宮城県仙台市宮城野区のやすらぎの杜整体院の上川名です。

操体法の哲学 息食動想(呼吸、飲食、動き、想い)

操体法では息食動想の四つの自己責任行動および環境が心身の健康に影響を与えると考えます。特に息食動想の4つの活動は他人に替わってもらえませんから、自分でやるしかありません。

自分の責任で整えていくのです。

整体の施術だけで何でもかんでも治るわけではないので、いろいろな分野の勉強をしていますが結局はこの4つの自己責任行動と環境に原因があるので、そこを丁寧に整えていくことが根本的な問題解決の鍵となります。

これまでも事あるごとにこの四つの大切さはいろいろな場面で書いたり伝えたりしてきましたが、改めてまとめてみたいと思います。

息(呼吸)を整える

呼吸を整えるというとついつい「呼吸法」をする、というイメージがつきものですが私は呼吸法はやっていません。過去には様々な呼吸法に取り組んできました。しかし、呼吸法は呼吸をコントロールすることなので疲れたり面倒くさかったりで長続きしないのです。

いつの頃からか呼吸をコントロールするのではなく、その代わりに「呼吸に気づく」ということを実践するようになりました。

呼吸に気づく瞑想法や、ヴィパッサナー瞑想やマインドフルネス瞑想とも共通しています。ただただ静かに自分が今行っている呼吸にありのままに気づきます。

すると自然と穏やかで深い呼吸になっていくのです。

呼吸のコントロールを手放す

これはいわゆる呼吸法とはまったく逆のアプローチで、むしろ呼吸のコントロールを手放します。呼吸しようとすらしません。完全に呼吸を放っておきます。すると、逆説的ですが今の自分にとって必要な呼吸が訪れます。

委ねることで自然な呼吸が取り戻されるのです。

昔の操体法の本では「腹式深呼吸」が紹介されていますが、多次元操体法的には呼吸を手放し宇宙に委ねます。すると本来の呼吸が取り戻されるという感じです。

食(飲食)を整える

食については従来の操体法ではマクロビオティックに近い食事が推奨されています。私も整体の仕事をする前は自然食品店の店長をしていましたので、マクロビオティックこそが最強の食事だと信じていました。

しかしいろいろ調べてみるとマクロビオティックにもデメリットがあることもわかりました。完璧な食事法というのはないのかもしれません。というのも人によって体質も違いますし、その時の状況によって必要な食事も人によって変わってきます。

病気を治したい場合と、病気ではないけれどもっと健康になりたい場合では、必要な栄養や食事の内容も変わってきます。だから「自分にとって理想的な食事はその時々で変わる」ということを踏まえた上で、必要な栄養を意識的に選択していくことが必要になります。

日本人の二人に一人がガンになる時代です。ストレスの影響もありますが食生活の影響もかなり大きいと考えています。健康で元気に生きようと思うなら周りの人たちと同じようなものを食べていてはダメだということです。

私の食事法

私が現在取り組んでいる食事を紹介します。

  • 糖質制限食
  • ナチュラルパレオ食
  • MEC食
  • ビタミンC大量摂取

上記の食事法やさらに分子栄養整合医学(分子栄養学)などの情報を基にして普段の食事を摂っています。しかし、それほど完璧なものではなくゆるい感じでやっています。

一日に三食食べますが、基本的に主食は食べません。おかずのみです。5~6年そのような食事をしています。風邪もめったに引かなくなりましたし、食後の極端な眠気やだるさも改善されました。

お酒を飲むときはビールや日本酒などの醸造酒ではなく、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒を飲むようにしています。糖質制限的にそのようにしたのですが、今はビールや日本酒やワインを飲むと酔いが回りやすい感じがします。

いわゆる「酔っ払った」感じになりやすいです。「酔う」というのはアルコール以外に糖質の影響も多大にあるような気がしています。

ビタミンCはガン予防、風邪やインフルエンザの予防にもなりますので、毎日4000mg以上を目安に摂っています。ペットボトルの水に溶いて飲んでいます。風邪などで寝込むことはほとんどなくなりました。肌つやが良いですねと言われることが増えました。

今のところ、食についてはこのような取り組みをしています。また今後変わるかもしれませんがたぶんしばらくは続けて行くと思います。

 

分子栄養整合医学(分子栄養学)

従来の西洋医学では症状に対して薬を処方しますが、分子栄養学では不足している栄養を補って病気を治します。当院では栄養が不足していると思われるクライアント様には仙台市内の専門クリニックを紹介しています。

整体の施術をしてその場は楽になられても、良い状態が持続しにくい人は栄養失調状態だったりします。カロリーは足りていても質的な栄養失調になっています。そういう人は栄養療法を始めると様々な症状が劇的に改善したりします。

