自律神経失調症の不定愁訴
宮城県仙台市宮城野区のやすらぎの杜整体院です。「うまく言えないのですが頭が回らないんです」とご予約の電話を頂きました。
自律神経失調症にはいろいろな症状があります。症状によってはなかなか表現が難しかったり他人にわかってもらいにくいこともたくさんあります。
- 頭が回らない
- そわそわして落ち着かない
- フワフワするようなめまいがする
- じっとしていられない
- 意味もなく不安である
- ちょっとした音にびっくりする
等など。
それだけでなく、首や肩もこって苦しくて頭も重くて頭痛がします。食欲もなく胃の調子も悪い。いつもだるくて元気が出ません。夜もあまり眠れません。
ちなみにここに挙げた症状は私も全部経験済みです。自律神経のバランスが悪いと、頭でどんなに良いように考えても様々な不定愁訴で苦しいのです。
しかも、なかなか他人にはわかってもらいにくいような症状ばかりです。熱を出して寝込んでいれば周りも心配してくれますが、熱があるわけでも寝込むほど具合が悪いわけでもない。
でもどうにも具合が悪くて落ち着かないのです。毎日そんな状態が続くと憂鬱になります。体調を良くするために外出したり運動しようにもその元気も出ません。
病院で薬を貰って飲んでも根本的に改善するわけでもありません。どうしたら良いのかわからずに将来のことを考えるととても暗い気持ちになります。
私もかつてはそんな状態で過ごしていましたから、同じような悩みで苦しんでいる人の気持ちがよく分かります。
不定愁訴解決の為に出来ることは?
このような不定愁訴は症状を消すための薬を飲んでも、根本解決にはなりません。その場しのぎにしかなりません。薬に頼れば今度は薬の副作用のリスクもあるし、やめたくてもやめられないようになってしまいます。
根本解決の為には、普段の生活を見直していく必要があります。
生活の中で身体や心にダメージを与えることを必ずやっています。自分ではわからないけれど必ずそういうことをしています。
当たり前の生活習慣の中に、原因が潜んでいます。だから自分の生活=自分の生き方を変えることが根本解決への道なのです。生き方を変えるって言うと大げさに聞こえるけど、毎日当たり前にやっている習慣をちょっと変えるだけです。
でもそれってなかなか勇気が要るんです。ちょっとした簡単な事でもなかなかやめられないことや変えられない事ってありますよね。
でもそんな毎日の習慣があなたの身体の状態と深く関係しています。それをどうとらえるか。生き方を変えずに他人に治してもらおうと思っているうちはなかなか治りませんよ。