- 頭がフラフラして外出するのが不安
- めまいや吐き気がする
- 首コリや肩コリが酷く頭痛もする
- しょっちゅう動悸や不安感に襲われる
- 朝すっきり起きられない、いつも疲れが抜けずにだるい
- 生理痛が酷い、生理不順
- 原因不明の心身の不調で困っている
これらの症状は自律神経のバランスの乱れが関係しています。
自律神経失調とは

院長の上川名です。仙台市宮城野区東仙台にて2004年に開業し、2022年現在18年目になります。私も自律神経失調症で長年苦しんだ経験があります。試行錯誤しながら生活習慣を変え薬に頼らず自力で克服することが出来ました。その経験を元に延べ30000人以上の方の不調の改善のお手伝いをしてきました。あなたの力になれれば幸いです。
このページでは自律神経失調症の原因と当院の整体について詳しく解説いたします。
自律神経の仕組み
まずは自律神経の仕組みから説明します。
自律神経はその名の通り、自律的に働く神経です。
交感神経と副交感神経から成っています。
自分の意思とは無関係に自律的にバランスを取り大切な生命活動を支えています。
交感神経と副交感神経はシーソーのようにバランスを取っています。
それぞれの働きを下の表にまとめてみました。
【交感神経・副交感神経の働き】
交感神経が優位(活動) | 副交感神経が優位(休息) | |
緊張、興奮 | 気分 | リラックス |
増加、上昇 | 心拍数・血圧 | 減少、下降 |
上昇 | 体温 | 下降 |
緊張 | 筋肉 | 弛緩 |
早い | 呼吸 | ゆっくり |
抑制 | 消化 | 活発 |
増加 | 発汗 | 低下 |
収縮 | 血管 | 拡張 |
拡大 | 瞳孔 | 縮小 |
促進 | ホルモン分泌 | 安定 |
上昇 | 血糖・血中脂質 | 安定化 |
発汗、鳥肌を立てる | 皮膚 | 乾燥 |
尿をためる | 膀胱 | 排尿 |
射精・子宮の収縮、排卵の促進 |
生殖器 | 勃起・子宮の弛緩 |
健康な状態だとこれらの神経がうまく切り替わってバランスが取れているのですが、ストレスなどによりこのバランスが乱れると心身の様々な症状に悩まされることになります。
自律神経失調症で悩んでいる人へ
自律神経失調症は病院に行って検査をしても原因がはっきりしないことも多く、なかなか周りの人に辛さをわかってもらえません。
気のせいや、甘えのせいにされてしまうこともあります。
- 気のせい
- ストレスのせい
- 低血圧
- 更年期障害
- 慢性胃炎
などの病名をつけられて対症療法が行なわれるだけで、熱心に病院に通ってもなかなか改善しないという声も耳にします。
結果として様々な病院を渡り歩くドクターショッピングを繰り返している人も少なくないのです。
検査をしてもはっきり原因のわからない不定愁訴に対して、自律神経失調症と診断されることもあります。
自律神経失調症は内臓や器官には異常がありません。
その人の生活習慣の偏りによって自律神経の機能が乱れて起こります。
なので検査でも異常が見つからず、薬で症状を抑えても根本解決にならないのです。
自律神経専門の整体院からのメッセージ
やすらぎの杜整体院は2004年の開業以来、18年に渡り自律神経の不調でお悩みの方の改善のお手伝いをしてきました。
院長自身が自律神経失調症で長年苦しみましたが、薬に頼らず生活習慣を改善することで回復しました。
その体験をもとに、整体手技だけでなく総合的な生活改善のアプローチを組み合わせて根本改善のお手伝いをいたします。
薬に頼らずに自分の自然治癒力を高めて健康を取り戻したい、という考えの方にはきっとお役に立てると思います。
自律神経失調症の原因(当院の考え方)
それでは自律神経失調症の原因について解説します。
病院などで検査をして原因がよくわからないという場合でも、必ず原因は存在します。
なぜ、自律神経のバランスが乱れるのか?
