執筆者:院長 上川名 修

不整脈の不思議な改善例

不整脈の不思議な改善例

前回来院時に次回の予約を数日後に頂いたのですが、熱が出たとキャンセルになりました。
インフルエンザに罹ってしまったそうです。
インフルエンザが治って再度改めて予約を頂き来院しました。

そしてこんな話をしてくれました。

「私は風邪をひいても熱が出ないんです。前もインフルエンザに罹った時も37度くらいしか熱が上がらなくて。でも今回はしっかり熱が出たんです!」

インフルエンザで発熱したことをとても前向きに捉えてくださっていました。
当院の整体は症状を追いかける施術ではありません。

身体の自己調整力を高めることを目的にしています。
症状は私が治そうとしなくても自己調整力で治っていくのです。

整体を受けて自己調整力が高まり、必要に応じて身体がいろんなことをしてくれるようになります。
本来の機能が目覚めるのですね。

だから、時には思ってもみなかったような症状が改善することもあります。

不整脈が治った!

それとこんなことも教えてくれました。

「私は不整脈があって、ずっと脈が飛んでいたんです。それが先日整体を受けてから気にならなくなってどうやら治っちゃったみたいです。」

不整脈があったことは知らされていなかったので私は一切知りませんでした。
だから不整脈に対する施術は一切していないのです。

身体全体が調和した結果、いろんなことがよくなったのです。

前回の来院時は首が痛くて、カラーを巻いて、その中にはグルグル巻きの湿布を貼っていました。
それもしなくてよくなりました。

首の痛みもだいぶ良いようです。

不整脈と筋膜の関連性

以前に通院していた別の不整脈のクライアントさんを思い出しました。
40代の男性で病院で不整脈と診断を受けたけれど有効な治療法が見つからず、当院に来院したのでした。

その方の話だと、不整脈の薬がその人に合うかどうかは実際に服用して数か月経過しないとわからないのだそうです。

そして合わない場合はまた別の薬に変えて数か月様子を見る、という繰り返しなのだそうです。
それで他に何か良い方法はないものかということで当院に来られたのでした。

肋骨周りの筋膜の緊張

この方の身体は左のわき腹の上の肋骨周辺の筋膜が固くなって突っ張ったようになっていました。
その周辺が緩むように整体を行い、しばらく通院するうちに不整脈の症状も緩和していったのです。

私は不整脈が治るような方法は習ったことがないのですが、胸周りの筋膜の緊張と不整脈は何かしら関係しているように思います。

今回の30代の女性も肋骨周辺の緊張がとても強かったです。
そしてその緊張が緩むと同時に不整脈の症状も改善されたのでした。

この方は当院に来る前にも他の治療院に通っていました。
鍼治療とマッサージを受けていました。
毎回行くたびに疲れてぐったりしていたそうです。

前回当院の整体を受けて、「あ~~、気持ちが良いです~~、身体が喜んでいるのがわかります~~~」と言ってました。

そうなんです。身体が喜ぶようなことをするのです。
とくに何かを治そうとしなくてもいいのです。

気持ちよさを味わうと身体は自然とバランスを取り戻すようになっているのです。
そして、不整脈が改善したり、風邪をひいたときにちゃんと熱が出るようになったり、不思議なことが必要に応じて起こるようになっているのですね。

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>>不整脈の整体