痔を整体で改善する

痔でお悩みのあなたへ

今このページをご覧になっているあなたは痔についてのお悩みをお持ちかと思います。
痔で悩んでいる方は非常に多く日本人の3人に1人は”痔主”と言われるほどです。
検診を行なえば7割の人に痔が見つかると言われています。

しかし、それほど悩んでいる人が多い痔ですが初期の段階で病院に行く人はあまりいません。
たいていの場合は重症化して我慢が出来なくなって病院に駆け込みます。

肛門科のとある病院の調査では、自分が痔と自覚してから病院を受診するのにかかった期間は平均7年という調査結果もあります。

なぜそんなに長い期間がかかったかというと

  1. 診察を受けるのが恥ずかしい
  2. 痔で死ぬこともないから放置していた
  3. 病院に行くと手術されるから怖い
  4. 痔の手術は痛いイメージがある

等の理由で病院へ行くのを敬遠する人が多いのです。

このページでは病院とは違ったアプローチで痔を改善する方法を紹介します。
手術を受けなくてはいけないケースもありますが、ほんの一部です。

多くの痔は整体の施術と生活習慣の改善で良くなっていきます。
このページは整体で痔が改善出来る理由とその方法を紹介します。

痔でお悩みのあなたの不安が少しでも和らげば幸いです。
ぜひ最後まで読んでみて下さい。

痔の症状の分類

痔の症状の分類

まずははじめに痔の症状について紹介します。

痔とは

「痔」とは「肛門の病気の総称」で、「いぼ痔(痔核)」「きれ痔(裂肛)」「痔ろう」の3種類が三大疾患として知られます。
その中でも特に「いぼ痔(痔核)」と「きれ痔(裂肛)」の2種類は多く見られ、一般的な痔の薬の治療対象となります。「いぼ痔(痔核)」は、患部の位置によって「内痔核」(肛門内側のいぼ痔)と「外痔核」(肛門外側のいぼ痔)に分けられます。

痔って一体どんなもの!?|ボラギノール公式ブランドサイト より

さらにそれぞれの痔の症状について詳しく解説します。

痔核(いぼ痔)

内痔核と外痔核
出典:「痔の9割は自分で治せる」

いぼ痔は痔核と言います。
痔核は肛門の内側に出来る内痔核と外側に出来る外痔核に分けられます。

内痔核

肛門の内側は大腸と同じく自律神経支配なので内痔核は出血してもほとんど痛みを感じません。
内痔核は進行度により4つの段階に分けられます。

  • Ⅰ度:排便時に出血するが脱肛しない
  • Ⅱ度:排便時に脱肛するが、排便が終わると自然に戻る
  • Ⅲ度:排便時に脱肛し、指で押さないと戻らない
  • Ⅳ度:排便に関係なく脱肛しっぱなし

(※脱肛とはいぼ痔が肛門から飛び出すこと)

内痔核がⅢ度以上になると手術が必要なケースが出てきます。

外痔核

外痔核は肛門の外側に出来ます。
肛門の外側は皮膚と同じ体性神経(脊髄神経)の支配下にありますので、外痔核はほとんどの場合激しい痛みを伴います。

血栓性外痔核

ある日突然肛門の出口に豆粒大のイボが出て激しく痛むことがあります。
肛門付近の血管がうっ血し血栓ができ激しく痛みます。

突然肛門にイボが発生するので心理的なショックも大きく、痛みも激しいですが多くの場合数日で痛みも和らぎ1ヶ月ほどで腫れも引いてきます。

裂肛(切れ痔)

裂肛(切れ痔)
出典:「痔の9割は自分で治せる」

裂肛は切れ痔や裂け痔と呼ぶこともあります。
裂肛の一番の原因は便秘です。
固い便が肛門を通過するときに肛門上皮が裂けて激しく痛んだり出血します。

排便時に力を入れたときに肛門がピリッと痛んだ時や、排便後も痛みが続く場合には裂肛の可能性があります。
しかし、裂肛はほとんどのケースは生活改善により便秘を解消することで手術しなくても良くなります。

まれに裂肛を繰り返し長期化すると肛門が狭くなり便が出にくくなるケースもあります。
これを肛門狭窄と言います。

痔ろう(あな痔)

痔ろう
出典:「痔の9割は自分で治せる」

肛門の歯状線には肛門腺窩(こうもんせんか)というくぼみがあります。
ここに便が溜まって細菌に感染すると進行が始まります。

細菌が感染した肛門腺窩を原発口と呼びます。
原発口から原発巣、二次口へと膿のトンネルを形成するのが痔ろうです。

痔ろうが疑われるポイントとしては

  • 肛門から膿が出てくる
  • 排便時以外も臀部が腫れて痛み、38℃以上の高熱が出る

などの特徴があります。

痔ろうになると肛門や膿の出口である二次口から常に膿や分泌物が排出されるため、下着を汚すようになります。

痔ろうになると自然に治ることはないと言われています。
手術が必要となります。

痔の原因

痔の原因

痔の原因としては次のものが挙げられます。

  • 便秘、下痢など便通の異常
  • 肉体的な疲労
  • 精神的なストレスによる免疫力の低下
  • 冷え
  • 飲酒
  • 女性の生理
  • 座り仕事

手術が必要なケースを除いて、ほとんどの痔は生活習慣を見直し肛門周辺の血流を改善すれば良くなると考えています。

手術が必要なケース

痔で医療機関を受診して手術が必要になるケースの割合は、海外では非常に少ないようです。
ある報告によれば、欧米諸国の痔核の手術率は

  • ドイツ7%
  • イギリス5%
  • アメリカ4%

だそうです。

当院では痔の90%以上は手術をしなくても改善可能と考えています。
日本国内の病院の場合は海外と比較するともっと高い手術率になります。

進行が進んだ内痔核や、裂肛を繰り返して肛門狭窄になった場合の一部のケースで手術が対象になります。
また割合は少ないですが外痔核で症状が重い場合や長期化している場合なども手術することもあります。

