宮城県仙台市宮城野区のやすらぎの杜整体院の上川名です。昨日「足がだるい」という男性が来院しました。右足全体がだるく苦しいのだそうです。痛いわけでもなくしびれているわけでもありません。足が「だるい」のです。

このような方は結構いらっしゃいます。

足がだるい理由

なぜ、足がだるいのかといえば足に血液・酸素がうまく届いていないのです。正座を長時間続けるとだるく苦しくなります。もっと続けるとしびれてきます。それと同じです。

なぜ正座をしているわけでもないのに足がだるいのかといえば、足に血液が届きにくい何かしら原因があります。この方の場合は腰や臀部や大腿部の筋肉が非常に固くなっていました。

詳しくお話を伺うと10代の頃に腰椎の圧迫骨折をしたことがあったそうです。この時腰痛も抱えていました。圧迫骨折の時の衝撃は相当のものでしたから、そのショックがまだ身体に残ったままになっている可能性もあります。

過去のショックが身体に記憶されているケース

過去に大ケガをしたり衝撃を受けたりしたショックが癒やされずに身体に残っていることがあります。怪我自体は治っていても、衝撃や外部の刺激に対して身体が敏感に反応してしまうのです。また痛めたら嫌ですから無意識に身体が過敏に反応してしまうのです。

この方の場合は骨盤の可動域の検査をしようと動かすと無意識に筋肉に力が入ってしまう癖がありました。無意識なのでご本人はわかりません。しかし私にはそのような無意識レベルの緊張も伝わってきます。

身体がびっくりしないようにゆっくりとそっと動かしても無意識に力が入ってしまうのです。このような場合に有効な方法があります。詳しくは書けませんが身体が無意識レベルで安心する動作があります。そのような動作をすることで、一瞬で身体が緩みます。

そういう動作や刺激を繰り返すことで徐々に深い部分の緊張が解放されていきます。

無意識レベルの緊張を解放する

無意識レベルの緊張を解放するには無意識に働きかけることが必要です。身体からのアプローチがとても有効なことが多いのです。身体の動きや刺激を通じて脳に安心とリラックスをもたらしていきます。

過去の怪我の衝撃により、外部からの刺激が安全なレベルであっても常に危険であると無意識レベルで認識しています。それを安全で大丈夫な刺激であると言うことを身体を通じてインプットしていくのです。

言葉を使って頭に言い聞かせてもなかなか難しいのです。非言語のアプローチで安心・安全をインプットしていくのです。この方法は私が臨床経験のなかで自然と発見した独自の方法ですがとても効果的です。

脳や神経が安心してリラックスすると筋肉もリラックスできるし、外部の刺激に対しても過剰に反応しなくなっていきます。

足がだるい、という症状を抱えている人はたくさんいますが、「足がだるい人にはこのテクニックを使えばOK!」という単純な話ではないのです。(巷ではそのような症状別テクニックも流行っていますが…)

その人の身体の都合、身体の事情があるのです。これまでに生きてきた中でいろいろな事情を抱えているわけです。そういうことも含めて身体と心に寄り添っていく必要があります。