとすぐに裸足になってしまいます。私は寒がりなので、裸足で冷たい床をペタペタ歩いているのを見ると寒くないのか不思議で仕方がありません。

仲良しのアイちゃん(2才11ヶ月・おてんば娘)と家で遊んでいるときも、親たちが目を離したすきに、二人一緒に家の外に脱走して、雪の降っている中をジャンパーも着ないで楽しそうに遊んでいるのです。

毎週近所の児童センターのサークルに、妻が連れて行っているのですが、お昼のお弁当の時間になると、他の子供たちはみんな室内でご飯を食べているのに、長男とアイちゃんは自分で靴を履いて、二人そろって外の庭に脱走してしまうのだそうです。

先日サークルの日に、その日は朝から雪がたくさん降っていたので、今日は外に行かれたら風邪を引いちゃうと思った妻は、長男の靴を、長男が届かない高いところに隠しておきました。アイちゃんのママも、その日はアイちゃんが自分で脱ぎ履き出来ないタイプの靴をはかせて、児童センターにやってきました。

お昼の時間にお母さん方が集まって打ち合わせをしていると、またもや長男とアイちゃんの姿が見えなくなってしまいました。探してみると、雪の降り積もる中、いつものように外の庭で二人でニコニコしながら遊んでいたのです。二人とも靴はどうしたのかと思ったら、それぞれよその子供が履いてきた履きやすそうな長ぐつを、勝手に履いて外に出ていたのです。

二人の2才児で知恵をしぼって脱走したと思うと、話を聞いて思わず大笑いしていまいました。それにしても上着も着ないで雪の中でよく遊べるなーと感心してしまいます。それでもちっとも風邪もひかずに毎日大暴れしています。

風邪の症状の意味

先月は風邪を引いている方が多かった様ですので、今月は風邪について書いてみたいと思います。
風邪の症状はとてもつらいですね。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、のどの痛み、発熱など、嫌な症状ばかりです。

風邪をひくとふつうは病院に行ったり、風邪薬を飲んで風邪の症状をおさえます。
すぐに治ればいいですが、時にはなかなか症状が治まらず、長引いてしまうこともあります。

ここで体の免疫(めんえき)の面から風邪について考えてみましょう。
体には「免疫」という自己の体を守るシステムが備わっています。体の中に風邪の菌やウイルスが侵入すると、免疫のシステムが働き、なんとか菌やウイルスなどの悪者をやっつけようとします。

主に白血球という細胞が悪者をやっつける兵隊の働きをします。
体温が下がっていると白血球はあまり働けないので、働きやすいように体温を上昇させて一生懸命に悪者と戦います。
悪者と戦った死骸が鼻水や痰などになり、体の外に出されます。咳やくしゃみをすることで異物を体から出そうとします。

そうして菌やウイルスが全滅すると、戦う必要がなくなりますので体も元通りに戻ります。これが風邪が治ったということです。
こうしてみてみると、発熱や痛みなどの風邪の諸症状は、体の中で白血球などの免疫細胞が、一生懸命風邪の菌と戦っているために起こっているのだということが解ります。

一生懸命戦っているときに風邪薬を飲むとどういうことが起こるか。体は戦うことをやめてしまいます。戦争が一時休戦になりますから、風邪のつらい症状も一時的に収まります。
ところが、菌がいなくなったわけではないので、薬の効き目が切れると再び戦争が始まります。

体温が低い人や年配の方の風邪が長引きやすいのは、こういうわけでずーっと菌が体の中に居すわってしまっているのです。
逆に子供や体力がある人は高熱が出ますが、案外こういう人の方が翌日にはすっきりと風邪が治っているものです。

風邪薬は風邪を治すためのものではありません。あくまで風邪の症状を抑えるだけのものです。風邪の症状を抑えるということは、体の治ろうとする反応を一時中断するということでもあります。

このことをよく理解していないと風邪薬を飲み続けるだけで、なかなか風邪がよくなりません。仕事を休めないときなどは仕方がありませんが、薬を飲まずに寝ていた方が早くよくなります。

風邪の対処法(裏技)

私自身が行なっている風邪の対処法を紹介します。

私は一人で施術を行なっていますので、風邪をひかないように細心の注意を払っています。
この「裏技」をやるようになってから風邪で寝込むようなことはなくなりました。

ふつうは風邪をひいて熱があったら、「栄養をしっかりとってお風呂に入らずに寝なさい」と言われます。

私のおススメする方法は一般的な常識とはちょっと異なります。この「裏技」は私はとても効果があると信じていますが、どんな人にも効くとは限りませんので、やるときは自己責任でお願いします(*^_^*)

まずは普段から心がけていることです。

◎体を冷やさないこと。(厚手の靴下 タイツなど)
◎手洗い・うがいをきちんとすること。
◎食べ過ぎないこと

私は寒いところにいたときや、ちょっと食べ過ぎた数日後に風邪をひきやすいのです。
体調管理に気をつけていても、寝不足や疲れなどでちょっと体がだるく感じるときがあります。そんなときは次に紹介する「裏技」をやります。

1.一食抜く

特に夕食は食べないようにします。私は意志が弱いのでちょっとだけ食べてしまいますが、出来るだけ少しだけにします。(多くとも普段の半分以下)

2.ひたすら噛む

食事をするときに、少しの量の食物をひたすら噛みます。一口50~100回は噛みます。体調が弱っているときは唾液の消化力も弱っているのでたくさん噛んで唾液をたくさん出すようにします。

3.湯船に30分以上つかる

半身浴をします。微熱があっても40度前後のぬるめのお湯にじっくりとつかって汗をたくさん出します。ちょっとのぼせ気味になるまで入浴します。

4.水分の補給

ジュースやお茶ではなく、天然の水を飲みます。

5.薬は飲まない

お風呂で体を温めて体温を上げて、胃腸を空っぽにして、きれいな水を補給して、あとは自然治癒力が治してくれると信じて布団に入ります。

そうして翌朝目覚めると、とても体調がよく、体が軽くなります。おそらく一食抜くことで体にとって負担が減るためだと思います。

風邪に限らず、なんとなく体が重く感じるときや、だるい感じがするときにも効果的です。野生の動物も体調が悪いときは何も食べずに、熱を出して自分で治します。

人間も本来自分で治るようにできています。肩こり性の方や、疲れやすい方にもおすすめです。自分の自然治癒力を体感することができるでしょう。

お知らせ

3月のお休みは毎週日曜と3/3(第1木曜)、3/24(第4木曜)です。通常は第2、4木曜が定休日ですが、今月は確定申告の関係で、第1、4木曜をお休みとさせていただきます。よろしくお願いいたします。

(やすらぎの杜通信 第11号 2005年3月1日発行)