痔ろうの場合は100%手術となります。

大腸がんやその他の病気が疑われるケース

大腸がんも痔も肛門からの出血や血便などの共通の症状があります。
痔だと思っていたら実は大腸がんだったというケースもありますから注意が必要です。

また手術が必要な痔ろうは、「肛門周囲膿瘍」という病気から進行してなる場合が多いです。

下記のようなケースは病院を受診することをお勧めします。

  • 肛門からの出血が月に5回以上ある
  • お尻が腫れて激痛がある
  • 肛門の痛みと同時に38度以上の熱がある
  • 肛門やその付近から絶えず膿や分泌物が出ている

整体で改善が期待できるケース

当院ではさほど進行が進んでいない内痔核や裂肛(切れ痔)や、ほとんどの外痔核に関しては整体で改善が期待できると考えています。

整体で痔が改善するなどあまり聞いたことがないと思いますが、これからその根拠と方法について解説させて頂きます。

痔を整体で改善する

検査

痔になって一番考えることは「手術を受けたくない」という人が多いと思います。
痛みに対する不安もありますし恥ずかしい気持ちもあるでしょう。

出来ることなら誰にも知られずに治したいものです。

当院では痔を自力で治すことは可能と考えています。
主に食生活やその他の生活習慣を改善することで痔も改善します。
しかし、なかなか自分だけでは難しい面もあるかと思います。

整体を受けることで肛門周辺や全身の血流を改善することが出来ます。
またセルフケアの意識も高まります。

生活改善アドバイスと整体施術で相乗効果を高めていきます。
具体的にどんなことをするのか解説します。

自律神経のバランスを整える

痔の大きな原因として便秘が挙げられます。
さらに便秘の原因として自律神経のバランスの乱れがあります。

実際、自律神経失調症で悩んでいる方のかなりの割合で便秘の人がいらっしゃいます。

胃腸など消化器は自律神経の副交感神経の支配です。
自律神経が交感神経優位になっていると胃腸がうまく働きません。

当院の整体施術は自律神経のバランスを整えます。
副交感神経が優位に働き心身が深くリラックスすることで、便秘の改善効果があります。

脳と中枢神経へのアプローチ

痔で悩んでいる方の中にはストレスを抱えて不安感や緊張感が強い人がいます。
痔に限らず、すべての病気は不安や緊張状態が続くと回復しにくい傾向があります。

脳と神経が安心して深くリラックスした状態になると、自然治癒力が発動しやすくなります。

当院の施術は脳と神経系を深くリラックスさせる効果があります。
脳と神経が”安心モード”に入ることで全身の血流が改善し病気や症状の快復力が高まります。

肛門付近の血流の改善

痔の直接の原因は肛門周辺の血管内で血液がうっ血することで起こります。
そこで仙骨や仙腸関節や尾骨付近の繊細な調整を行なうことで、肛門周辺の血流が改善します。

全身の血流を改善するだけでなく、ピンポイントで血流を改善するためのセルフケア方法もご指導致します。
日々の生活の中で簡単に取り組める方法があります。

肛門周辺のうっ血が解消されると痔は改善します。

食生活の改善

痔を根本的に完治させるためには食生活の改善は必須です。
便秘や下痢が痔の原因になりますから、腸内環境を整え便秘や下痢を治すようにします。

そのために絶対に必要なのが食生活の改善です。

  • 食物繊維を摂る
  • 腸内の善玉菌のえさになる食物を摂る
  • 腸内環境を悪化させる食物の摂取を控える
  • 痔を刺激する食物の摂取を控える

等々。

あなたの現在の食生活の状況を伺った上で個別にアドバイスさせて頂きます。

肛門を温める

痔は肛門周辺のうっ血が原因なので血流を良くすれば改善します。
そのためには積極的に温めることをお勧めします。

夏でもシャワーで済ませず湯船につかって体を温めます。
下着の上から肛門付近に使い捨てカイロを貼るのも有効です。

※化膿していない場合に限ります。
痔ろうなど化膿している場合は温めると痛みが強まります。

鎮痛剤の使用

痛みが強い場合には市販の痔の薬を使うこともよいでしょう。

服用するタイプ、塗り薬、肛門内部に注入するタイプなどがあります。
痔の種類に合わせて使用すると良いでしょう。

このページのまとめ

最後にこのページの内容をまとめます。

  • 痔には大きく分けて痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔ろうの3タイプがある
  • 痔ろうは手術が必要
  • 大半の痔は手術をしなくても改善できる
  • 痔の原因は肛門周辺のうっ血
  • 便秘や下痢を治しつつ、肛門の血流を改善すれば痔は自然に治る
  • 当院では痔を治すための生活習慣アドバイスと整体施術を行っています

【参考文献】

痔の9割は自分で治せる カリスマ専門医が教える33の極意
平田雅彦著 マキノ出版