私は20代前半から10年以上に渡り自律神経の不調で苦しみました。
自律神経失調症、うつ、パニック障害が併発している状態でした。
現在は克服して元気に過ごしています。

パニック障害を克服した体験は下記のリンクページにまとめてあります。

院長のパニック障害克服体験

このページでは私が体験した自律神経失調症の数々の症状や、それらを克服するためにどんなことに取り組んできたのか紹介します。

以前の私と同じような症状で悩んでいる方の参考になればと思いこれまで取り組んだ方法をまとめてあります。
自律神経失調症は病院で薬をもらって飲み続けても根本的に完治するのが難しい病気でもありますが、少しでも参考になれば幸いです。

自律神経失調症の症状

自律神経失調症の症状

自律神経失調症の症状は多岐にわたります。
また人によっても現われる症状が異なります。

私の場合下記の症状がありました。

身体的な症状

  • 全身の倦怠感
  • めまい
  • 頭痛
  • 動悸
  • 食欲不振
  • 吐き気
  • 胃部の不快感
  • 息苦しさ 呼吸がしづらい
  • 不眠
  • 手足の脱力、ふるえ
  • 手のしびれ
  • 肩こり 首こり

精神的な症状

  • 不安感
  • 緊張感
  • やる気が出ない

現在はすっかり回復して元気に過ごしています。
たまに不摂生をして体調を崩すことはあってもまた生活を整えるとすぐに回復します。

克服するために大切なマインド

自律神経失調症は「誰かに治してもらうのではなく、自分の生活を整えて治す」という気持ちを持つことが大切です。

整体やマッサージを受けることで心身がリラックスして楽になりますが、生活改善をしないと一時的な効果で終わってしまいます。

今の生活を変えずに症状だけ取りのぞいてもらおうという考えだと根本的に良くなるのは難しいと思います。
特に症状が長期間に渡って続いている人ほど、日々の生活を謙虚に省みて変えられることから変えていくことが大切です。

不調が続くと言うことは、何かしらの不調和が日々の生活の中で存在することに対する自然からのサインです。
そのような考えに基づき生活を変えることで症状も改善していきます。

自律神経失調症の克服の為に取り組んだこと

自律神経失調症の克服のために取り組んだこと

次に自律神経失調症を克服するために私が取り組んだことを紹介します。
いろいろなことに取り組みましたが、効果を感じられなかったこともあります。

あまり効果を感じられなかったことは、その方法が悪かったのではなく、その時の自分の状態に適切な方法ではなかったということです。

だから、私が効果を感じられなかったことでも良くなる人もいると思いますし、その反対のケースもあるでしょう。
なのであまり鵜呑みにせず、参考程度にしてください。

あまり効果を感じられなかったこと

まずはあまり効果を感じられなかったことから紹介します。

波動グッズ

自分の体調が悪いとどうしても気持ちも弱くなります。
何かに頼りたくなってしまうのです。
当時流行っていた波動関係の本や雑誌で紹介されていた波動関係のグッズを取り寄せ身に付けたりしていました。

なんとなく気持ち的にお守り代わりにはなりましたが、それがないと不安になるということもあり、結局はすべて手放すことになりました。

何かしらの効果もあるのでしょうが、当時の自分にとって、もっと大切なことに目を向けたり取り組んだりする必要があったということです。

気功

波動グッズと同様に目に見えない不思議な力にすがりたくて、気功の施術院などにも通ってみました。
施術を受けている時はなんとなく精神的にほっとする感じがありましたが、根本的なことは何も変わらないので効果を感じたのは本当に一時的なものでした。

代替療法を受ける場合には、生活改善に取り組んだ上で受ける方がよりよい効果が得られるでしょう。

健康食品

自分の体調を良くしたくて自然食品や健康食品を販売する会社にも勤めました。
ローヤルゼリー、プロポリス、霊芝、発芽玄米、ビタミン類、ミネラル類、その他健康茶などお店で販売している商品を自分でもいろいろ試してみました。

高額なものも含めてあれこれ試しましたが、特に体調が良くなったという実感はありませんでした。
商品的には高品質なものを扱っている会社でしたが、自分の体が必要としているものを摂らなければあまり意味がないということですね。

もちろんそれらの商品で元気になるお客様もいましたので商品そのものは悪くないのです。
大切なのはその時の自分にとって必要なのかどうかということです。

精神安定剤

一時期は心療内科や精神科で精神安定剤や睡眠導入剤をもらって飲んでいました。
とはいえ、薬には出来るだけ頼りたくないという気持ちがあったので通院したのはどうしても体調がきつかったときに数回行った程度です。

もらった薬を飲んだときは少し気分が楽になった感じがしました。
でも続けて飲んでいるとまた症状がぶり返してきて効かなくなってきました。

そのままどんどん薬の量が増えたり、辞めたくても離脱症状がひどくて辞められない話もよく耳にします。
副作用のことや。薬無しでは生活出来なくなることに不安や恐怖がありましたので、もらった薬がなくなったらそのまま病院には行かなくなりました。

※私は自己責任で薬を辞めましたが、現在薬を飲んでいる人は医師の指示に従ってください。

呼吸法

自分で出来ることをやろうと、呼吸法に関する本を読み漁りました。
そしていろいろな呼吸法を試してみました。
しかしいわゆる呼吸法をすると私はすぐに疲れてしまうのです。

呼吸法は呼吸のリズムをコントロールします。
何秒かけて吸って止めて何秒かけて吐く、といった方法や意識的にお腹を膨らませたりへこませたりする方法など、呼吸をコントロールします。

呼吸をコントロールすることはなかなか大変で、せいぜい一週間くらい継続してもすぐまた忘れてしまったり面倒くさくなってしまって続かないのです。

それに呼吸を意図的にコントロールすることは呼吸筋の筋トレのようなものなので、結構疲れるのです。
真面目にやると頭がクラクラしたり、頭痛がしたりしんどくなってしまうのです。

