ぎっくり背中

ぎっくり背中(急性背部痛)の対処法と整体について解説します。

ぎっくり腰同様、背中も「ギク」っとなって痛めてしまうことがあります。
通称「ぎっくり背中」と言います。
急性の背部痛です。

私自身も何度も背中を痛めた経験が経験がありますから、辛さはとてもよくわかります。
でもそれほど心配しなくても大丈夫です。

適切な対処をすると早く楽になります。

ぎっくり背中とは

ぎっくり背中と自然治癒

ぎっくり背中の症状と原因について解説します。

症状

ぎっくり背中は、ちょっとした拍子に背中が痛くなりその後激痛になります。
少し背中を動かしたり、深呼吸をするだけで痛むこともあります。

背骨(胸椎)の関節を痛める場合と、背骨に近い部分の筋膜を痛めている場合があります。

原因

多くの場合数日で自然治癒しますが、なかなか治らないケースもあります。
何日たっても何週間も経っても痛みが軽減していかない場合には注意が必要です。

骨折している

痛めたときの衝撃が強く、あまりに激しい痛みがある時には骨折の可能性もあるので、そのような場合には整形外科を受診しましょう。

骨折している場合にはまず整形外科で診てもらいましょう。
画像検査をして骨折の有無を確かめてもらいましょう。

筋膜の歪みの影響

痛めたときの衝撃や、日常の生活習慣の影響で、筋膜の歪みが強くなっている場合も回復が遅くなります。
整体有効なケースでもあります。

筋膜が歪んでいると結果として骨格も歪みますし、筋肉も固くなります。
筋膜の緊張が解放されることで骨格の歪みや筋肉のコリがその場で改善します。

大半の整体院では骨格そのものや筋肉そのものにアプローチしていますが、当院では筋膜へアプローチすることでより少ない刺激で骨格、筋肉共にその場で変化していきます。

栄養不足の影響

必要な栄養が不足している場合にも回復が遅くなります。
身体の構成要素であるタンパク質が不足している場合にも回復しにくいケースもあります。

本来ならば日にちの経過とともに回復していくはずのものが、ずっと治らないとすれば、日常生活の中に回復を妨げている要因が必ず存在します。

食生活が乱れている現代社会です。
ぎっくり背中が治らない場合にも食事を見直してみるとよいかもしれません。

冷えの影響

体が冷えていると患部の血流も悪く回復力も低下します。
入浴や湯たんぽやカイロなどで温めると回復が促進されます。

ぎっくり背中の対処法

ぎっくり背中の対処法

私も何度かぎっくり背中になったことがありますが、いつも子供を抱っこしていたり、荷物を持ったまま無理な体勢で上半身を動かした時に痛めました。

痛めた瞬間に「うっ!」となります。
脊柱の周辺を痛めるとは限らず、肋骨の近くを痛めることもあります。

これからぎっくり背中になってしまった時の対処法を書きます。

背中を痛めた時の対処法

「あ、背中を痛めてしまったな」と思ったら、その場でその体勢のまましばらくじっとしています。

呼吸をするだけで痛いかもしれません。
下手に動くと余計に痛くなります。
身体の様子を繊細に観察しながら、楽に呼吸が出来る体勢を探ります。

大きく動いてはなりません。
小さく小さく動きます。
小さくひねる動き。
小さく背中を丸める動き。

少しでも楽な姿勢が見つかったらそこでしばらく呼吸を観察します。

うまく行けばこれだけでぎっくり背中の痛みが治ることもあります。
一時的に筋膜を変な方向にねじってしまって痛みが出ても、その場で整復できればその場で治ることもあります。

コツは小さく動くことです。
数センチずつ、場合によっては数ミリずつ。
身体の内部を感じながらそーっと小さく動きます。

それで楽なポジションを維持し呼吸を観察します。

身体の緊張がほどけるポジションでリラックスして呼吸していると、自己調整力が働いて治ることもあります。
痛みが取れなくても先ほどよりも動ける範囲が広がったりします。

ここに書いた方法は誰かから教わったわけでなく、自分で背中を痛めたときに自分で自分の感覚に従って治した方法です。

  • 「痛めた!」と思ったらそこから下手に動かない事
  • そろりそろりと楽なポジションを見つけること
  • そこでリラックスして呼吸をゆったり続けること

うまくやるとそれで良くなります。

ぎっくり背中の整体

当院の骨盤矯正

もしぎっくり背中になっても、それほど心配しなくても大丈夫です。
ぎっくり腰と比較しても早く回復します。

ぎっくり腰の場合は腰部や骨盤部に痛みが生じます。
上半身の体重が全部かかりますから、ちょっと身体を動かすだけで大きな痛みが走ります。

一方、ぎっくり背中の場合ですと患部に体重がかかる分が腰と比べて少ないので負担も小さくなります。
なので、余計なことをしなければ一晩寝るごとに痛みも和らいでいきますから安心してください。

数日経過してもなかなか治らない場合には整体を受けることをお勧めします。
治りにくい身体になっていますので自然治癒力を高める整体を行ないます。

慢性化したぎっくり背中の整体

慢性化したぎっくり背中は丁寧に整体すると改善します。

痛めたところが悪いわけではなく、多くの場合痛い部位には原因はありません。
他の部位の動きが悪いために患部に負担がかかってしまったのです。

ですから患部の負担が和らぐように全身のバランスを考慮して整体を行ないます。

全身バランスの調整

ぎっくり背中になる人は全身のバランスが悪くなっています。
とくに重いものを持って痛めたのでなければ、日常の動きに対応できないくらい身体が硬くなっていたわけです。

筋肉の柔軟性が失われていたために背中を痛めてしまったのです。
ですから背中を施術するのでなく、全身のバランスが良くなるように施術するのです。

骨盤と脊柱の調整

ぎっくり背中になる人は脊柱の動きも悪くなっている可能性があります。
脊柱の動きが悪い人は骨盤の動きも悪くなっています。

つまり骨盤や背骨が本来の動きが出来ないために、背骨の一部や付近の筋肉に負担がかかり痛めてしまうのです。

ぎっくり背中の整体では骨盤や脊柱の可動性を取り戻します。

痛くない施術

痛い部位はできるだけそっとしておきます。
痛い部位に施術を行うと身体は余計に緊張してしまいます。

脳と神経がリラックスすると快復力も高まります。
痛みや不快な感覚を伴う施術は一切しません。
丁寧に感覚を問いかけながら心地よい施術を行います。

自然治癒力を高める整体

当院が目指すのは自然治癒力を高めることです。
どこかが痛くなっても自然に回復する身体を作ることが大切です。

ぎっくり背中になったのは仕方がないですが、通常数日で回復するはずが長引いているとしたら回復を阻む原因があります。

その原因を取りのぞいていきます。
本来の自然治癒力が取り戻されると自力で回復する力が高まります。

症状を治すのではなく、より本質的なところを整えていきます。