このページでは当院独自の施術法である多次元操体法について詳しく解説いたします。

    多次元操体法とは

    多次元操体法は当院の院長の上川名が2007年に考案しました。
    従来の操体法をベースにしてヒーリングの技術や理論を融合して、より高い効果を出せるように工夫を重ねて創られたものです。

    誕生秘話

    私は操体医学研究所・仙台操体医学院の今昭宏先生より操体法を学びました。
    2005年から10年間ほど毎月講習会に参加して勉強させて頂きました。

    今先生の講習会では、従来の治療法の理論や技術の枠にとらわれず、自由な発想で直観に思いついたものを試してみるということをよくやっていました。

    操体法では「気持ちよさ」という感覚をとても大切にします。
    気持ちよさを味わうことで自然に回復する力が発動し、体の歪みが整うのです。

    もちろんセルフケアとしても非常に優れた方法ですので、毎日自分でも実践していました。
    ある時に「点、線、面」の気持ちよさを味わうということをしていました。

    その時に

    • 点で味わう気持ちよさ⇒指圧
    • 線で味わう気持ちよさ⇒ストレッチ
    • 面で味わう気持ちよさ⇒筋膜リリース

    といった感じで操体法の味わい方次第で様々な治療法に共通しているということに気づきました。
    さらに

    • 点=0次元
    • 線=1次元
    • 面=2次元
    • 立体=3次元

    という感じで、次元分けをしてその次元で気持ちよさを味わうにはどうしたら良いかと考えるようになりました。

    この時点では物理的な肉体面での気持ちよさの段階です。

    さらには

    • 4次元=気
    • 5次元=感情
    • 6次元=思考・想念
    • 7次元=高次の自己

    という対応を仮定し、精神領域での気持ちよさも同時に得られるためにどうしたらよいかという探究が始まったのでした。

    そして、人により快を求めている次元で快適感覚を味わうことこそが操体法の極意ではないかと気づいたのです。
    さらに操体の枠に捉われることなく、その哲学を肉体的・精神的各次元に活用できるのではないかと考えました。

    多次元領域の対応表

    次元 身体・エネルギー体 療法など 操体操法など
    0(点) ツボ

    トリガーポイント
    指圧
    鍼灸など

    圧痛操法
    コリ操法

    1(線) 筋肉 ストレッチ
    マッスルエナジーテクニック
    PNFなど
    局所的な基本操法
    逆モーション操法
    2(面) 皮膚・筋膜

    筋筋膜リリース
    ロルフィングなど

    皮膚操法
    筋膜操法
    3(立体) 筋・骨格系のバランス カイロプラクティック
    各種整体法

    全身の基本操法
    三軸操法

    4(気・チャクラ) エーテル体 気功
    ヒーリングなど
    ゆらし操法
    静の操体(余韻)
    5(感情) アストラル体 EFT・TFTなどのタッピングセラピー トントン操体
    感情のナビゲーションシステム
    6(思考・想念) メンタル体 イメージトレーニング
    心理療法
    思考の選択
    7(高次の自己) コーザル体
    感謝
    悟り
    目覚め

    各次元ごとに対応する身体・エネルギー体や施術法などをまとめてみました。
    快を求めている領域に対応した施術法を選択するとより効果的であるという一つの仮説です。

    この表で表した内容はあくまでも一つの仮説であり例に過ぎません。
    要は従来の操体法の枠にとらわれずに快適感覚を味わえばよいのです。
    仮にそれが他の施術法だとしても操体の原理=自然の法則ですからそれでよいのです。

    そのように考えると自分の中で操法の幅がぐんと広がりました。
    受け手に何らかの施術を押しつけるのでなく、受け手の感覚に問いかけながら心地よいことだけをしていきます。

    操体法とヒーリングを融合

    従来の操体法の体の歪みを整えるという目的に加えて、精神的・エネルギー的調和という目的も同時に達成できるために、様々な試行錯誤を繰り返してきました。

    従来の操体法における操法を細かく分析しました。
    そして操法の技術のみならず施術者の意識の持ち方やクライアントへの接し方やコミュニケーションも含めて、心も体も楽になれるような施術を提供するために、いろいろな工夫を重ねて出来上がったのが多次元操体法なのです。