そんなわけで呼吸法はあまりよい効果を感じることが出来ませんでした。

よい効果が得られたこと

次に良い効果が得られたことを紹介します。

読書

自分の体調を改善するために良い情報はないかととにかく読書をしました。
20年以上前はSNSもスマホもありませんでした。
インターネットはありましたが今ほど情報も豊富にありませんでしたので、良い情報を求めて読書していました。

読書をして直接自律神経失調症が治ったわけではありませんが、本を読んで勇気づけられたり希望が見えたりしました。

精神世界や自己啓発の本もたくさん読みましたので、自分で現実を変えていくための潜在意識の使い方を学びそれが今の自分に繋がっています。

心と体の健康、癒し、魂、生き方に関する本を中心に1000冊以上読みました。
それらの知識は今もとても役に立っています。

瞑想

心身を穏やかに保つためには瞑想はとても効果的でした。
とてもリラックスできるし良いアイデアも湧きやすくなるので今も続けています。

頭の中のおしゃべりが止まらない人や、ネガティブな考えばかり湧いてきて困るという人は、瞑想を習慣にしていくとだんだん頭の中がすっきり静かになってきます。

興味のある方は瞑想のレッスンも行なってますので下記リンクをチェックしてみてください。

【瞑想レッスン】ストレス解消や精神安定に瞑想を学んでみませんか?

栄養の改善

栄養面の改善に取り組んでからかなり体調が良くなりました。
あまり知られていないことですが、自律神経失調症、うつ、パニック障害などの心の病とされている病気や症状も必要な栄養を補給していくと劇的に改善するケースがあります。

具体的には糖質制限食と高たんぱく食を組み合わせることで脳内伝達物質の働きがよくなり、精神的にも安定しますし元気が出てきます。

様々な不定愁訴も自然と出にくくなりました。
栄養面のアプローチについては下記ページに詳しくまとめてあります。

自律神経失調症は栄養で改善できる

操体法

首こりや肩こりが酷かったので体へのアプローチとして整体やハリやカイロプラクティックやマッサージなどいろいろ通いました。

どれもそれなりに効果を感じることが出来ましたが、問題は効果が持続しないことでした。
そこで自分でできる整体の一種である操体法を学び、毎日自分の体をケアするようになりました。

操体法は自分で自分の体と対話をしながら、体の歪みを整える方法です。

操体法を実践することでたいていの体調不良や痛みは自分で解決できるようになりました。
大きな病気や怪我をしない限りは自分の体から適切な答えが得られるようになりました。

このことは自分に対する信頼感が非常に高まりました。
また多くの不安が解消されました。

操体法は自然法則を活用した優れた健康法であると同時に生き方の哲学でもあります。
操体法を学び、実践することで自分の体調もとても良くなりました。

現在は操体法の素晴らしさを伝えることも自分の使命と考えています。

操体法とは

自律神経失調症の完治のために大切なこと

自律神経失調症の完治のために大切なこと

私の場合は精神面のアプローチとしては読書を中心に、自分がワクワクしたり安心できる情報とできるだけ接するようにしてきました。

ネガティブな考え方が浮かんでくるときには、ポジティブな気持ちになれるような本を繰り返し読んで気分転換をしました。

身体面のアプローチとしては栄養面の改善に取り組みました。
実は食改善がもっとも効果があったかもしれません。

短期的な効果はわかりにくいですが、長期的に継続することで徐々に体調が改善していきました。

自分が自律神経失調症の克服するのに役に立ったことは、心のケアとして読書と瞑想、体のケアとして食改善と操体法が挙げられます。

ただ心のケア、体のケアと厳密に分けられるわけではなく心と体は繋がっているのでそれぞれのケアが心身両面に効いた感じがします。

完治できると信じることが大切

つらい症状が慢性的に続くと不安になるし、自信もなくなります。
しかし必ず体調不良の原因が存在します。

操体法では健康になるための自己責任行動として

  1. 息(呼吸)
  2. 食(飲食)
  3. 動(動作や姿勢)
  4. 想(精神活動)

の4つを挙げています。

自律神経失調症もその他の体調不良も、必ずこれらの4つの行動の中に過不足があります。
その過不足を調整していくと体調も改善していくものなのです。

逆に言えば、これらの行動を変えずして外側のものに頼ってもなかなか根本的な解決は難しいと考えています。

自分で克服する気持ちを強く持つ

様々な商品やサービスを受けることも良いですが、基本的には自分が主体となり積極的に改善のために取り組んでいく姿勢が大切です。

自分の行動を変えずに、「誰かや何かに治してもらいたい」という気持ちが強い人もいますが、あまりよい成果が得られにくいです。

整体を受ける場合にも「自ら治りたい人」と「誰かに治してもらいたい人」ではその人から発せられる波動もまったく違います。
当然ながら回復のスピードも違ってきます。

自分で改善していく気持ちが大切です。

総合的に生活習慣の改善に取り組む

自律神経失調症の改善のためには何か一つだけやるよりも総合的に取り組むと効果的です。

私の場合は

  1. 息⇒呼吸を観察する瞑想(ヴィパッサナー)
  2. 食⇒栄養改善(高たんぱく質&低糖質食)
  3. 動⇒操体法の操法を実践
  4. 想⇒読書や瞑想で心を穏やかに保つ

という感じで4つの自己責任行動についてそれぞれ取り組みました。
現在も健康維持やアンチエイジングのために継続して取り組んでいます。

自律神経失調症を克服するために必要なことはそれほど特別なことではなく、日々の生活の中で実践出来るちょっとしたことの積み重ねなのです。

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自律神経失調症