動作(運動)を整える

体の動き方、動かし方も症状と関係しています。体の負担が大きいような体の使い方をしていれば痛めやすくなります。また痛い場合にも痛みが早くよくなる体の動かし方があります。操体法では体の動きを使って体のバランスを調和させます。

多次元操体法では従来の操体法をさらに繊細に優しいアプローチに改良しました。体の内部に渦巻くエネルギーを感じ取りそれを表現していきます。優しい小さな動きで体が楽になります。

筋肉を鍛える

筋肉が弱っている場合には(特に下半身)、筋肉を鍛えることが必要です。筋力が低下して歩けない場合には病院へ行って薬をもらうよりも筋トレをして筋肉を強くする方が歩けるようになります。

また腰痛、股関節痛、膝痛などの場合にも筋トレで筋肉が増えることで血流も増し痛みが改善することも多いです。筋肉が増えると毛細血管も増えます。筋トレをすることにより成長ホルモンが分泌されます。

運動不足で筋肉が弱っている人は鍛えるのが一番の解決策です。

筋肉を緩める

筋肉が弱っているケースと共に多いのは、筋肉が凝り固まっているケースです。こういう場合には各種手技療法が効果的です。もちろん多次元操体法もとても効果的です。操体法でセルフケアも出来ます。

操体法の優れているところは、直接患部に触れなくとも緩められるところです。さらに、その部位だけでなく全身の様々な部位が調和します。全身が連動して良くなります。

それと、指圧やマッサージの刺激が届きにくいような深部に刺激が届きます。深く効き、広く効きます。

しかし、弱点もあります。操体法は自分で体を動かすのでその人がどう動くかによって効果が変わります。つまり上手に動けば良い効果が出るし、下手に動かすと良い効果が得られません。操体法は積極的に自分の力で改善したいという人には向いています。

他力で依存して治してもらいたい、という人にはあまり向いていません。

想いを整える

自分が何を考え、何を感じて過ごしているか?ということが心身の健康状態に大きな影響を及ぼします。

治りやすい、治りにくいの違いはどんな精神状態で過ごしているかが深く関係します。

脳が深くリラックスし、安心している状態だと回復しやすいです。脳が緊張し不安や恐怖に支配されている状態だと回復したくても回復しにくいです。

不安、緊張状態にあると自律神経は交感神経優位になります。「闘うか逃げるか反応」を引き起こします。そのような状態だと良い施術をしてもなかなか治るものも治らないのです。

ですから、施術を通じてクライアント様の脳や神経がリラックスすることも非常に大切です。多次元操体法では心身が安心するようなアプローチをしていきます。細胞レベルで安心する触れ方で触れていきます。

深いレベルでリラックスできると回復のスイッチが入ります。

引き寄せの法則のメカニズム

現実創造は思考や感情のエネルギーに反応します。今この瞬間に何を考え、何を感じているか、ということが自分自身の現実創造に影響を与えます。思考がそのまま現象化するわけではなく、思考や感情のエネルギー(波動)に反応しますので注意が必要です。

引き寄せの法則を学んだけれどうまくいかないという人は、思考レベルの理解と実践に止まってしまっています。波動、エネルギーレベルでの理解や実践が進むと現実が変化していきます。

多次元操体法は従来の操体法の考え方に引き寄せの法則のメカニズムも活用していきます。自然法則を理解し活用することで現実も変わっていくのです。

環境を整える

普段どんな環境で過ごしているかも健康状態に影響を与えます。

長く過ごす空間を少しでも快適なものにしていくと良いですね。

職場の環境を勝手に変えることは難しいかもしれませんが、自分のデスクの周りにお気に入りのものを置いたり、机の引き出しを整理整頓するだけでも違います。

私は整体院で過ごす時間が長いので整体院の院内の空間を快適になるようにしています。

音響、色合い、香り、肌に触れるものの品質等など。出来る範囲で工夫しています。

快適な空間にいるとそれだけで心と体がリラックス出来ます。

操体法の哲学(息食動想環)まとめ

以上をまとめますと、必要な栄養を摂り、必要に応じて体を動かし、安心してリラックスして過ごしていれば呼吸も自然に深まり健康状態も良くなります。

今現在何かしらの症状で苦しんでいる、特に慢性的な症状でお困りの方は、今の生活の中に原因がありますのでその生活を変えていく必要があります。

呼吸、食事、体の使い方(運動)、考え方。

それらと環境を整えることで現実が変わっていきます。

症状を改善しよう、治そうとすると本質が見えなくなります。結果の世界である症状を追いかけるのではなく原因の世界に目を向けてアプローチしていきます。

すると創造される現実が変わります。症状が改善するのはおまけに過ぎません。

シンプルなことをシンプルにやるだけで良いのです。
自分の感覚を信じて自己責任で取り組むのです。