「タッピング」というキーワードで検索して来院された40代女性クライアントさんがいらっしゃいました。
あまり聞きなれない言葉だと思います。
体の特定の部位を軽くトントンとたたくことで感情を解放するセラピーです。
このページではタッピング療法について解説いたします。
タッピング療法とは?
タッピングとは手で身体のツボなどをトントンと軽く叩くことを言います。
叩くと言っても軽く優しくトントンします。
赤ちゃんと寝かしつける時に優しくトントンとしますよね?
ちょうどあんな感じです。
もっと優しくてもいいくらいです。
ツボをトントンと優しく刺激して経絡のエネルギーバランスを整え、心理的に良い効果を得るための療法がタッピング療法です。
抑圧された感情エネルギーを解放したり、不安を落ちつけたりするのに効果的です。
有名な療法ではTFT(思考場療法)やEFT(感情解放テクニック)があります。
複雑な診断を要するTFTのをよりシンプルにして、誰でも出来るように改良されたものがEFTです。
世界的に普及してます。
当院では2009年からタッピングのセッションを行っています。
感情エネルギーを解放する
私は心と身体は一つだと考えています。
「心と身体は繋がっている」という表現がありますが、繋がっているどころか一体化しているという感じです。
心の状態が身体に出ているし、身体が変わると心も変わります。
なので、特に普通に整体の施術をしていて涙があふれてくる人も少なくありません。
当院の多次元操体法は手技とエネルギーワークを融合して提供していますので、目に見えないエネルギー領域でも変化が起こります。
身体が変化すると心も気持ちも変化する、という体験をされる人も少なくありません。
また、心理面のセッションを希望している人でもお話を伺うとほとんどの場合身体面でも何かしらの不調を抱えていらっしゃいます。
なので、まずは初回は心理メニューを希望される方も整体(多次元操体法)のセッションを受けて頂いています。それで必要に応じてタッピングセッションも提案しています。
セッションについて
初回は整体(多次元操体法)のセッションを受けて頂きます。
それで心身の調和を取り戻していきます。
自分の責任で自分の心や身体の状態を整えていく、という当院の基本スタンスをご理解頂きます。
辛いからといって、他人に代わりに全部やってもらおうと思っても、たいていの場合一時しのぎになってしまいます。それが必要な時もありますが徐々に自立して頂くことが大切です。
EFTセッションを受けられる場合でも、他力本願ではなかなか難しいです。
EFTセッションも多次元操体法同様、自分の責任で行うことが大切です。
セッション時はセラピストとしてサポートしながらセッションを進めていきますが、人生の問題に対して真摯に取り組まれる場合、自分で自宅などでセルフEFTを行えるようになって頂くことも大切です。
セッションではEFTを自分で出来るようになって頂くためのサポートも行っています。
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タッピングの効果が感じられないケース
書籍や動画を見て自分でタッピングをしてみたけれど効果を感じられない、という方がいらっしゃるかもしれません。
下記のような要因が考えられます。
- リラックスしていない
- 頭の思考に捉われている
- 変化したくない
それぞれのケースについて解説します。
リラックスしていない
タッピングを行うときはリラックスできる状態で行うと効果的です。
意識を感情に集中せずに単に手順だけおこなっても効果を感じにくいです。
思考に捉われている
タッピングは感情のエネルギーに働きかけます。
考え方を変える方法ではありません。
頭の中の思考について考えすぎていると効果を感じにくいかもしれません。
今自分がどんなふうに感じているか、体で感じるようにするといいでしょう。
変化したくない
本人が変わりたくないと強く思っている場合や、変わりたいと思っていても潜在意識の領域で変わることを望んでいない場合にも変化を感じにくいかもしれません。
無理に意識せずとも、心を開いて素直に感情を感じるようにすると変化を感じやすくなると思います。
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