過敏性腸症候群でお悩みの方へ。
この症状があるといろいろと行動が制限されてしまいます。
緊張する場面でお腹が痛くなったり、下痢をしたりするので安心して行動できません。
腸の検査をしても原因が見つからず、精神的な問題とされてしまいます。
なかなか治りにくく長年にわたり悩み続けている人も少なくありません。
でも大丈夫です。
私自身も若い頃は過敏性腸症候群の症状で悩んでいましたが、今はすっかり治りました。
当院では、過敏性腸症候群に対して自律神経のバランスを整える整体を行なっています。
全身の緊張を解放し生理的なバランスも整えていきます。
このページでは過敏性腸症候群の症状と原因、そして対策について解説しています。
現在お悩みのあなたの助けになれば幸いです。
- 便秘や下痢を繰り返す
- 試験前等に緊張してお腹が下る
- 学校や会社に行こうとするとお腹が痛くなる
- お腹にガスがたまりやすい
- 精神的なストレスの影響が腸に来やすい
等々
今あなたが上記のようなことでお困りでしたら当院の自律神経を整える整体で改善のお手伝いを致します!
目次
過敏性腸症候群とは
過敏性腸症候群とは、消化管の運動性の障害により腹痛、便秘あるいは下痢が起こる状態のことを言います。
この病気になると、胃や腸の消化管がさまざまな刺激に対して非常に敏感になります。
ストレス、食事、薬、ホルモン類、その他のわずかな刺激が消化管の異常な収縮を起こします。
一般的には下痢になる人が多いようです。
下痢の間に便秘が起こることもあります。
過敏性腸症候群は女性の方が男性の 3倍多く起こると言われています。
ストレス、不安、抑うつ、恐怖、など強いネガティブな感情は下痢、便秘、その他の腸の機能に変化を起こします。
そして過敏性腸症候群の症状を悪化させるのです。
なぜなら、脳は消化管を支配しているからです。
発作が起きている間は、消化管の収縮は強まります。
食品や便が大腸を急激に通過するので下痢が起こります。
過敏性腸症候群は、大腸が強く収縮したり伸びたりするので、その圧力に対する大腸上の受容体の感受性の亢進する結果、けいれん痛が起こります。
発作はほとんど常に目覚めているときに起こり、寝ている人が発作で目覚めるようなことはほとんどありません。
過敏性腸症候群の症状
過敏性腸症候群は、レントゲンや内視鏡などの検査をしても異常が見つかりません。
器質的疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病など)とは違い、主にストレスが原因となって起こります。
腸に器質的な異常はないのに、正常に機能しない疾患です。
主な症状
- 便意はあるが、排便がない。
- 便意はあるが便が少量しか出ない。
- 腹痛をともなった下痢や便秘が起こる。
- 夜就寝中には下痢がない。
- 下痢が続いても栄養障害や体重減少が起こらない。
- おならがよく出る。
過敏性腸症候群の原因
原因は心理的ストレスと言われています。
胃腸などの消化器と脳は自律神経でつながっています。
脳が不安や精神的圧力、強いネガティブな感情などのストレスを受けると、自律神経を通してストレスが胃や腸に伝達されます。
その結果、消化管の機能異常を引き起こしているのだと考えられているのです。
ストレスによって一度腹痛を起こして下痢をした経験があると、また同じようなストレスにさらされたり、同じような状況になったときに、「またお腹が痛くなるんじゃないか」と不安になります。
気にすればするほどさらにストレスとなるのです。
そして過敏性腸症候群の下痢や便秘などの症状を悪化させる、という悪循環になってしまうのです。
改善のための対策
過敏性腸症候群の原因は、腸にあるわけではありません。
]脳と自律神経の伝達システムがうまく働いていないのです。
ですから、脳と自律神経が正常に働くようにする必要があります。
そのためには、普段の生活習慣の改善が必要です。
当院では自律神経失調症や不定愁訴は生活習慣や思考習慣が自然の法則からはずれた結果起こると考えています。
人間には生きていく上で、他人に代わってもらえない4つの活動があります。
「息、食、動、想」つまり「呼吸、飲食、身体動作、精神活動」の4つです。
これらの4つの自己責任行動のあり方が自然の法則に逆らった分だけ症状として現れるのです。
生活習慣チェックリスト
- 息を詰めて頑張りすぎて呼吸が浅くなっていませんか?
- 甘いものばかり食べ過ぎていませんか?
