宮城県仙台市宮城野区のやすらぎの杜整体院です。

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多次元操体講習会でよく受講生の先生方にする話ですが
手の内側の「母性」と「父性」の話をします。

多次元操体法では触れ方、タッチを非常に重要視します。
雑な触れ方は問題外です。丁寧に触れます。

優しく触れます。赤ちゃんを優しく包み込むお母さんの優しさ。
そんな優しい母性たっぷりの触れ方をします。

しかし、母性だけでは不十分で父性も必要です。

父性とは言ってみれば安定感、大いなる安心感。
強さ、たくましさ等など。

弱く触れれば母性、強く触れば父性、
という単純な力加減の問題でもありません。

優しさと安定感・安心感を同時に提供します。

ちょっと相反するように思えるもの同士を
手技の中に同居させるのです。

言葉で言えばそういうことになるけれども
それを実際にやるためには経験が必要です。

単に力加減の問題ではないのです。

どれだけ掌のセンサーを高めて
どれだけ相手の細胞に寄り添って
どれだけ相手の身体の情報を読み取れるか
そして必要なつり合いをフィードバックできるか

そんなことが求められます。

その精度が高まるほどに操法の精度も高まります。
同じことをしても相手に与える影響がまるで違ってきます。

そういう違いがわかるようになると
その整体の先生に触れられただけで

「あ~この先生はちゃんとわかって下さってる手だ」とか
「この先生は知識は豊富だけど手は全然出来ていないな」

ということもわかるようになってきます。

頭で考えずとも身体で瞬時に感じ取れるようになってきます。
それはプロの整体師でなくとも、一般の人も感覚の良い人はわかります。

無意識レベルで、「この先生の手は安心できる」とか、
「何だか不安だなぁ」とか判断しているのです。

そういう判断は人間として、動物として出来るようになっています。
センサーが元々備わっているからです。

そのセンサーが鈍っていると、荒っぽい施術をする先生のところに
通い続けて、さっぱり良くならなかったり、帰って痛めたり
ということが起こりうるのです。

それを相手の先生のせいにする人もいますけれど
そういう刺激を受け入れ続けた本人の責任でもあるのです。

動物的、野性的、本能的な勘や感覚が必要なくても
とりあえず生きていける社会ではありますが、
やはりそういうものは時代が変わっても
無くしてはならないものだと思っています。

身体、心、魂の本質に関わることは本能的な勘や
直観が何より大切なのは今も昔も変わりません。

当院の整体はそういう根源的な感覚や本能を
目覚めさせるお手伝いをしているとも言えます。

治してもらう整体ではなく、自分で治せるようになる。
放っておいてもいつの間にか治る身体になる。
そんなお手伝いをしていきたい。