自律神経は通常無意識に副交感神経と交感神経のバランスをシーソーのように保っています。
しかし、生活の中で一時的に強いストレスがかかったり長期的に心身がストレスにさらされたりすると自律神経のバランスが乱れます。
その結果様々症状が現れるのです。
だから症状を追いかけて対処するのではなく、自律神経そのものが安心してバランスを取り戻すアプローチが必要なのです。
当院では自律神経のバランスが乱れる原因として以下のように考えています。
- 心身のストレス
- 栄養面の問題
- 血流障害
- 骨格の歪み
それぞれの項目について解説します。
心身のストレス
自律神経失調症の原因には必ず何かしらのストレスが存在しています。
ストレスと一言で言ってもいろいろな種類があります。
職場や家庭での人間関係のストレスや、環境面のストレス、幼少期からの思い込みやトラウマが関係していることもあります。
ストレスを減らすだけでなく、各種のアプローチでストレスへの耐性を高めていくこともできます。
血流障害
デスクワーク中心で運動不足だったり、冷え性だったりして血流が悪いことも自律神経失調症の原因になります。
自律神経の不調でお悩みの方はほぼ全員体の緊張が強く、血流も悪くなっています。
手足などの末端の冷えに悩んでいる女性も多いです。
骨格の歪み
筋骨格系の歪みも自律神経失調症の原因となります。
私たちは重力のかかる空間で生活しています。
身体のバランスが良いときは骨格で重力とうまくバランスを取っています。
しかし骨格が歪んでくると筋肉でバランスを取るようになります。
するといつも筋肉に負担がかかるようになり、首こりや肩こりを引き起こします。
特に上半身の筋肉が慢性的に緊張するようになると自律神経のバランスが乱れます。
栄養面の問題
意外と見逃されがちなのが栄養面の問題です。
自律神経失調症で悩む大半の人が食生活に問題を抱えています。
必要な栄養素が不足しているのです。
カロリー計算の栄養学ではなく、栄養で病気を治すための栄養療法という分野があります。
比較的新しい医学分野なので一般的な病院の医師も詳しく知らないことがほとんどです。
自律神経のバランスが乱れやすい食事のパターンがあります。
原因不明の心身の不調に悩むほとんどの人がそのような食生活のパターンに陥っています。
自律神経の乱れが関係する症状
様々なストレスにより自律神経のリズムに変調をきたし、自律神経失調症になると次のような症状が発生します。
【各臓器に現れる自律神経失調症の症状】
※いくつかの症状が一見関連のない部位に現れることが多いです。
症状が現れる部位 | 症状 |
全身 | だるさ、倦怠感、不眠、微熱が続く |
頭 | 緊張型頭痛、頭重感、めまい、メニエール、立ちくらみ |
目 | 眼精疲労、まぶたのけいれん |
耳 | 耳鳴り、突発性難聴 |
喉 | のどのつまり感(ヒステリー球) |
循環器 | 高血圧、低血圧、不整脈、胸痛 |
呼吸器 | 過呼吸、息苦しい |
皮膚 | かゆみ、じんましん、円形脱毛症 |
筋肉 | 筋肉痛、肩こり、腰痛、しびれ |
消化器 | 慢性胃炎、吐き気、過敏性腸症候群 |
手 | 手の震え、手のしびれ、手のひらの多汗 |
泌尿器 | 頻尿、残尿感 |
生殖器 |
月経前症候群、生理痛、産後うつ、更年期障害、不妊 |
代表的な症状について解説します。
全身のだるさ、倦怠感、不眠など
夜ぐっすり眠れないなどの不眠の症状がみられます。
朝もすっきり起きられずいつも全身が重だるく、倦怠感があります。
血液検査などをしてもはっきりと数値に表われません。
首こり、肩こり、頭痛、めまいなど
自律神経失調症の人は全身の筋肉が凝り固まっていることが多いです。
特に胸から上の上半身ががちがちに凝っています。
その結果として片頭痛や頭重感、首こりやめまいなどの症状が生じます。
マッサージなどでもみほぐしても根本原因が変わらないので一時しのぎになることが多いです。
耳鳴り、突発性難聴、喉のつまり感など
