ふくろうの置物 仙台やすらぎの杜通信8号

木彫りのふくろうの置物を買いました。アジアン雑貨のお店で見つけました。
親ふくろうのおなかの中に、小さい子供ふくろうが入っていてとてもかわいいです。

ふくろうは世界中で縁起が良い鳥といわれています。
日本では「不苦労」、「福籠(福をたくさん籠につめこむ)」、「福老(豊かに年をとる)」などの当て字を使い、縁起が良いとされています。西洋では「知恵と信頼のシンボル」、韓国では「招福の神」の意味があるようです。

当院と縁があったすべての方に、健康で幸せになっていただきたいとの想いを込めて、このふくろうの置物を施術室に飾りました。

今年もあと少しで終わりですね。今月もどうぞよろしくおねがいします。

ジョギングを始めました

ジョギングを始めました。
先月からスクワットを始めたところ、とても体調がいいので、欲が出て毎日走ることにしました。毎日スクワットをするだけで、体調の変化を感じたのだからジョギングをしたらもっと体が変わるのではないかと思います。

初日は5分も走ったら苦しくなってすぐに家に帰りました。心臓か肺か、胸のあたりが痛くなりました。体力の無さを思い知りました。日常生活で走るということがほとんどないので、足腰と心肺機能がとても弱っていることを実感しました。

子供を見ているととにかく走り回っています。うちの子に限らず小さい子供はみんな走りたがります。みんな楽しそうに走っています。「走るな」と言っても走ります。子供が走っている姿を見ると、もしかしたら走ることは本来とても楽しいことなのではないかと思います。

よく考えてみると私も子供の頃は走ることが大好きだったことを思い出しました。体育の授業はとても楽しみだったし、放課後は野球、サッカー、缶蹴りなど、毎日外で走り回って遊んでいました。

走ることが本来楽しいものであるのならば、走ることをつらく感じる現在の日常生活は、本来の健康のあり方からだいぶずれてしまっているのではないかと反省しました。

走ることが楽しくなるように体が変わるといいなと思ってジョギングを始めました。毎日仕事が終わると家に帰ってすぐにジャージに着替えて外に走りに出ます。走り出してすぐは寒いけれど、しばらくすると体が温まって気持ちよくなってきます。

走り始めて2週間が過ぎました。距離は2~3キロ。15~30分くらいかけてゆっくり走っています。毎日走っているとだんだん走ることが苦痛でなくなってきました。息苦しさも取れてきて、仕事が終わってから、走ることが待ち遠しく感じるようになりました。

走り終わった後もしばらく体がほかほかと温かく気持ちがよいのです。汗をかくほど体を動かすということがほとんどなかったので、運動して体を動かす快感をしばらくぶりに味わっています。

食事もおいしいし、よく眠れるし、一日中施術をしていても疲れにくくなりました。無理せず自分のペースで続けていきたいと思います。

脳内麻薬β-エンドルフィン

ジョギングをしていると途中から苦しさがなくなって気分よく走れるようになる時があります。これは脳からベータ・エンドルフィンというホルモンが出ているためだと言われています。

ベータ・エンドルフィンとは俗に脳内麻薬と呼ばれるもので、現在までに約20種類の脳内麻薬が発見されていますが、その中でも一番強力(モルヒネの6.5 倍)なものです。麻薬であり強力な鎮痛剤であるモルヒネとベータ・エンドルフィンの化学構造が似ているために、脳内麻薬と呼ばれています。強い鎮痛効果と快感をもたらす効果が知られています。

ベータ・エンドルフィンは気持ちいい、楽しいと感じたときに分泌されやすく、免疫力を強化し、老化を防ぎ、自然治癒力を高める作用があるのです。

人間の身体は心が快適であれば、このような素晴らしい物質を自ら出すのです。ベータ・エンドルフィンが脳から放出されると、心は幸せな気持ちになり、身体の疲れは消えていきます。脳の疲れが取れると、精神面が充実して創造性ややる気がどんどん起きてきます。

好きなことを夢中でやっているときに脳からベータ・エンドルフィンをはじめとする脳内麻薬がどんどん分泌されます。神経の働きやホルモンのバランスもととのい、若々しさを保ちます。

健康で長生きしている人を見ますと、心もイキイキとして好きなことを楽しんでいる方が多いようです。言い方を変えると、好きなことや楽しいことを生活に取り入れていくと、健康で長生きできるとも言えそうです。

「小さい頃何が大好きでしたか?」「どんなことをしているときワクワクしましたか?」「時間を忘れるほど夢中になれるものはなんですか?」これらの質問の答えに健康のカギがかくれているかもしれません。


上虚下実

先月号にスクワットのことを書いたら、多くの方から「スクワットを始めたよ」とのお声をいただきました。

「上虚下実」(じょうきょかじつ)という言葉があります。上半身の力が抜けていて(リラックス)、丹田に気が充実して下半身が安定していることです。気功や武道の世界でよく耳にします。上虚下実が健康の秘訣とも言われています。

日常生活ではこれとは反対に「上実下虚」の状態になりやすいといわれています。肩に力が入って、足腰が弱っている状態です。その結果、イライラしたり肩がこったり血圧が上がったり頭痛になったりします。

若い人も足腰が弱っています。駅でもコンビニの前でもぺたんこ座りをしているのは足腰に力がなくなっている証拠です。

当院の患者さんで肩の力が抜けない人や、無意識に首や肩に力が入ってしまっている人がたくさんいらっしゃいます。私が「肩の力を抜いてください」と言って、ご本人は力を抜いたつもりなのですが、まだ力が入っているのです。無意識に力が入っていますので、年中肩がカチカチにこり固まっています。

このような方も足の筋肉を鍛えることで上虚下実のバランスがとりやすくなるのではないかと思います。気功や武術の鍛錬をしなくとも、スクワットが非常に効果的です。毎日少しずつでも継続することが大切です。無理せずに少しずつ慣らしてやってみてください。

詳しくやり方を教えてという質問を何人かの方からいただきましたので今月もやり方を書いておきます。


ヒンズースクワットのやり方

足を肩幅に開いて手を頭の後ろに組みます。背中が丸くならないようにします。そのまま膝を屈伸します。曲げて伸ばしてで一回です。無理のない回数から始めましょう。

※注意:膝を深く曲げるほど負荷が大きくなります。深く曲げすぎると腰や膝の関節を痛める可能性があります。また膝を伸ばすときに最後まで伸ばしきると関節を痛める可能性があります。無理をしないように行なってください。手を頭の後ろに組むとバランスを取りにくい方は腕を前後に振りながら屈伸するとよいでしょう。


あとがき

今号からイラストを入れてみました。というかイラストの入れ方を今まで知らなかったのです。最近のワープロはすごいです。インターネットからイラストを呼び出して貼り付けられるのですね。やすらぎの杜通信も今号で第8号になりました。これからも、読みやすく役に立つ情報を載せられるよう少しずつ改善していきたいと思います。

いよいよ師走です。なにかとあわただしい時期ですがそんな時だからこそ、意識してリラックスしていきましょう。またのご来院を心からおまちしております。

(やすらぎの杜通信 第8号 2004年12月1日発行)