手首の痛みでお悩みの方へ。
手首の腱鞘炎はとてもつらいですよね。
日常動作で手首を使う場面はとても多いです。
そのたびに痛みが走ります。
そのうち自然に治るだろうと放置しても、なかなか治らないと不安になります。
このページでは手首の腱鞘炎の原因と、根本的に改善する方法について解説します。
現在お悩みの方はぜひこのページの最後までご覧になってみてください。
腱鞘炎とは
腱鞘炎の症状
手首の痛みは主に腱鞘炎によるものです。
炎症部位が腫れたり痛みを持ちます。
親指側に曲げると痛い、小指側に曲げると痛い、手のひら側に曲げると痛い、手の甲側に曲げると痛い、ひねると痛い、動かしてもいたくないけど、手をついて体重をかけると痛い、等々。
また痛みの出る部位も、手根骨周辺だけでなく、手の甲や手の指、前腕に及ぶこともあります。
親指の付け根に起こるドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)や手の指に起こるばね指も腱鞘炎の一種です。
痛みの部位や痛みが出る動きによって、整体アプローチも変える必要があります。
腱鞘炎とは別に手根管症候群という病気でも同様の痛みやしびれなどの症状が現れます。
また産後の女性が手首の痛みで悩むことも多いです。
産後は赤ちゃんの抱っこなどで手にかかる負担が一気に増えます。
寝不足などの疲れや慣れない子育てのストレスも加わり痛みが出やすくなります。
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腱鞘炎の原因
腱鞘炎の原因は一言でいうと手や指の使いすぎです。
使いすぎで負担がかかって炎症が起こっている状態です。
【参考情報】
腱鞘とは、骨と筋肉をつないでいる腱を包み、腱が滑らかに動くよう支える滑車のような働きをする組織です。腱鞘炎とは、この腱鞘と腱がこすれ合って炎症を起こす病気です。
腱鞘炎の原因は腱鞘と腱がこすれて炎症を起こしていることですから、手や指の使い過ぎを休ませれば改善します。
しかし組織が固くなっている場合には治りにくいので、整体で周辺組織を緩めることで回復を促します。
前腕の歪み
腱鞘炎の直接の原因は手の指の使い過ぎによる炎症ですが、当院ではある部分に着目しています。
それが「橈骨と尺骨のバランスの不調和」です。
橈骨と尺骨というのは前腕の二本の骨です。
親指側が橈骨、小指側が尺骨です。
この二本の骨の動きが悪くなっていたり、位置関係が不適切になっているのです。
橈骨と尺骨の距離が広がり過ぎていたり、狭くなりすぎていたり、捻じれた状態で固まっていたりします。
橈骨と尺骨のバランスが変わることで、長年治らなかった手首痛が劇的に改善することも少なくありません。
当院の整体
当院では手首痛の大きな要因として橈骨と尺骨のバランスの不調和と考えています。
まずは「なぜ橈骨、尺骨がアンバランスになっているのか?」
という事を考えてみましょう。
橈骨、尺骨のアンバランスの元の原因にアプローチします。
そうやって奥の原因をどれだけ見出して、症状との関連を見立てられるかが整体の腕の見せ所です。
施術者の経験や知識によってもその見立ては変わってきます。
全身のバランス調整
当院の整体は手首が痛い場合でも関連する全身の部位を調整します。
痛みの直接の原因は腱鞘炎です。
そしてその背後に橈骨と尺骨のアンバランスがあります。
さらにそのまた背後には上腕全体の筋膜の繋がりの不調和があります。
骨が歪むのではなく筋膜の歪みにより結果として骨格が歪むのです。
だから上腕全体の筋膜のねじれや歪みを調整する必要があります。
ではなぜ、上腕の筋膜がねじれたのか?とさらに考えます。
上腕骨~肩甲骨~鎖骨の繋がりの不調和が存在します。
そのまた原因を考えます。胴体と上腕のバランス、骨盤と脊柱のバランス、骨盤と下肢のバランス、、、。
結局そうやって見て行くと、手首痛と言えども全身の筋膜の繋がりのバランスを調和させていく必要があります。
前腕の歪みの調整
全身のバランスを整えた後に前腕や手首の関節の調整をします。
橈骨と尺骨のバランス調整、前腕の筋膜調整、関節の調整を行います。
当院では痛みを伴う施術は一切しません。
心地よく感じる刺激で施術を行います。
バランスが悪い状態から良い状態に変わる時は快適な感覚を伴います。
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