足首捻挫の対処法と整体方法について解説します。

私も足首の捻挫経験があります。段差で足をくじいてその時はそれほど痛くなかったので放っておきましたら、数時間後にものすごく痛みが増してびっくりしたことがあります。

時間の経過とともにどんどん痛くなって地面に足が付けないんです。歩けなくなりました。今なら落ち着いて対処できますけど、大学生の頃で捻挫に対する知識もありませんからとても焦りました。

このページでは捻挫した時の対処法と整体のアプローチについて紹介します。

 

 

  • 足首を自分で曲げると痛い
  • 足首を他人に曲げられると痛い
  • 過去に捻挫をして治ったはずなのに動きが悪い
  • 捻挫の痛みは治ったけど違和感が残っている
  • 体重をかけると足首に痛みがある
  • 歩くときに足首が痛い

足首捻挫と炎症反応

足首を捻挫した後に患部に熱を持ったり痛みが増すのは炎症が起きているからです。炎症反応の意味を知ることで正しい対処法が見えてきます。まずは一般的な対処法から紹介します。

一般的な対処法

一般的には捻挫をしたらまず冷やすのが常識です。炎症が起きて痛いから冷やすことで炎症を鎮めるのです。

スポーツをしていて捻挫等をしてコールドスプレーを吹きかけたり、氷を当てて冷やすシーンなどを見たことがあるかと思います。

「炎症=痛い=悪いもの」と考えがちですので、一般的には冷やすことが正しい対処法とされています。

炎症の意味

生体にとって炎症反応は意味があることです。炎症を起こして傷めた組織を早く修復しようとしているのです。血液が患部に集まります。発痛物質も放出されますから、痛みや熱感も伴います。

痛みは不快な反応ですので、普通は早く鎮めたくなるものですが、身体の言い分をちょっと聞いてみましょう。

捻挫は内部の靭帯などを損傷しています。そのままの状態で歩いたら治りにくいので、むやみに歩けないように痛みを出して体を守ってくれているのです。

その間にいろいろと修復工事を進めようというわけです。痛いというのは身体の回復反応が起きているわけでもあるのです。

でも痛いのは嫌なので冷やすと炎症が鎮まって楽になります。でも少しだけ回復が遅れることになります。

足首捻挫と整体

捻挫を早く治すコツ

我慢できる痛みであれば、捻挫の患部を冷やさない方が早く治ります。だけど、じっとしていても激痛に襲われるようならば冷やした方が良いです。

歩いたり、体重をかけると痛いけど負担をかけなければ痛みがないような場合はお風呂にも入って温めると治りが良くなります。

蒸しタオルを患部に当てるのも効果的です。でも温めると痛みも増す可能性がありますので,、行なう場合には自己責任でやってみてください。

傷めた度合いにもよりますが、整体をすると早く良くなったりその場で痛みが劇的に良くなることもあります。

当院は基本的に慢性症状の施術を得意としています。捻挫は急性痛ですので苦手かというとそういうわけではなくて早く回復するようなお手伝いは出来ます。

しかし、その場で激痛を完全に痛みがなくなるように治してくださいというのは難しいと思います。

自力で歩けないほどの激痛の場合はまずは、スポーツ障害や急性の痛みが得意な接骨院などで診てもらうとよいと思います。

当院ではアイシング処置やテーピング治療などは行っていないので、そういう治療を望んでいる方はまずは足首捻挫の急性期の治療が得意な整骨院に相談してみてくださいね。

当院では、自力で歩けるけどなんか違和感がある、とか足を付くと痛い、などの症状には対応可能です。急性期の施術も出来ますが、その場で痛みがぱっとなくなるわけではないのでご了承ください。少しでも早く回復するお手伝いは可能です。

後遺症

むしろ得意としているのは、捻挫の後遺症への整体です。

以前に捻挫して痛みは治っているはずなのに、違和感や鈍い痛みが残っている場合など。そういうケースでしたら足首だけでなく、足指や足の骨のバランス、膝や股関節とのバランスなどなど、全身との関連を考慮して施術します。

実際、捻挫をして来院する人は少ないです。他の症状で来院してて足首のバランスや動きが左右で違っていたり、関節の可動域制限があったりする人に聞いてみると過去に捻挫をして、痛みは治ったけれど動きが悪い状態が残っている人が結構多いんですよね。

そのような場合に、足首の整体をすると案外ちょっとしたことで動きが劇的に良くなるということも結構あるんです。

病院などでは捻挫の痛みを速やかに治める処置をしてくれると思いますが、歪みはそのままになってしまっていることも結構あります。

過去の捻挫の後遺症の影響が、膝や股関節、骨盤や脊柱など上半身に影響していることもあります。

片方の肩がいつもこりやすい、という原因が過去の捻挫のせいで片方の足首の関節の動きに制限があって、そこから来ているなんてこともあるわけです。

だから炎症が鎮まって痛みがなくなった後も注意が必要なんですね。

ぎっくり腰でも寝違えでも捻挫でも急性期に出来ることは限られます。身体が痛みを出して守ってくれている時期なのでそういう時は下手に余計なことはしない方がいいのです。よりデリケートに繊細に細胞に働きかける施術をします。

