私はより効果の高い整体法を求めて勉強する中で仙台市発祥の操体法と出会いました。
そして従来の操体法を実践しながら、一つ一つの操法(操体法における手技)を見直し改良を重ねてきました。
それを多次元操体法と名付けて施術を行っています。

多次元操体法とは

2007年9月にセルフケアを実践している最中に直観にアイデアが降りてきました。
テニスボールを首のこりに気持ちよい角度で当てて味わっていたのです。
このコリを点へのアプローチと考えるとストレッチは線だな、といった考えが浮かんだのです。

人により快を求めている次元で快適感覚を味わうことこそが操体法の極意ではないかと気づいたのです。
さらに操体の枠に捉われることなく、その哲学を肉体的・精神的各次元に活用できるのではないかと考えました。

快適感覚

次元 身体・エネルギー体 療法など 操体操法など
0(点) ツボ

トリガーポイント
指圧
鍼灸など

圧痛操法
コリ操法

1(線) 筋肉 ストレッチ
マッスルエナジーテクニック
PNFなど
局所的な基本操法
逆モーション操法
2(面) 皮膚・筋膜

筋筋膜リリース
ロルフィングなど

皮膚操法
筋膜操法
3(立体) 筋・骨格系のバランス カイロプラクティック
各種整体法

全身の基本操法
三軸操法

4(気・チャクラ) エーテル体 気功
ヒーリングなど
ゆらし操法
静の操体(余韻)
5(感情) アストラル体 EFT・TFTなどのタッピングセラピー トントン操体
感情のナビゲーションシステム
6(思考・想念) メンタル体 イメージトレーニング
心理療法
思考の選択
7(高次の自己) コーザル体
感謝
悟り
目覚め

各次元ごとに対応する身体・エネルギー体や施術法などをまとめてみました。
快を求めている領域に対応した施術法を選択するとより効果的であるという一つの仮説です。

この表で表した内容はあくまでも一つの仮説であり例に過ぎません。
要は従来の操体法の枠にとらわれずに快適感覚を味わえばよいのです。
仮にそれが他の施術法だとしても操体の原理=自然の法則ですからそれでよいのです。

そのように考えると自分の中で操法の幅がぐんと広がりました。
受け手に何らかの施術を押しつけるのでなく、受け手の感覚に問いかけながら心地よいことだけをしていきます。

引き寄せの法則との共通点

引き寄せの法則とは目の前に起こる現象や経験はそれを体験する本人がすべて引き寄せているという考えです。
無意識領域から発せられる波動に対応して現象が引き寄せられるという理論です。

引き寄せの法則を解説した書籍は多数出版されていますが、エスター&ジェリー・ヒックスにより記された一連の書籍がとてもわかりやすく参考になりました。

その中に感情をナビゲーションシステムとして活用することが書かれていました。
感情というものが現実創造においていかに大切で重要な役割を担っているかということがわかりました。

操体法は気持ちよい動きを味わうと歪みが整います。
引き寄せの法則は良い気分を選択すると良い現象を引き寄せます。

表現は異なりますが、実は同じ自然法則を伝えているのではないかと思ったのです。
操体法における「感覚」が引き寄せの法則では「感情」になります。
この感覚や感情が快適かそうでないか、で思考や行動を選んでいくわけです。

この原理は施術の場だけでなく日常生活すべてにおいて使えるものですから、いつも自分の感覚や感情を意識するようになりました。
さらに引き寄せの法則の書籍などに書かれている願望実現のコツを操体法の臨床に応用してみることにしたのです。

多次元操体法の特色

  1. 痛くない施術
  2. リラックスできる癒しの施術
  3. 自然治癒力を活性化
  4. 余計なことはしない
  5. ヒーリング効果

などの特色があります。

1.痛くない

痛いことはせずに安心して緊張が緩むような触れ方を心がけています。
触れ方がよくないと触れた瞬間に相手の潜在意識に緊張を与えてしまいます。
できるだけ優しくホッとするような触れ方を心がけます。

2.リラックスできる癒しの施術

出来るだけリラックスして頂いた状態で施術を行います。
脳と神経が安心してリラックスできる癒しの施術です。

3.自然治癒力を活性化

施術家が改善してあげるという考えではなく、自然の法則を活用することにより本人の快復力を引き出していきます。
水や肥料や気温など条件が整うと自然と綺麗な花が咲くように、本質的なところを整えあとは自然の法則にお任せします。

4.余計なことをしない

できるかぎり余計なことはせず、本当に必要な刺激のみ行ないます。
身体が喜ぶ施術を提供すると身体は元気になります。
身体が必要としていないことをすると逆効果になることもあります。

5.ヒーリング効果

人間は肉体だけの存在ではなくエネルギー的な存在でもあります。
そんな多次元的な人間に対して肉体レベルとエネルギーレベルで調和をもたらすような施術をしたいと考えています。
深く安心してリラックスできる施術です。

多次元操体法のやり方

やり方は以下の手順で行います。

  1. 楽な姿勢をとる
  2. 動きをチェックして楽な動作や窮屈な動作を見つける
  3. 楽な方か、または窮屈な動作の逆の動きをする
  4. 補助抵抗をつける
  5. 補助抵抗と気持ちが良いつり合いを保つ
  6. 気持ちよさを十分に味わう
  7. 気持ちよさが薄れたら脱力する
  8. 脱力後の余韻を味わう

という流れになっています。

基本的には従来の操体法と同じですが、一番の違いは補助抵抗とのつり合い方です。
出来る限り力比べにならないように繊細に優しい力でつり合うようにします。

また瞬間急速脱力もあまり使いません。
脱力も静かに優しく行うことが多いです。

【関連ページ】

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