私は整体院を一人でやっていますので私が体調を崩して仕事を休むことになっても代わりがいません。
予約を頂いているクライアントの皆様にも迷惑をかけることになります。

また、会社員や公務員と違い何の補償もありません。
仕事を休んだら収入が途絶えます。

なので、一般的な会社勤めをしている方と比べて体調管理には気を配っています。
実際、体調不良が原因で仕事を休むことはほとんどありません。

この記事では実際に私が実践している免疫力を高める方法を紹介します。

免疫力とは

免疫力とは、身体が外部から侵入してくる病原体や異物に対抗し、健康を守るための重要な防御メカニズムです。
この防御システムは、体内のさまざまな組織や細胞、化学物質が複雑に連携して構築されています。

免疫力は、病原体との戦いを通じて身体を守るだけでなく、体内の異常細胞や炎症からも守り、健康な状態を維持する役割を果たしています。
正常な免疫機能が維持されることで、感染症や疾患に対する抵抗力が向上し、健康的な生活を支えることができます。

免疫力を高める重要性

免疫力を高めることは、健康を維持する上で極めて重要です。
強力な免疫システムは、身体を病原体や異物から守り、感染症や疾患と戦うための不可欠な要素です。

特に現代社会では、ストレス、不規則な食生活、運動不足、睡眠不足などの要因が免疫力を低下させる可能性があります。
その結果、感染症や疾患にかかりやすくなることがあります。

免疫力を高めることは、健康な生活習慣を築く上で欠かせません。
バランスの取れた食事、適切な運動、十分な睡眠、ストレス管理などの方法を通じて、免疫システムをサポートすることが重要です。

免疫力を高めることは、健康な生活を送るための基盤を築くだけでなく、将来の疾患や感染症に対する抵抗力を向上させることにもつながります。
したがって、免疫力を高めることは、個人の健康と幸福にとって不可欠な要素であり、積極的な取り組みが求められています。

免疫力を低下させる避けるべき習慣

免疫力を低下させる生活習慣は、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、以下のような生活習慣は避けることが重要です。

不健康な食生活

加工食品や高脂肪、高糖質の食品は栄養価が低く、身体に負担をかけることがあります。
これらの食品を過剰に摂取すると、免疫システムの働きを妨げる可能性があります。

代わりに、野菜、果物、全粒穀物、健康な脂肪(オメガ-3脂肪酸など)を豊富に含む食品を摂取し、バランスの取れた食事を心掛けましょう。

運動不足

適度な運動は免疫システムを活性化させ、免疫細胞の循環を促進します。
運動不足は血液循環を悪化させ、免疫細胞が体内の病原体と接触する機会を減少させる可能性があります。

適度な運動はウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など、日常的に取り入れやすい活動から始めることができます。

睡眠不足

睡眠中に身体は修復や再生が行われ、免疫システムも活性化されます。
十分な睡眠をとることで、免疫細胞の数や機能が維持されます。

睡眠不足はストレスホルモンの分泌を増加させ、免疫システムを抑制する可能性があります。
規則正しい睡眠環境を整え、7-9時間の睡眠を確保しましょう。

ストレス

長期間のストレスは免疫システムを抑制し、炎症反応を増加させる可能性があります。
ストレスによって放出されるストレスホルモンは、免疫細胞の活性を低下させ、感染症や炎症性疾患のリスクを高めることがあります。
ストレス管理の方法としては、深呼吸や瞑想、ヨガ、趣味の活動などを取り入れることが有効です。

喫煙や過度の飲酒

喫煙は免疫システムを弱め、呼吸器系の感染症や炎症を引き起こすリスクを高めます。
また、過度の飲酒は免疫細胞の機能を抑制し、肝臓や消化器系にダメージを与えることがあります。
喫煙や飲酒を控えることで、免疫システムの機能を維持し、健康を保つことができます。

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これらの生活習慣は、免疫力を低下させる可能性があるため、積極的に改善することが重要です。
健康的な生活習慣を実践し、免疫力を向上させることで、病気や感染症から身を守ることができます。

免疫力を高める方法

それでは院長の私が免疫力を高めるために意識的に実践している方法を紹介します。

腹八分目

食事はなるべく腹八分目を心がけています。
食べ過ぎが続くと胃腸が疲れます。

特に腸内環境は免疫と深く関係していますので、胃腸にダメージを与えないようにします。
お酒は好きですが、基本的に休前日以外はなるべく飲まないようにしています。

普段は小食で過ごしています。
胃腸の調子が良いと気分も良いし免疫力も良い状態で維持しやすいと思います。

糖質制限食

体調不良を訴える人や慢性疾患で悩んでいる人の多くが、糖質過多の食事をしています。
特に精製糖質を多く採っている人はホルモン分泌が乱れたり、自律神経が乱れやすくなります。
多くの病気が糖質過剰に起因していると主張する医師もいます。