- 食べたくないのに食事の時間だからと無理に食べていませんか?
- 食べ物をよく噛まずに飲み込んでいませんか?
- 暴飲暴食を繰り返していませんか?
- 適度に運動をしていますか?
- 睡眠不足になっていませんか?
- 冬でもシャワーだけで済ませていませんか?
- いつもイライラしたり、不安な毎日を過ごしていませんか?
- 誰かのことを恨んだり妬んだりしていませんか?
- いつも自分のことを後回しにしていませんか?
日常のすべての活動・行動が深く症状と関連しています。
思い当たる項目があれば、一つずつ改善していきましょう。
4つの自己責任行動が自然と調和するほどに、症状は快方へ向かいます。
人間はそのように創られているのです。
当院はあなたが自然と調和した生活を取り戻すお手伝いをしています。
過敏性腸症候群を改善する整体
過敏性腸症候群の原因は腸が悪いのではありません。
腸に指令を送っている神経の伝達が上手くいかないことが原因です。
そこで整体で心身の調和を整え、過敏性腸症候群を根本的に改善するためのお手伝いを致します。
症状を抑えるのではなく、根本的な改善を目指す方にお勧めの整体です。
骨盤・脊柱の整体
整体で骨盤と脊柱のバランスを整え、身体にかかる物理的な負担を取り除きます。
自律神経のバランスを整える
過敏性腸症候群は自律神経のバランスの乱れが深く関係しています。リラックスの神経である副交感神経を活性化し、興奮・緊張の神経である交感神経の働きを鎮めるための整体を行います。
エネルギー整体
目には見えない生命エネルギーの流れを調整します。
脳と神経が深くリラックスして安心感に包まれます。
栄養指導
自律神経のバランスを整えるためには生活習慣の改善が必須です。
中でも食生活の影響はかなり大きいので、自律神経が正しく働くための栄養指導を行っています。
整体症例
病院で「過敏性胃腸炎」と診断を受けた男性が来院しました。
お仕事はパイロットをされていてとても責任のあるお仕事ですので、常時ストレスやプレッシャーはあるとのことでした。
過敏性胃腸炎の症状
このクライアント様の症状は、毎朝下痢をすることと、常時胃や腸がシクシクと痛いということでした。
病院で薬を処方されてはいるのですが、パイロットの仕事上飲めない薬もあるとのことでした。
ご自身の症状についてネットで検索する中で当院のHPを見つけてご予約を頂きました。
整体施術
まずはじめに説明から始めました。
胃や腸の症状は結果として生じていることであり、原因は自律神経のアンバランスにあるので自律神経のバランスが整うための施術をすることをお伝えしました。
直接的には頸椎周辺の緊張が関係していることと、間接的には骨盤や腹部の緊張により脊柱と頭部のバランスが悪くなりその結果自律神経のアンバランスを引き起こしていることをお伝えしました。
「へー!そうなんですね!今まで整体やマッサージにもいろいろ行ったけどそんな風に説明されたのは初めてです」とのこと。
骨盤の可動域をチェックすると腹部の緊張が強いためにほとんど動きません。
しかし、体の希望を表現するあることをすると、あっという間に骨盤がスイスイ動くようになり非常に驚かれていました。
次に頚部と胸郭のバランスを調整すると、その場でいくつかの変化が出てきました。
- 座る姿勢が別人のようになった
- 胃のシクシクする痛みが消えた
- 仰向けで寝るのが苦しかったのが楽になった
という変化が見られました。骨盤と頸椎の調整で胃の痛みが消えたので、クライアントさんは非常にびっくりされていました。
追記1
とても喜んで頂けて翌日も来院されました。
前日の晩は久しぶりに仰向けで寝られたそうです。そして翌朝はいつもの腹痛が無かったとのことでした。施術をしたときも骨盤の状態も前日よりもだいぶ良くなっていました。
劇的に痛みが改善したケースではありますが、脳と神経の緊張が解放されることでこのようにすぐに変化が出ることもあります。
追記2
二回目来院の二日後に三回目のご来院をされました。ちょうど一週間ほど仕事の休みをもらっていたそうで間隔を詰めて続けて通院されています。初回来院時から、腹痛も下痢もすっかり治まっているとのことでした。
一年ほど前から病院に通って西洋医学の治療を受けていたけれど、症状の改善がみられなかったのが当院の整体施術(多次元操体法セッション)を受けて劇的に症状が消えたので非常に喜んで頂けました。