こんにちは。やすらぎの杜整体院の上川名です。毎日寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?

私は頭が坊主刈りなので、夜ふとんの中に入っても頭だけ寒くてパーカーを着てフードをかぶって寝たりしています。今さらながら髪を少し伸ばそうと思います。

整体院・サロンが増加中 仙台やすらぎの杜通信22号

世の中の不景気もあり、リストラへの恐怖感、終身雇用の崩壊などから独立開業を志望する人が増加しています。

我々が行なっている手技療法や民間療法の分野でも例外ではありません。タウン誌の広告を見ると、毎月のように新しい整体院やサロンが開院しています。

また新聞や雑誌の片隅を見ると、「短期間で開業可能」とか、「誰でも簡単に出来る」といった整体の講座案内や生徒募集の広告を見かけます。

実際にはそんなに簡単なことではありません。何年か学校へ通っても勉強することが次から次へと出てきます。ましてや数週間の講座とか通信教育で人の体のことがわかるようになるわけがありません。

そういった講座を主催している団体や学校も商売ですから、うまいことを言って生徒を募集します。最初から「難しいですよ」などと言ったらだれも生徒が来てくれません。

そのようにして民間療法の分野でも学校や団体がどんどん増えて卒業生もどんどん出てきます。そして新たな整体院、リラクゼーションサロンがどんどん開院しています。そのような現状の中で当院のあり方について書いてみたいと思います。


自然の法則に従おう

私は高校生のときに母を病気で亡くしたことや、20歳の頃に自分自身の体調をくずしたのをきっかけにして健康について強い関心を持つようになりました。

そして最初は独学で自然治癒力を高める方法について勉強を始めました。そのうちに自然治癒力というものは「心と体のあり方」に深く関係していることがわかってきました。

どのようなあり方かというと、心と体が「自然の法則」に沿った状態であるときに自然治癒力は最大限になるということです。反対に心と体が自然の法則からはずれるほど健康状態は悪くなり、つらい症状や病気を招いてしまうということがわかりました。

そして心と体が自然の法則に沿った状態にあるには、具体的にどうしたらよいのか探求を続けてきました。大切だと思ったことは自分で試してきました。そして徐々に体調が回復し、その方法を伝えることを自分の仕事にしようと思い立ちました。

勤めていた会社をやめ、自然食品店に転職しました。さらに食について詳しく学びました。その後カイロプラクティックの学校を卒業し治療院に就職しました。その他の療法についても勉強会やセミナーに出席して学びました。そしてやすらぎの杜整体院を開業しました。


心と体のあり方

最初は自分の体調を何とかしたくて始めた勉強でしたが、だんだんと「心と体の関係」を研究することや、「自然の法則に沿った心と体のあり方」を探求することが楽しくて仕方がなくなりました。

そしてそれらを追究していくうちに、導かれるようにして現在の仕事にたどりつきました。
私は自然食品屋になりたかったのではありません。カイロプラクターになりたかったのではありません。心と体のことを深く知りたかったのです。

自分の興味があることを追究してきた過程に、たまたま自然食やカイロプラクティックがあったのです。だから骨格や筋肉の矯正技術を覚えたからそれでよし、という気持ちにはなれないのです。今でも知りたいこと、勉強したいことがどんどん出てきます。

人間の心と体は別物ではありません。機械ではありませんから、教科書どおりに施術をしても思い通りの結果が得られるとは限りません。

医学の常識どおりには治るとは限らないのです。反対に医学で原因不明、治療法もなしという状態の人が、あることがきっかけで劇的に良くなってしまう事もよくあることです。

「足を触っていたら顔面の痛みがなくなった」とか、「首の筋肉がほぐれたら足のしびれがなくなった」とか、ちょっと一般的には考えられないような治り方をする場合もあります。それでもそこには自然治癒力のスイッチを入れる何かがあったのです。

当院は「私が治す」のではありません。患者さんの「自然治癒力が治す」のです。自然治癒力が高まるような、そして自然治癒力をできるだけ「邪魔しない」施術を行ないます。

体の感覚をききわけながら、不快なことはせず、快適な刺激を通じて体を調整します。さらに自然治癒力を最大限に高めるために具体的にどのようなことをしたらよいのか、セルフケアや日常生活の過ごし方を含めてアドバイスさせていただいています。