ストレスにより耳鳴りや一時的に難聴になることもあります。
またのどに何か物がつかえたような違和感が生じることもあります。
ヒステリー球(咽喉頭異常感症)という症状です。
吐き気、食欲不振、過敏性腸症候群など胃腸系の症状
食欲がなく食事があまり摂れなかったり、便秘や下痢を繰り返したり、特定の状況になると緊張して胃腸の調子が悪くなったり(過敏性腸症候群)といった症状があります。
これらの症状も、症状を抑えるための薬を処方されますが根本原因が変わらないので改善しにくいのです。
更年期障害、生理痛、生理不順、月経前症候群、不妊症など婦人科系の症状
女性に特有のこれらの症状はホルモンバランスの乱れが原因で起こります。
ホルモンバランスが乱れる原因として、日々の生活の中の精神的ストレスや栄養面の問題などが挙げられます。
根本原因にアプローチすることでこれらの症状の改善が期待できます。
一般的な病院や治療院での対処法
自律神経失調症に対する一般的な病院での対処法は以下の通りです。
・投薬治療
・カウンセリングなどの心理療法
病院では症状を抑えるための薬が処方されますが、薬を飲み続けて根本的な原因が変わらないのでなかなか改善しにくいのです。
また、症状が一つだけではなく同時に複数の症状が現れることも多く、対症療法だと症状を追いかけて薬で抑える治療になりますから症状の数だけ薬も増えてしまいがちです。
カウンセリングなどの精神的アプローチは、長年の考え方をすぐに変えるのは難しく時間がかかる傾向があります。
・マッサージ
・骨盤矯正、骨格矯正
整体院や民間療法の治療院では、凝り固まった筋肉をマッサージなどでもみほぐして対処することが多いです。
しかし筋肉のコリは結果として起きていることなので、コリをいくらもみほぐしても根本的な原因にアプローチしなければ、対症療法と変わりません。
すぐにまた症状が再発します。
骨盤矯正や骨格矯正は強い力で施術を受けると、逆に自律神経が緊張し体のコリが強くなることもありますので注意が必要です。
当院の自律神経専門整体の7つの特徴
それでは、当院の自律神経専門整体の7つの特徴について紹介します。
単にこっている筋肉をもみほぐしたり、一般的な骨盤矯正とはまったく異なる施術内容です。
精神、肉体、エネルギー、栄養、生き方、など総合的なアプローチで改善のお手伝いをさせていただきます。
- 脳神経系が深くリラックスする施術
- 優しい刺激で自然と骨格の歪みが整う施術
- 精神的ストレスや過去のトラウマにも対応
- 無意識の領域(潜在意識)へのアプローチ
- 整体手技とエネルギー療法の融合した施術
- 栄養面のアドバイス
- 効果的なセルフケアのアドバイス
それぞれの特徴について解説します。
1.脳神経系が深くリラックスする施術
当院では「操体法」という整体を提供しています。
仙台市の医師(故・橋本敬三先生)が創始した整体術です。
操体法の特徴は症状を追いかけないことです。
操体法は不調が発生する原因を以下のように考えています。
-
1.身体の歪みが生じる
-
2.感覚の異常が生じる(違和感)
-
3.機能的な異常が生じる(様々な症状)
-
4.器質的損壊が生じる(病名がつく)
他の整体や骨格矯正の場合、強い力を必要とすることがあります。
痛みや不快な感覚を伴う刺激は、神経の緊張を引き起こし余計に筋肉を固めてしまいます。
操体法の特徴はクライアント自身の気持ちよさを手掛かりにして施術を行うことです。
快適な感覚を丁寧に味わいながら施術を進めますので、脳や神経が安心してリラックスモードになります。
極めて安全で安心できる施術です。
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2.優しい刺激で自然と骨格の歪みが整う施術
操体法では症状の原因として身体の歪みを重要視します。
身体が歪むと感覚に違和感を生じます。(例:肩が重いなど)
さらに歪みが大きくなると実際に様々な症状が現われます。(例:めまい、吐き気、不安感など)
