整体などの施術を受けた後に一時的にかえって調子が悪くなるように感じることがあります。
これを好転反応と呼びますが、心身がバランスを取り戻す過程で起こることですので心配ありません。

当院では繊細で優しい手技を行なっていますので、好転反応が出ることは非常に稀です。
いろんな体質の方がいらっしゃいますので絶対に出ないというわけではありません。

好転反応とは

施術を受けた後に回復の過程で起こる反応のことを言います。
心身の緊張が緩和したときに血流が良くなり様々な反応が出ることがあります。

だるい、眠くなる、ぼーっとする、頭痛がする、関節の痛みが出る、などの症状があります。

反応が出やすい人

自律神経のバランスを崩している人に好転反応が出やすい傾向があります。
普段は交感神経が優位になっているのが、施術で副交感神経が優位になります。

リラックスして血行が良くなるために、体がどんどん回復しようとします。
敏感な人はそのときの反応を強く感じる場合があります。

神経が過敏になっている人は、栄養状態があまりよくないことがあります。
食生活のバランスが悪いために神経が過敏になっているのです。

回復のメカニズム

温泉に入ると人はリラックスしてゆったりしますが、長湯をし過ぎたり体調が弱っている場合には入浴後にのぼせたりだるくなる人もいます。

体質によっては長く温泉に入ってもなんともない人もいます。
敏感な人はすぐに疲れたようになります。
このように人の体質や状況は人それぞれなのです。

体調がうんと弱っていたり、自律神経のバランスを大きく崩している場合には、どんなに繊細な施術をしても反応が出ることがあります。

自然治癒のプロセス

好転反応とは自然治癒力の働きです。
体が活性化して回復のプロセスが進みます。
その時に敏感な人や体調が弱っている人は、一時的に体調が悪化したように感じることがあります。

風邪の菌やウイルスが体に入ってくると、免疫の働きによって熱などの症状が出ることがあります。
一般的にはそれらの症状を薬で抑えがちですが、免疫の仕組みを考えると熱が出ることで治そうとする働きが高まっていると言えます。

このように一見不快に感じる症状が自然治癒力の働きであることもあります。

施術開始時期に起こりやすい

初回の施術で好転反応が出た人でも、徐々に出にくくなります。
施術刺激にも体が慣れてくるので二回目以降は出にくくなります。

反応として多いのが眠くなったり、少しぼーっとする感じになる人が多いです。
痛みが強まるケースはほとんどありませんが、元々急性の痛みを持っていてかつ神経が過敏になっている人ですと痛みが強まることが稀にあります。

単に痛めてしまっているケース

他院で無理な施術を受けて痛くなったという話も聞くことがあります。
これは好転反応というより単に痛めてしまったケースです。

体にとって強すぎる刺激だったり、痛みを我慢して受けたりすると施術後にそのような痛みが出ることがあります。
低価格のリラクゼーションサロンで施術を受けた後に痛くなったという話も時々聞きます。
少しでも不快感を感じる刺激の場合には、声をかけて辞めてもらうようにした方がよいでしょう。

好転反応を早く治める方法

多少けだるい感じや眠気が出る場合には、不快な感じではなくむしろリラックスして気持ちよい場合もあります。
痛みやだるさが強く出た場合には、心配せずに次のような過ごし方をすると良いでしょう。

  • ゆっくり休む
  • よく寝る
  • 温める
  • 冷やす
  • 必要な栄養素を補給する

体が十分な休息を取りたがっていることが多いので、出来るだけゆっくり休んだり眠ったりすると回復のプロセスが進みます。

体を温めるのも良いでしょう。
基本的には体を温めた方がよいですが、痛みを強く感じる場合には冷やす方が気持ちよく感じることもあります。
体の感覚を聞きながら気持ちよく感じることをすると良いです。

神経過敏は栄養不足からもなります。
特に甘いものを食べすぎている人は神経過敏になりやすいです。
痛みがなかなか取れない人はだいたい甘いものが大好きです。
栄養面からも体を整えていく必要があります。

痛みが強い人や、体のあちこちが痛い人は、栄養面も含めて心身のバランスを大きく崩しているケースが多いです。
このような方ほど好転反応が出やすいので注意が必要です。
出来るだけ少ない刺激から初めて反応を見ながら施術を進めていく必要があります。