自力で何とか来院できるくらいの方であれば急性期でも、回復期でも、後遺症にお悩みの方でも対応可能です。

やすらぎの杜整体院の施術法

捻挫してすぐに整体院に来る人はめったにいません。だいたい整形外科とか整骨院に駆け込まれます。また炎症が強く出ていてじっとしていても痛いようなときは、整体しても効果も出にくいし、できることも限られます。

そういうときはなるべく痛くないようにして、アイシングなどをして炎症が治まるのを待ちます。

問題は、炎症が治まったあともなかなか治りが悪い場合です。「整形外科や整骨院に通っているけれど、なかなか良くならず、痛みが引いてくれない」というような場合は整体の出番です。

足首の関節がズレてなかなか回復しにくいようなバランスになってしまっている可能性があります。ズレているといってもほんの微々たるズレです。たぶん1mmとかもっと小さなズレです。

当院では、足首の痛みに対しても、いきなり直接足首にアプローチせず、まずは骨盤や体幹など全体のバランスを整えるようにします。それから患部の足首へとアプローチしていきます。

足首の操体

捻挫の場合は、足首をひねった方向により関節がずれる方向も変わってきます。多くの場合は内反捻挫で、足首を内側に返した状態にグキッとやっちゃうのです。

足首の関節のズレを修復する場合には、まずはいろいろな方向に動かしてみます。内反・外反、内転・外転、背屈・底屈。自分で出来る動作(自動運動)としてはそれらの方向ですが、それ以外に他動運動として、足のすねの骨(脛骨)と脛骨が乗っかっている距骨とをスライドさせるように動かしたりもします。

動かすといっても動かすような方向にジワッと圧をかけるだけです。この方法は施術者も本当に繊細な感覚を必要とします。無理にやると余計に痛めますからデリケートに丁寧に行なう必要があります。

そんな風にいろんな方向に試してみると、痛みが出る方向とか反対に気持ちがいい方向が見つかったりします。

この段階で気持ちよさが感じられる動きが見つかれば、その方向の動きを味わってもらいます。すると足首の関節の動きが改善します。痛みが完全になくならないとしても、かなり動かしやすくなるかと思います。

全身への連動

足首の気持ちよさを味わううちに、その気持ちよさを足から上半身の方に伝えていくと、全身の連動が起こることもあります。

痛い足首をかばって、全身に歪みが生じていますから、足首の歪みが解放される動きを全身に伝えることで、全身の歪みも同時に解放されていきます。

このときに大切なのは、施術者も本人も「治してやろう」とか「歪みを治そう」とか考えないことです。ただただ身体にゆだねます。頭で考えて動かすとうまくいきません。身体の内側からやってくる動きをそのまんま表現していくのです。

そうするとちょうどいいところに身体のほうでうまく導いてくれるのです。

足首捻挫 まとめ

足首の関節の場合は、他の部位の操法に比べて施術者の繊細な感覚が求められます。動かす方向も一方向だけでなく、三次元的なベクトルを考慮して三次元的に動かして三次元的な補助抵抗をかけることでより効果が高まります。

操体法の熟練者は無意識にそのようなことを行っていますが、書籍などではそこまで解説されていませんので、初心者と熟練者で何が違うかといえば、傍から見てもよくわからないのです。同じようなことをやっているのだけど、うまくやれば効くし、下手にやると効かないのです。

その違いは、手を触れる指の位置がちょっと変わるだけでも全然違ってきます。力をかけるベクトルの方向がほんのちょっとの角度だけ変わるだけで全然違います。そんな違いがわかるようになってくると操法の効果も高まってきます。

どんな場合でも、クライアントさんが嫌がることはしないことですね。身体にとって適切な刺激であれば「心地よい感覚」があります。

痛いか楽かだけでは判断しにくい場合もあります。「味わってみたい感覚」であることが大切です。「痛いけどいい感じ」というのもありますからそれはOKです。「痛くないけどなんか嫌な感じ」は避けるべきでしょう。

操体法の施術は、クライアントさんの感覚を非常に大切に扱います。だからクライアントさん自身も「自分の感覚に従う」という意識を持ってもらう必要があります。クライアントさん自身が施術者に対して完全に依存して任せっきりになってしまってはうまくいきません。

クライアントさんが自分の体を対話をする。施術者はそのお手伝いをさせていただく。そんな自然な優しい関わり合いの中で自然治癒力が発動していくのです。

スピリチュアルな観点から見た足首捻挫

すべての病気や症状には原因があります。肉体レベルでの原因の他に、エネルギー的な原因でその症状を招いていることもあります。

スピリチュアルな観点から見ると足首の捻挫はどんな意味があるのでしょうか?

足のケガは目下の人からの念が関係していると言われています。目下の人に優しくできていないことが足の捻挫としてトラブルが発生することもあります。

また、足首の捻挫をすると思うように動けなくなりますから、足止めをくらうことになります。自分が現在進む方向として行きたくない方向に行っている場合に魂からのメッセージとして足止めをされているのかもしれません。

やりたくないことを無理にやらされていたり、人生が本当に望む方向と違う方に行っている場合にそれに気づかせるための魂からのメッセージとして、足首の捻挫という現象を招いているという場合もあるのです。

ただし、スピリチュアルな観点からの見方は一つの側面であり、すべての捻挫がそうだというわけではありません。自分の心に問いかけてみてまったく思い当たることがなければ特に気にする必要はありません。