しかし、2の違和感や3の症状の段階では検査をしても器質的な病変が見つからないので原因不明とされるか、ストレスのせいにされたり自律神経失調症の診断を受けたりします。
さらに歪みが大きくなると、検査ではっきり病名がつけられるような病気へと進みます。
(例:胃潰瘍など)
西洋医学では症状に対して薬などで抑えます。
これを対症療法と言います。
一方操体法では症状にとらわれずに、身体のバランスを整えることを重視しています。
回復のプロセスは先ほどの症状発生のプロセスとは逆になります。
-
1.身体の歪みが整う
-
2.感覚の違和感が軽減・消失する
-
3.機能的な異常が軽減・消失する
-
4.器質的損壊が回復しやすくなる
というプロセスを経てあなた自身の自然治癒力が高まり自然と快復していくのです。
気持ちよく快適な刺激にもかかわらず、自然と骨格の歪みが調和します。
3.精神的ストレスや過去のトラウマにも対応
自律神経失調症の大きな原因にストレスがあります。
自分ではわかっていてもなかなか解消できないストレスもあります。
その陰には過去のトラウマや固定観念が関与しているケースもあります。
当院では精神的な問題や感情の抑圧やストレスケアにも積極的に取り組んでいます。
クライアント様の状況に応じて、タッピングを使ったEFTなどの感情解放セッションも行っています。
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4.無意識の領域(潜在意識)へのアプローチ
ほとんどの人は、外の世界の出来事に対して無意識に反応しています。
その反応の仕方も人それぞれで、その人の思い込みや固定観念により反応も自動的に起こっています。
それらの無意識的に起こる反応に気づき、意識的に反応をコントロールすることができます。
不要な思い込みや固定観念を解放し、潜在意識の領域を変えていくことで快適に生活できるようサポートします。
5.整体手技とエネルギー療法の融合
当院では人間の体を単に肉体としての身体とはみなしていません。
肉体としての身体と同時にエネルギー体としての身体もあります。
当院の手技は身体的な骨格バランスを調和させるとともに、目には見えないエネルギーのバランスも調和するように行っています。
普段の生活では感じられないレベルで深くリラックスし、癒されるとのお声も多数いただきます。
6.栄養面のアプローチ
操体法では食事の内容についても重視しています。
人間の体は食べたもので作られています。
また精神状態や生理的なバランスも食生活の影響を多大に受けています。
当院では最新の分子栄養学に基づいた栄養アドバイスも行っています。
従来の栄養学とは異なり病気や症状を改善するための新しい栄養医学です。
あまりに栄養状況が悪化している場合には仙台市内の栄養療法専門クリニックを紹介させて頂くこともあります。
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7.効果的なセルフケアのアドバイス
日々の生活の中に根本的な原因が潜んでいますので、当院では生活改善のためのアドバイスも大切に考えています。
その場では楽になっても根本的な原因が解消されない限り、またいつもの生活に戻ると症状が再発します。
アドバイスの内容は、その方に合わせて優先度の高いものからお伝えしています。
- 身体の歪みの影響が大きい方
- 栄養面に問題を抱えている方
- 精神的な問題を抱えている方
などなど、その人によって特に取り組むべき課題は異なります。
多くの場合、複数の要因が複合的に絡んでいますので優先度の高いところから重点的に取り組んでいただきます。
「普段の生活パターンをまったく変えずに、症状だけ取り除いて欲しい」という方よりも
「生活面も見直して自分でできることにも取り組みながら自然治癒力を高めて根本的に改善したい」
という方のほうがより改善しやすいです。
お客様の声
当院の施術を受けたお客様の感想を紹介します。