「ここ数年、不整脈が気になって仕方がない…。」

そんな悩みを抱えていたのは、70代の男性。
10年前に心筋梗塞を経験し、その後も健康には気をつけていたものの、ここ3年ほど期外収縮(不整脈)が頻繁に起こるようになりました。

病院での検査では「命に関わるものではない」と言われたものの、本人にとっては日常生活の中で常に気になる症状。
心臓がドキッと飛ぶような感覚が続くのは不安だったそうです。

そんな中、「体のバランスを整えれば、不整脈も落ち着くかもしれない」と考え、整体を受けてみることにしました。
結果、3日連続で施術を受けたところ、不整脈の症状が目に見えて改善!

今回は、この男性がどのように整体で不整脈を改善したのか、その経過について詳しくご紹介します。

期外収縮とは?— 不整脈の一種

期外収縮(きがいしゅうしゅく)とは、不整脈の一種で、通常の心拍のリズムとは異なるタイミングで心臓が収縮する現象を指します。
心臓が本来のペースメーカー(洞結節)の指示とは異なるタイミングで収縮を起こすため、「ドキッ」「ドクン」といった違和感を感じることがあります。

期外収縮の特徴的な症状

  • 脈が飛ぶように感じる

    • 通常のリズムの間に、不意に早い心拍が入る。

  • 動悸や胸の違和感

    • 突然「ドクン」と強く打つ感じや、心臓が一瞬止まったように感じることがある。

  • 喉や胸の詰まるような感覚

    • 脈が乱れることで、胸のあたりが妙に落ち着かない感覚が出ることもある。

  • 脈が抜けるような感じ

    • 期外収縮の後、次の心拍までの間隔が長くなるため、脈が一拍飛んだように感じることがある。

期外収縮の原因

期外収縮は、心臓自体に問題がある場合と、そうでない場合があります。

生理的なもの(健康な人でも起こる)

  • ストレスや疲労

  • カフェインやアルコールの摂取

  • 睡眠不足

  • 自律神経の乱れ

病的なもの(心臓の疾患が関与)

  • 心筋梗塞や心不全の既往

  • 高血圧

  • 心筋症

  • 弁膜症

期外収縮は健康な人でも起こることが多いですが、頻繁に感じる場合は、生活習慣の見直しや適切なケアが必要になることがあります。

次に、この症状を抱えていた70代男性が、整体によってどのように改善したのかをご紹介します。

整体による不整脈(期外収縮)へのアプローチ

不整脈(期外収縮)に悩む方の中には、「病院で検査をしても特に異常はないと言われたが、症状が気になる」という方が少なくありません。整体の視点から見ると、このような不整脈には身体のバランスの乱れが関与していることが多く、特に胸郭周辺の筋膜の緊張が大きな影響を与えているケースがよく見られます。

胸郭の緊張と不整脈の関係

胸郭は心臓を囲むように位置しており、呼吸や姿勢の影響を受けやすい部分です。ストレスや長時間の同じ姿勢、または過去の怪我などが原因で胸郭周辺の筋膜が過度に緊張すると、呼吸が浅くなり、自律神経のバランスが崩れやすくなります。これにより、交感神経が優位になり、不整脈の症状が悪化することがあります。

整体の施術

整体では、以下のようなアプローチを行い、不整脈の症状緩和を目指します。

① 胸郭周辺の筋膜を緩める 胸郭周辺の緊張を解放することで、呼吸が深くなり、副交感神経が優位になりやすくなります。これにより、心拍の安定が期待できます。

② 骨盤のバランス調整 胸郭の緊張は、実は骨盤の歪みとも密接に関係しています。骨盤の歪みが背骨のバランスを崩し、最終的に胸郭へ負担をかけてしまうことがあるため、骨盤の調整も重要なポイントになります。

③ 神経系の緊張を緩める施術 不整脈の多くは、自律神経の乱れによる影響を受けています。そのため、全身の緊張を和らげ、副交感神経の働きを高める施術を行います。特に、首や背中の筋肉を優しくほぐすことで、神経系が落ち着きやすくなります。

栄養療法的なアプローチ 〜 マグネシウムの重要性 〜

不整脈には、整体だけでなく栄養面からのアプローチも有効です。
特に、
マグネシウム不足は不整脈と深い関係があると考えられています。
そこで、今回のケースではマグネシウムのサプリメントを勧めました。

この男性は、病院で便通を良くする目的で酸化マグネシウムを処方されていましたが、服用すると不整脈が悪化するような感覚があったため、マグネシウムの摂取を中断していたとのこと。

しかし、酸化マグネシウムは腸内で吸収されにくく、体内のマグネシウムレベルを十分に補うことができません
そこで、以下のようなアドバイスを行いました。

  • 酸化マグネシウムが含まれていないサプリメントを選ぶ

  • カルシウムとマグネシウムのセットではなく、マグネシウム単剤のものを摂取する

  • 経皮摂取も効果的なので、お風呂に塩化マグネシウム(にがりなど)を入れて活用する

マグネシウムは筋肉の緊張を和らげ、神経の興奮を鎮める働きがあるため、適切に補うことで不整脈の改善が期待できます。

70代男性の症例

今回、不整脈(期外収縮)に悩む70代の男性に整体を施術したところ、

  • 施術中、とてもリラックスされ、寝息を立てるほどリラックスされていた

  • 1回目の施術後から不整脈の症状が目に見えて改善

  • 栄養面でもマグネシウムを適切に摂取することで、さらに安定した状態が期待できる

という変化が見られました。

まとめ

不整脈(期外収縮)の原因はさまざまですが、整体の視点から見ると、胸郭周辺の緊張や骨盤のバランス、自律神経の乱れが影響していることが多く、それらを調整することで症状の改善が期待できます。

また、マグネシウム不足も不整脈と関係が深いため、適切な形でのマグネシウム補給が重要です。

「病院では異常なしと言われたが、不整脈が気になる…」という方は、一度整体を試してみるのも良いかもしれません。
身体のバランスを整えることで、心臓のリズムが安定し、より快適な日常を送る手助けになる可能性があります。

 

>>不整脈の整体