普段の生活では砂糖や小麦製品の摂取をなるべく控えた食事を摂るようにしています。
食後のだるさ、眠気なども少なくなります。

高たんぱく食

人間の体の構成成分を考えると最も重要な栄養はたんぱく質と言えます。
内臓、筋肉、皮膚、髪の毛、ホルモンなどの材料もたんぱく質です。

たんぱく質は体重×1gが最低必要量と言われていますが、多くの人が不足気味です。
肉、魚、卵、チーズ、納豆、豆腐などを毎食何かしら摂取するように心がけています。

また、毎日プロテインも溶かして飲んでいます。
当院のクライアント様にもプロテインをお薦めすることが多いです。

プロテインを飲むようになって、身体の調子が良くなる人はとても多いです。
自律神経系の不調、メンタル系疾患、関節痛、無気力、だるさなども改善しやすいです。

ビタミン・ミネラルの補給

食事だけでは不足しがちなビタミンやミネラルも必要に応じてサプリメントで摂取しています。
常時摂取しているのは以下のサプリメントです。

ビタミンC

ビタミンCは、免疫力向上以外にもさまざまな効用があります。
抗酸化物質として、免疫細胞の活性化や免疫機能の維持に役立ち、感染症や疾患から身体を守ります。

また、細胞の酸化ストレスから保護し、細胞のダメージを軽減します。
さらに、コラーゲン合成を促進し、皮膚や結合組織の健康を維持し、ストレスへの対抗力を高め、心身の健康をサポートします。

ビタミンB群

ビタミンB群には、それぞれが身体の異なる機能に関与しています。
例えば、ビタミンB1は糖質や脂質の代謝を促進し、エネルギー生産に不可欠です。
ビタミンB12は赤血球の形成や神経系の正常な機能に必要であり、貧血や神経障害の予防に寄与します。

他のビタミンB群も、細胞のエネルギー生産や代謝反応に重要な役割を果たし、皮膚、神経、消化器系など、身体の様々な部位の健康維持に貢献します。

ビタミンE

ビタミンEは脂溶性の抗酸化物質で、細胞の酸化ストレスから保護し、細胞膜の安定性を維持します。
主な効用としては、細胞や細胞膜の酸化から守り、細胞の老化や損傷を予防し、さまざまな疾患のリスクを軽減します。

また、免疫細胞の活性化を促進し、感染症や炎症への抵抗力を高めます。
血管内のコレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化や心臓病のリスクを低減します。

さらに、炎症反応を抑制し、関節炎などの症状を和らげ、皮膚を紫外線や外部要因から保護し、健康的な肌を維持します。
ビタミンEは植物油、ナッツ類、種子、緑黄色野菜に豊富に含まれています。

ビタミンD

ビタミンDは重要な栄養素で、主に以下の効果があります。
まず、カルシウム吸収を促進し、骨の健康維持や骨密度向上に寄与し、骨折リスクを減少させます。

免疫細胞の活性化や免疫機能の維持、血圧調節、神経細胞の発達や機能維持にも重要です。
日光や特定の食品から摂取できますが、不足する場合にはサプリメントが役立ちます。

亜鉛

亜鉛は身体に必要なミネラルであり、免疫システムの強化や傷の治癒促進、味覚・嗅覚の維持、ホルモンバランスの維持、そして抗酸化作用が知られています。

免疫細胞の機能をサポートし、感染症や疾患から身体を守り、また、傷の修復や再生を助けます。
さらに、味覚や嗅覚の維持、ホルモンのバランス調整、抗酸化作用にも関与し、健康をサポートします。

腸活

免疫細胞の70%が腸で作られると言われています。
腸内環境と免疫力は深い関係があります。

腸活として整腸剤を活用したり、リンゴ酢も毎日少しずつ摂るようにしています。

体を温める

どこか不調を感じた時にはなるべくすぐに身体を温めるようにしています。
冷えは万病の元ですので、普段から体を冷やさないように気を付けています。

氷水などは飲みません。

服はいつも多めに着て暑い時は脱げるようにしています。
暑い時は服を脱げばいいですが寒いのを我慢していると後で風邪をひいたりします。

特に夏場は油断しがちですが、冷房の効いた室内で冷えることも多いので、外出する時は何か上に羽織れるものを着ていきます。

ストレスマネジメント

いつもストレスにさらされていると免疫も低下しやすくなります。
普段からストレスをためないようにしたり、ストレスを感じたときはなるべく早くストレス解消をするようにしています。
瞑想、ストレッチ、操体法、趣味、温泉に入る、運動等々、自分に合ったストレス解消法を持っておくのは役に立ちます。