「自然の法則に沿った心と体のあり方」を探求し、技術を深めていきたいと思います。病院で治らない患者さんが来院されることも増えています。重症の方もいます。どんなにつらい症状であっても「その人の本来のあり方」=「自然の法則に沿った心と体のあり方」になれたとき、自然と症状は快方に向かうと信じています。


トータル健康生活アドバイザー

自然治癒力を高める情報はたくさんあふれていますが、どれも部分的な情報ばかりです。ある本には食事の大切さが書いてあります。ある本には呼吸の大切さが書いてあります。ある本には運動の大切さが書いてあります。ある本には気持ちの持ちようが大切だと書いてあります。

どんなに体にとって良い運動をしていても、食生活が乱れていては健康にはなれません。どんなに体に良いものを食べていても、強い不安や怒りの感情を抱えている人は病気になります。

健康をトータルに捉えてまとめた本にはほとんど出会ったことがありません。そのような指導をする人もほとんどいません。

当院は健康をトータルな分野からとらえ、的確なサポートが出来るような整体院でありたいと思います。当院の施術は自然治癒力を高める一つの方法です。

しかし、日常生活が変わらなければいずれ症状は再発します。とくに「息・食・動・想」(呼吸・食生活・動作・精神活動)の4つの活動は他人に代わってもらうわけにはいきません。これらのバランスも含めて自然の法則に沿ったあり方を目指してご指導いたします。

単なる知識だけでとどまらずに、自分自身の実践を通して皆様のお役に立てる情報をお伝えしていきたいです。


腹式深呼吸

浅い呼吸をしていると、肺で新鮮な酸素を血液中にしっかりと取り込むことができません。肺でのガス交換がしっかりと行なわれると血液が運ぶ酸素の量が多くなり、細胞にも酸素が行きわたるようになります。

深くゆったりとした呼吸が健康の秘訣です。「長息」は「長生き」につながります。腹式深呼吸の方法を「万病を治せる妙療法」より紹介します。

横隔膜を大きく動かします。夜寝るまえに床の中でやる。一番らくにできます。枕をはずして両手を下腹に当て、両膝を立てて軽く合わせ、両足を少しひろげて足先を軽く内側に向け軽くつま先を踏む気持ちになります。

まず下腹をくぼめてできるだけ息を吐ききるのです。残さないよう全部吐く。するとひとりでに息が吸いたくなる。スッとあんまり気にしないで下腹に吸うつもりで吸ってください。吸うときは背骨が反り、吐くときは丸くなって呼吸によって脊柱が自然に動きます。だから深く吐くときに肛門を縮めるように力を入れると尾てい骨と恥骨が少し浮き上がるようになります。

呼吸のコツは吐き方にあります。とにかく充分に吐くこと。よく吐けばひとりでに充分入ります。吸う息にとらわれる必要はありません。だんだん練習して吐く息を長くします。10日もやれば一分間に2~3回の呼吸ができるようになります。毎晩やるのです。死ぬまでやるのです。どうせ死ぬまで息つかないわけにはいかないのですから、一奮発覚悟しましょう。

長い息をできる人は長生きになるのです。長患いの病人でも、寝たきりの老人でも、腹式深呼吸を上手にやっていれば全身運動になり、バランスをとって健康を回復するようになります。

引用元:「万病を治せる妙療法 操体法 橋本敬三著 健康双書

吐く息を意識してお腹をへこませながらしっかりと吐くと自然と深い呼吸になります。呼吸法を毎晩行なうとだんだんと日常の呼吸も深くなります。頭痛・肩こり・冷え性の人は特に呼吸が浅くなっています。ぜひ腹式深呼吸を生活に取り入れてみてください。


あとがき

お正月を迎えたと思ったらあっという間に2月ですね。春はもうすぐそこまで来ています。もう少し寒い日が続きますが、風邪などを引かないように暖かくしてお過ごしください。

※このお便りは当院の健康情報発信の一環として、基本的には3ヶ月以内にご来院された方にお送りしています。もしご迷惑な方は送付をストップいたしますのでご連絡ください。

(やすらぎの杜通信 第22号 2006年2月1日発行)