    従来の操体法で得られる効果に加えて、同時にヒーリング効果も得られる施術法となっております。

    多次元操体法のメリット

    多次元操体法は従来の操体法のデメリットをカバーし、よりよい効果を得られる工夫をしています。
    まずは操体法のメリットとデメリットを解説します。

    従来の操体法のメリット

    従来の操体法は安全に体の歪みを整える優れた方法です。

    以下のようなメリットがあります。

    • 痛いこと、不快なことはしない
    • 楽な動き、気持ちよい動きをする
    • 気持ちよいので続けやすい
    • 安全に体のバランスを調整できる
    • 副作用がない
    • 自分一人でも出来る
    • 解剖学などの専門知識がなくても出来る
    • いつでもどこでも出来る

    等など

    従来の操体法のデメリット

    一方、デメリットもあります。

    • 強揉みが好きな人には物足りない
    • 感覚が鈍っている人はやり方がよくわからない場合がある
    • 自力を使うことが多いので面倒くさく感じる人もいる
    • 受け手本人の感覚や運動能力により効果が左右される

    等など。

    よくあることは、操体法のセミナーで習ったことを家に帰って家族に試してもさっぱり効かないということがあります。

    多次元操体法のメリット

    多次元操体法は本人の感覚がそれほど開けていない場合でも、しっかり体の変化を感じて頂けるように一つ一つの操法に工夫をしています。

    感覚が鋭い人がどのように操法を受けているのか分析し、初心者でもしっかり変化を感じて頂くことができます。

    その理由としては、本人の感覚を尊重しつつも、感覚だけに頼り切らないことです。
    感覚が鋭い人に対しては感覚を優先しますが、感覚が鈍っている人に対しては施術者側の技術で対応していきます。

    メリット

    • 感覚がわかりにくい人でも変化を体験しやすいように検査や操法の体系が組み立てられている
    • 頭で感覚を捉えがちの人に対しても、ダイレクトに体で感覚を感じられるようになる
    • ヒーリングの技術を導入することで感覚を超越して変化を体感できる
    • 体の歪みが整うと同時に心も深くリラックスし癒される

    多次元操体法の特徴

    多次元操体法の特徴を紹介します。
    一般的な治療法と比べて穏やかで優しい施術になります。

    1. 痛くない施術
    2. リラックスできる癒しの施術
    3. 自然治癒力を活性化
    4. 余計なことはしない
    5. ヒーリング効果

    などの特色があります。

    1.痛くない

    痛いことはせずに安心して緊張が緩むような触れ方を心がけています。
    触れ方がよくないと触れた瞬間に相手の潜在意識に緊張を与えてしまいます。
    できるだけ優しくホッとするような触れ方を心がけます。

    2.リラックスできる癒しの施術

    出来るだけリラックスして頂いた状態で施術を行います。
    脳と神経が安心してリラックスできる癒しの施術です。

    3.自然治癒力を活性化

    施術家が改善してあげるという考えではなく、自然の法則を活用することにより本人の快復力を引き出していきます。
    水や肥料や気温など条件が整うと自然と綺麗な花が咲くように、本質的なところを整えあとは自然の法則にお任せします。

    4.余計なことをしない

    できるかぎり余計なことはせず、本当に必要な刺激のみ行ないます。
    身体が喜ぶ施術を提供すると身体は元気になります。
    身体が必要としていないことをすると逆効果になることもあります。

    5.ヒーリング効果

    人間は肉体だけの存在ではなくエネルギー的な存在でもあります。
    そんな多次元的な人間に対して肉体レベルとエネルギーレベルで調和をもたらすような施術をしたいと考えています。
    深く安心してリラックスできる施術です。

    多次元操体法の施術

    多次元操体法のやり方は以下の手順で行います。

    1. 楽な姿勢をとる
    2. 動きをチェックして楽な動作や窮屈な動作を見つける
    3. 楽な方か、または窮屈な動作の逆の動きをする
    4. 補助抵抗をつける
    5. 補助抵抗と気持ちが良いつり合いを保つ
    6. 気持ちよさを十分に味わう
    7. 気持ちよさが薄れたら脱力する
    8. 脱力後の余韻を味わう

    という流れになっています。

    基本的には従来の操体法と同じですが、一番の違いは補助抵抗とのつり合い方です。
    出来る限り力比べにならないように繊細に優しい力でつり合うようにします。

    また瞬間急速脱力もあまり使いません。
    脱力も静かに優しく行うことが多いです。

    【関連ページ】

    ◆ヒーリングと整体が融合した独自の施術>>

    ◆多次元操体法講習会>>

    ◆仙台発祥の操体法とは>>